23時00分00秒 [Web関連]
RSS広告というのがあります。RSSフィード中に(エントリの内容に合致した)広告を挿入するサービスのことです。私は利用していませんけども、徐々に普及してるみたいですね。で、これをうまく活用するには、RSSフィードにエントリ全文を含めないといけないような気がします。理由は2つ。
[1] 適切な広告を自動で選ぶために必要
RSSフィードだけを読んで、自動的に適切な広告を選ぶためには、本文の全文を読めた方が良いでしょう。文章が長い方が、より関係のある広告を選びやすいですから。
エントリの先頭100文字程度では、関係のある広告をうまく選べないかも知れません。
ですから、RSS広告をうまく活用するためには、RSSにエントリ全文を含めておく方が良さそうです。(Movable Typeは、自分でカスタマイズしない限り、RSSにエントリ全文を掲載します。)
[2] 本文の最後に広告がある方が効果がある
RSSフィードに、エントリの途中までしか掲載されていない場合、最後まで読むには、別途Webサイトにアクセスする必要があります。
記事の途中にある広告よりも、記事の最後にある広告の方がクリック率が高いと、確か昔々ValueCommerceあたりのメルマガか何かで言われてた気がします。
他にもそういう話はちょくちょく見かけてた気がします。「気がします」ばっかりですが。^^; 具体的なソースは思い出せませんけど、よく言われてませんかね?^^;
この点からも、RSS広告を活用するなら、RSSフィード内で全文が読めるようにしておき、本文が終わったあとで広告を見せるような形にする必要があるような気がします。
いかがなもんでしょう?
ちなみに私は、FirefoxのRSS機能(ライブブックマーク機能)を活用してブログを読んでます。それは、RSSから「エントリのタイトル」だけを得る機能なので、本文は、各ブログのWebにアクセスして読んでます。(ですから、RSSに何が含まれているかは気づけません。^^;;;)
以下余談。
RSSの略し方の1つは、RDF Site Summaryです。Summary(サマリー)とは「概要・要約」という意味。でも、全文を掲載している場合、全然「概要」じゃないですね。^^;
RSSの略し方には、「Really Simple Syndicationの略」というのもあるので、こっちだと考えれば何もおかしなことではないですが。(ここでのSimple(シンプル)というのは、中身の文章のことではなく、RSSの構造の話ですから。)
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:2件
RSS1.0はRDFですから、RDF Site Summary ですよね。
最初、RSS0.9のときの名称が RDF Site Summary で、その後、0.91/0.92 で Rich Site Summary と呼ぼうみたいなことが言われたんだったと。
んで、もっとシンプルな記述にしたい!ということで、RSS2.0では Really Simple Syndication ということになったんだったような。
RSS1.0と2.0の両方を別々に公開するのは、2.0は1.0の後継というわけではなく、全く別物だからです。
で、Atomの名称がかなり謎ですね…。^^;;;
投稿者 にしし : 2006年01月10日 19:36
コメント数: 2件
> でも、全文を掲載している場合、全然「概要」じゃないですね。^^;
ツッコミ来ました!
私も同じ感想です。
ところで、RSS2.0だと、「全文」載ってしまいます。
RSSの略し方が変わったのかな?とちょっと思っているのですが・・・
どうなんでしょうね?(^^;
投稿者 宣伝中止! : 2006年01月10日 16:21