16時18分48秒 [C++ Builder]
チェックリストボックス(TCheckListBox)とか、リストボックス(TListBox)とか、コンボボックス(TComboBox)とか、リストを提供するGUIを使うことがよくあります。
用途によっては、リストの中身は永久に固定な場合もありますが、リストの中身をユーザに編集(追加・削除)させたい場合も多くあります。
そのような場合、レジストリとかファイルとかにリストの中身を保存する必要があります。
リストの中身を単一のファイルに保存させるのであれば、まあそのまま保存させればいいんですけど、設定項目の多いアプリケーションの場合、設定保存用ファイルを1つに集約したいことがあります。
そんな場合、リストの中身を1つの長い文字列に変換して保存し、起動時にはその長い文字列をリストに展開する、…という作業が必要になります。
方法としては、リストの中身をCSV形式の文字列に変換して保存する、というのが楽で良さそうな気がしますが、リストの中身をループしてCSVに変換したり、その逆の作業を行うプログラムを書くのは面倒です。(まあ、1度書けばずっと再利用できるわけだけど。)
で、今までは面倒だなあと思いつつもコードを書いてきたわけなんですが、なんと、もっと便利なメソッドが存在することに、さっき気づきました。(笑)
リストの文字列は、TStrings オブジェクトなわけですが、TStrings には、CommaText というプロパティがあるんですねー。
これは、リストの中身をカンマ区切りの文字列(CSV)として扱えるプロパティです。
うおー。
こんな便利なプロパティがあったんかいっ。
というわけで、リストの中身をCSVにするときは、
という感じで書けば良いし、CSVをリストに展開するときは、
と書けばよいのですな。^^;
簡単すぎ…。
ううう。今まで頑張ってCSV変換コードを書いてた自分って…。orz
ちなみに上記のサンプルは、「ListBox1」は、リストボックス(TListBox)とか、チェックリストボックス(TCheckListBox)とか、コンボボックス(TComboBox)とか。
「CsvString」は、AnsiString型の変数とか。(文字列を格納する変数)
こりゃ便利だわ。
各1行で終わりだもんなあ。^^;;;
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:0件
コメント数: 0件