23時01分52秒 [仕事]
普段、All Aboutで記事を書いていて思うこともあったんですけど、それ以上に、1冊本を書いてみて強く思ったことがあります。それは、「サンプルを作るのが大変!」ということなんですね。(^^;) ウェブ作成関連の記事を書いているので、当然、紹介したいテクニックを使ったサンプル(使用例)が必要になります。そのサンプルのネタを考えるのが、なかなか大変なのですよ…。
で、最近、本を買って読むときに、そこで提示するためだけに作られた(と思う)サンプル(のウェブページ例)を見ると、「良く作ったなあ…」と思って感心します。(笑)
サンプルって、そんなにじっくり見られることもなく、さらっと流されるモノだと思います。でも、あるのとないのとではわかりやすさが大違いなのですよね。
実際のところ、記事を書くのと同じくらいの時間を、サンプルの作成に費やすこともよくあります。「このテクニックを使うとこんなページが作れますよー」ということを示すためのサンプルなので、そのテクニック自体を活用する箇所はすぐに出来上がります。ただ、それだけじゃあダメで、「実際に読者が作ってみたくなるようなページ」として見せる必要があるので、テクニックとは無関係なネタもサンプル中に仕込む必要があります。^^;;;
例えば、プルダウンメニューを作る方法を説明したい場合、ただプルダウンメニューをサンプルとして用意したんじゃダメです。プルダウンメニューが実際に使われるような場面(ウェブページ)をまるごと用意して示さないと、初心者な読者には伝わりません。
すると、記事の本題である「プルダウンメニュー」の箇所以外にも、タイトルや本文などダミーの文章を書いたり、レイアウトを考えたり、配色を考えたりする必要があります。要するに、本題以外の部分に手間が掛かるのですね…。^^;;;
ダミーの文章も、「文章文章文章文章文章」みたいな本当にダミーの文字列ではダメで(^^;)、「本当に存在するウェブ」のように見せるための文章が必要です。
この点で、ネタを考えるのにずいぶん悩みます。
で、悩んだ結果、いいものができるかどうか…、そりゃ分からんのですが。(笑)
なんか題材にするウェブサイトが既に存在して、そこで使われてる技術について解説する…ということなら、サンプルを作る必要がほとんどないので楽でいいんですけど。^^;;;
ライセンスフリーの画像素材配布サイトって結構ありますよね。私も、All About経由で1つ年間契約してますけど。
それと同様に、ライセンスフリーの文章素材配布サイトってないもんですかね?(笑) それがあったら、ダミーの文章ネタを考える必要がなくなって楽でいいんですが。(笑)
特に大変だなーと思うのは、「Good Case」、「Bad Case」みたいな、良い例と悪い例を対比させて紹介してる記事や本。これ、1つの本題に対してサンプルが複数個必要なわけで、サンプル作るの、相当大変だと思いますよ…。^^;;;
いや、もしかしたら、他の方々はすんなりさくっとサンプル作成されてるのかも知れませんけど…。
中級者以上向けの記事や本だと、本当に本題に関係する部分だけを提示するので十分(というか、むしろ必要最低限のサンプルの方が分かりやすい)ので、サンプル作る手間は減ると思うのですけどね。(逆に他の要素での手間は増えるかも知れないけど。)
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