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Amazon Web Serviceが返すXML用のXSLTで

Amazon Web Services(AWS)を使って返ってくるXMLの名前空間は、今だと http://webservices.amazon.com/AWSECommerceService/2005-10-05 なんだけど、今後、AWSの機能が変更されたときには、この名前空間の文字列が(そのときの日付に)変更になるらしい。

そうすると、この名前空間が何であっても解釈されるようなXSLTを作ろうと思うと、名前空間を無視するようなXPathの記述をしないといけないわけで、

*[local-name()='ItemAttributes']/*[local-name()='Title']

みたいな指定をしないといけないっぽくて、なんだかややこしいなあ…と思ってたんですよね。

ところが。

Amazon Web Servicesが返してくるXMLは、「いつのバージョンの形式で返して欲しいか」をこちらがリクエストできるらしく、自分が開発に使ったときのバージョンで返すように常に指定しておけば、(新しく実装された内容については得られないものの)普通にXSLTを記述するだけで良くなることが判明。

Versionプロパティに、「2005-10-05」みたいな値を指定しておけば、常にこのバージョンでのXMLが返ってくるようです。
こうしておけば、最初から、

xmlns:aws="http://webservices.amazon.com/AWSECommerceService/2005-10-05"

みたいな名前空間を記述しておいて

aws:ItemAttributes/aws:Title

のように参照できるのですね~。

コメント

検索してたどりつきました。

今ECS4.0に取り組もうといろいろやっていまして、
まさにタイムリーな記事でした。

この記事を書かれたのは1年以上前ですが。。。

参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

そしてトラックバックさせていただきます。

投稿者 はやぶさ じろう : 2007年10月18日 10:46

はやぶささん、どうもです。
お役に立てたようで嬉しいです。(^_^;)
ESC4.0がんばって下さい。^^;

投稿者 にしし : 2007年12月01日 23:36

コメント数: 2件

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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