現在β3が公開されているMicrosoftのブラウザ「Internet Explorer」ですが、正式版は「優先度の高いアップデート」としてWindows Updateで配布されるのだとか。
◆マイクロソフト、IE 7を自動配信へ--日本だけは半年後に提供(@CNET Japan)
Microsoftは2006年末までに「Internet Explorer(IE) 7」の正式版をリリースする予定だ。同社ではこれを自動的にWindows XPマシンに配信することを考えている。
「セキュリティが大幅に強化されているから自動提供する」のだとか。
まあ、Microsoftは、ブラウザはOSの一部!と主張しているわけですし、セキュリティが向上した「OSの一部」をWindows Update経由で自動的に導入するようにするのは、まあ話は分かります。^^;
ブラウザ市場でIEのシェアはかなり高いですし、特に初心者の大部分はIEを使ってるでしょうから、(セキュリティ面での問題も減って、HTMLやCSSの解釈がより正しくなるのなら)新しいブラウザを自動でインストールできるようにするのは悪くないと思います。(自動といっても、事前に確認は出るようですが。)
ただ、IE6と比べてIE7ってかなーりインターフェイスが異なってるので、初心者は面食らうと思いますけどね。(笑)
GoogleツールバーがそのままIE7でも使えたことを考えれば、他のサードパーティ製ツールバーも使えるモノが多いんだろうと思いますから、その部分のインターフェイスは変わらずに引き継がれることになりますけど。でも、IEが元々持ってるインターフェイスはガラリと変わってますよね。^^;;;
インストール時に、旧インターフェイスも選択できるようにして、そっちをデフォルトにしておいた方がいいんじゃないかな…。^^;;;
なお、日本では企業ユーザに配慮して、Windows Updateに「優先度の高いアップデート」として入るのは、正式リリースから半年後だそうです。
日本でWindows XPのService Pack 2(SP2)を自動更新で配布したときの、企業からの意見や要望を踏まえて、今回は日本だけ特別に半年遅らせることにした
…のだそうで。
ところで、IE7のインストールには、Windows XP Service Pack2が必要ですよね。
SP1のWindows XPにはインストールできません。
ということは、Windows XP SP1以前のWindowsユーザは、Windows Update経由で自動的に導入されることもない、ということですかね?^^;
そう考えると、多くの(初心者の)IEユーザを一気にIE7に変更させるようなことにはならんよーな気もしますね…。
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:0件
(前の記事) « Windows XP Service Pack2をWindows Updateを使わずにインストールする方法
前後のエントリ
< 旧 / 新 >
コメント数: 0件