05時25分22秒 [C/C++言語]
技術評論社から、「C++ 入門書の次に読む本」という書籍が出版されています。今月に出たばっかりの本。これ、なかなか良さげです。オビには次のように書かれています。
C言語モドキなソースコードから卒業しよう
C言語ライクなC++のコードこそ
Cプログラマーが落ちる穴
C++のみに備わった機能を使い倒そう!!
紀伊國屋でふと目撃して気になって手に取ってみたら、かなり良さそうな内容だったので即買いでした。
「入門書の次に」とあるように、そんなに難しい内容を扱ってるわけではないのですけど、だからといって本当にプログラミングをし始めたばかりの人向けではないです。プログラミングをC++から始めた人は、純粋にC++系の解説書を読むのがいいでしょう。これは、C言語でプログラムを書いてきたことがあって、C++もかじり始めた…という人に役立つ本ですね。
C++内では、C言語流の記述方法が許されるので、Cプログラマは、C++で書いてるつもりでも、今まで培ってきたC流の書き方で書いてしまいがちですよね。そういう人にこそ、こういう本が必要だと思います。
大学ではなぜかC++ではなくCの実習を主にするので、大学で初めてプログラミングを知って、そこで提供される情報だけで来た学生は、Cプログラマになってます。オブジェクト指向言語ではないC言語にそこまで固執する理由がよく分からんのですが、まあそれはともかく、C++をやろうと思う学生は、C++入門書と一緒にこれも読んだらいいんじゃないかと思います。
◆C++ 入門書の次に読む本/朝井 淳(著) 技術評論社 (248p)
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