13時48分51秒 [Web関連]
せっかくRSSを提供しているのに、「RSSを提供している」という事実が分かりにくいサイトがあります。
「RSS Auto Discovery」という仕組みを使っていれば、RSSに対応したブラウザのどこかに「RSSがありますよー」というサインが表示されます。Firefoxならステータスバーの端にアイコンが出ますし、Operaならアドレス欄の端にマークが出ます。
普段からRSSを活用している人の場合、たぶん、このサインを見てRSSがあるかどうかを判断すると思うのですが、ここにサインが出てこないからといって、RSSが提供されていないとは限らないので注意が必要です。(^^;)
単純にRSSを生成して、そのRSSをWebにアップしてるだけの場合、ブラウザはRSSの存在に気づけません。もちろん、RSSへのリンクはどこかにあるでしょうが。(そうでないと人にも気づいてもらえない。^^;)
RSSの存在をブラウザにも分かってもらうためには、HTML内に「RSS Auto Discovery」という仕組み(link要素)を使ってRSSの存在を記述しておきましょう。
HTMLのhead要素内に次のように記述するだけです。
もし、Atomフィードも提供するなら、次のようになります。
何行でも書けるので、複数のRSSを提供していたり、RSSとAtomを提供していたりする場合には、フィードの数だけ列挙します。
こんな感じで。
こうしておけば、RSSの存在をブラウザに伝えることができ、その結果、アクセス者にRSSの存在を分かりやすく伝えることができます。
この方法を使わずに、ただ、RSSファイルへのリンクを貼っておくだけだと、そのリンクを見逃してしまった場合に、RSSが提供されていることに気づけません。これは、なかなかもったいないことです。せっかくRSSを提供しているのに。
ええと、なんか、RSS Auto Discoveryの説明みたいになっちゃったけど、言いたいことはむしろそっちじゃなくて(^^;)、「一見RSSを提供してなさそうなサイトでも、RSSが提供されていることもあるよ。」ということで、「RSSが欲しい!」と思ったら、ブラウザにサインが出てなくても、ちょっと探してみた方がいいよ、という話でした。^^;
例えば、@ITもそうですね~。
意外とあるんですよ、そういうサイト。
あ、「Fumy RSS & Atom Maker」でRSS/Atomフィードを作成した場合も、HTMLには自分でRSS Auto Discoveryを書いておかないといけないので注意して下さい。(^^;;;
メインのHTMLにRSS Auto Discoveryが記述されてない場合には、なんかお知らせする機能でも加えようかなあ…。(まあそこまでするんなら、RSS Auto Discoveryそのものを追記するようにした方がいいかも知れないけど。^^;)
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:2件
piccoloさん、どうもです。
分かりやすかったですか。(^_^)
ありがとうございます。そう言って頂けると嬉しいです。書いた甲斐があったというものです。
投稿者 にしし : 2006年05月18日 01:13
コメント数: 2件
にししふぁくとりー様
初めまして、この日記とってもわかりやすかったですね。
特に「RSSの存在をブラウザにも分かってもらうためには」
ってところが、理解しやすかったですよ。
助かりました。
投稿者 piccolo : 2006年05月17日 21:04