23時48分43秒 [ソフトウェア]
WindowsXPでは、ZIP形式の圧縮ファイルが標準でサポートされてます。おかげで、特別なアーカイバを導入せずにZIP形式の圧縮・展開が可能になってます。でも、なんかZIPファイルの中身を勝手にスキャンするので、ZIPファイルが大量にあるフォルダをエクスプローラなんかで参照したら、開くまでにえらい時間がかかっちゃいます。
もしかしたらこの機能を便利に思ってる人も居るかも知れないのですけど、私は迷惑です。(笑) ZIPファイルを展開したいときには自分で操作するんだから、いちいち勝手にスキャンしなくていいです。それよりも、さくっとフォルダの中身を見せて下さい…。
…という、私と同じ考えの人は、regsvr32というコマンドを使ってごにょごにょ操作すると、自動的にスキャンされるのを防ぐことができるようです。
◆Windows XP で zip の内容をスキャンしないようにする(@裏表)
コマンドプロンプトから、上記のWebで解説されてるコマンド(2つ)を実行すれば、ZIPファイルの中身を勝手にスキャンしないようになります。こりゃ便利そうだ。
副作用として、圧縮フォルダが使えなくなるようです。圧縮フォルダって使ってる人居るのかな?圧縮せにゃ入らんほどディスクスペースを圧迫してる場合は、単純に大容量HDDを導入するのがスマート(?^^;)な解決策でしょう。つーか、ディスクスペースを占有するのはたいてい動画や画像ファイルなんだから、圧縮フォルダ作ったって、どうせほとんど効果は期待できない気が。
(MPEGとかの動画形式やJPEGなどの画像形式はそもそもそれ自体が圧縮形式なのでそれ以上の圧縮はほとんど無理。)
ところで、ここで紹介されてる「regsvr32」というコマンドは一体何なんだ?
…と思ってググってみると、どうやらCOMコンポーネントをWindowsに登録したり解除したりするコマンドらしい。COMコンポーネントというのは、Microsoftが作った仕様で作られたプログラムで、何かWindowsの一部として動いたりできるよーなもの。…という説明では正しくない気もするけど、まあ詳しくは下記の用語辞典でも参照して下さい。
◆regsvr32とは
◆COMコンポーネント(@e-Words)
ちなみに、この「regsvr32」というコマンド、CUIで動作するコマンドなのに /? というパラメータを受け付けず、GUIでヘルプを表示ます。(笑)
完全にWindows上で使われることを前提にしたコマンドですね。…ってまあその通りだから別に困りはしないかもしれないけど。ヘルプも標準出力に出してくれる方が、テキストを選択してコピーとかし易くてありがたいんだけどなあ。^^;
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:2件
確かにクラスタギャップは減りそうですね。細かいテキストファイルがたくさんある場合には有効そうですねー。
投稿者 にしし : 2006年04月09日 21:45
コメント数: 2件
ノートパソコンで細かいファイルがいっぱいあって、書き込みより読み込み中心で、たまにしか使わない/もしくは手動で開くだけ、けれど、無いと困るファイル群なんてのは圧縮フォルダに入れてます。
マニュアルの類とかの細々したテキストファイルとか、あと、地図データなんかも圧縮フォルダに入れると割と圧縮されます。
圧縮率が悪い場合でも、細かいファイルが多いときはクラスターギャップが減るのだろうと予想しています。
投稿者 Tiger : 2006年04月09日 19:58