23時51分38秒 [小説]
富士見ミステリー文庫1月の新刊「麗しのシャーロットに捧ぐ」を読了しました。
おもしろかった。ミステリーだと思ってたらホラーだったんですね。(^_^;)
第6回富士見ヤングミステリー大賞の佳作です。
個人的には佳作よりももっと上位の賞でも良かったんじゃないかと思いましたですよ。
「そういうことだったのか!」と気づいていたのに、読み進めると「そうじゃなかったのか?」と疑問に思えてきて、「実はそういうことだったのか!」と2度目に気づいたけど、さらに読み進めると「どうもそうじゃないらしい」とか思ったり、なかなか「前の気づき」が裏切られ続ける構成で楽しめました。
2つ(3つ?)の話が絡み合って、油断すると頭が混乱します。
そこも楽しいところですが。
表紙のシャーロットと、カラー口絵1枚目のシャーロット、2枚目の姉妹のイラストは萌え。
話は完全に完結してるので、シリーズ化はされませんね。
でも、この作者の次回作にも期待です。
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