23時55分23秒 [小説]
描写力が優れているから、という理由で某所でお勧めされてたライトノベル「イリヤの空、UFOの夏」(秋山瑞人・著、電撃文庫刊、全4冊)を読了しました。確かに、評価されてるとおり描写力はすごいと思いました。それだけじゃなくて、ストーリーそのものもとても良いです。どっぷりハマっちゃいましたよ。ストーリーと描写力、魅力的なキャラで、もう続きが気になって仕方がないほどぐいぐい引き込まれて、一気に読んじゃいました。
前半は笑えるところも結構あるんですけど、後半はもうシリアスな展開ばっかりです。精神的に崩壊してくる様子が詳細に描かれてると思います。最後の直前あたりは、やっと×××かっ!と思ってこのまま×××展開にいくのかっ!…とか(そうはならんだろうと頭の隅では分かっていつつも)期待したんですけど…。…まあ、あんまり書くとネタバレになるので書きませんが、って既に伏せ字で意味不明かも知れませんけど。^^;
とにかく、いい話でした。
この「イリヤの空、UFOの夏」は、小説雑誌「電撃hp」で連載されてた短編を4冊の文庫本にまとめたものです。第1話を書いた段階で、この作者がどこまでの展開を考えてたのかは知りませんが、もし最初から全部のストーリーを考えてたのだとしたら、この作者は天才です…。(^_^;)
「イリヤの空、UFOの夏」はお勧めです。とても。
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