19時45分07秒 [小物・家電]
東芝がDVD非搭載で250GBのHDDを搭載したHDDレコーダー「RD-H1」を約32,000円で投入したときはなかなか驚きでしたが、とうとうRD-H1は完売で、東芝の主力HDDレコーダー(DVD非搭載機種)の主力は、後継機の「RD-H2」になっているようです。
いつの間にやら「RD-H2」の価格が下がっていて、直販で¥33,800円。ほとんど、「RD-H1」の初回投入時の価格と同じにまで下がってます。HDD容量は400GB。
カタログ値では、録画できる時間は、最大約713時間。個人的には、3.0~3.8Mbpsで録画することが多いので、それを考えるとだいたい、250~300時間くらいになるんじゃないかと思います。録画時間は。
この「DVD非搭載」機種は、「見たらすぐに消す」ことが多い人や、「単に追加HDDが欲しい」人向けだと語られることが多いのですが、個人的にはポイントはそこではありません。このRD-H2では、LAN経由で、録画した番組を(無劣化で)ダビングできることがとても重要です。
想定された用途としては、LAN上に存在する他のRD-Style(東芝製DVD/HDDレコーダ)へ、ネット経由でダビングが可能で、そうすることによって、ダビング先のRD-StyleでDVDに焼いたりできる…という活用方法があります。もちろん、RD-H2を「既存RD-Styleの追加HDD」という位置づけで購入した方々はそういう利用方法にもなると思います。
でも、RD-H2が真価を発揮するのは、フリーソフトウェアの「Virtual RD」(※)を使った場合です。
「Virtual RD」は東芝とは無関係な個人が作成したフリーソフトなのですが、このソフトウェアをLAN上のWindows PC上で起動させておくことで、LAN上に「仮想的なRD-Style」を設置することができます。
すると、RD-H2に録画した番組を、LAN経由で直接、PCへダビングできるようになります。RD-H2は、録画した内容をMPEG2動画として保持しているので、そのMPEG2動画ファイルがそのままWindows PCにダビングできます。これこそが、RD-H2の真の活用方法といっても過言ではありません。(笑)
これなら、DVDを搭載したRD-Styleを所有していなくても、PCに内蔵されているDVD-Rドライブなどを使ってDVDに保存することもできます。また、動画形式を変更したりCMカットをPC上で行うなどして、1枚のDVDメディアに、より多くの番組を収録したオリジナルDVDを作成することもできるでしょう。
もちろん、PCのHDD内に動画ファイルとしておいておき、いつでも一瞬で再生できるようにしておくこともできます。お気に入りの番組なんかはそんな感じで保存しておいてもいいんじゃないかと思います。(※PC上に保存する場合は、第三者に渡ってしまわないように扱いには注意しましょう。)
※「Virtual RD」の使い方はとっても簡単です。
詳しくは、エントリ「VirtualRDを使ったRD-StyleとのLAN経由ダビング、簡単すぎ!」を参照して下さい。^^;
とうとう価格帯が3万円前半にまで下がってきましたし、400GBのHDDを内蔵していることを考えれば、なかなかお買い得になってきてると思います。
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:0件
コメント数: 0件