00時26分13秒 [ニュース]
野村総合研究所の発表によると、HDDレコーダのような「気軽に大量録画できる機器」によって録画量は増えているものの、「見ないまま消してしまう録画」が増えるだけで、全体の視聴時間は変わっていない、らしいです。
◆「あとで見る」に埋もれるHDDレコーダー(@ITmedia)
HDDレコーダーに保存してある番組の数は、昨年より10.4番組(39%)増えて37.3番組になった。「容量があればあるだけ番組が蓄積されるため、HDD需要は尽きない」
(中略)
その一方で、1週間あたりの動画視聴時間は平均27.1時間と昨年より0.2時間減っており、ため込んだ番組も見切れていないようだ。
(中略)
1度も見ずに削除する番組数も1週間あたり0.8番組と、昨年よりも0.3番組増えている。
この記事を読んで、HDDレコーダを使ってない人々は、もしかしたら、「HDDレコーダで大量に録画できるようになっても意味ないんじゃ?」と思うかも知れません。でも、それは違います。大量に録画できるというのは、今までのビデオテープへの録画とは大きく異なります。
番組の視聴時間が変わらないのは、まあ当然とも言えるでしょう。大量に録画できるからといって、大量に余暇時間が増えるわけではありませんから。では、大量に録画できることにどんなメリットがあるのかというと、「(自分にとって)より面白い番組を見ることができる」という点です。
HDDレコーダは、従来のビデオのようにテープ残量を気にする必要もない上、簡単に削除できます。なので、「もしかしたら面白いかも知れない」という程度の理由でも「とりあえず録画」しておくことができます。その番組は、予想通り「あまり面白くない」かも知れませんが、もしかすると「予想以上に面白い」かも知れないわけです。
従来のテープだと、録画可能時間が非常に限られているため、録画するかどうかを検討する段階から、かなり厳選する必要があります。それによって、「本当は自分にとってかなり面白い」はずの番組を逃してしまう可能性があります。
HDDレコーダなら、番組の頭出しが一瞬で可能ですから、面白くなければすぐに他の(録画してある)番組に切り替え、面白くない番組はさっさと削除することができます。これによって、「限りある視聴時間」を「本当に面白いと思える番組の視聴にだけ使える」というメリットが出てきます。
だから、「見ずに消してしまう番組が多い」からといって、「大容量の意味がない」わけでは決してないわけです。
…でも、実際には、番組の冒頭を見て「そこそこ面白そう」と思える番組が結構多かったりするので、なかなかばっさりとは消せないのですが…。(笑)
私が所有しているHDDレコーダRD-X5には、600GBのHDDが内蔵されています。今のところ、HDD消費量はまだ半分は超えてないと思います。^^; まあ、越えるのは時間の問題ですが。
もはや、フォルダ機能を有効に活用しないと、何をどれだけ録画したのかさっぱりわからない状況に…。^^;;;;;
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