23時52分20秒 [書籍]
昨日、「字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ」という本を買いまして、今日読み終えました。光文社から出版されてる新書です。
洋画の字幕を作って20年の女性(※戸田奈津子ではない^^;)が字幕製作稼業について書いた本です。本屋で新書コーナーをぷらぷらしてましたら、たまたま目に付きまして、「字幕を書く仕事の話」ってのもあんまり見かけないよなあ…と思って、興味が湧いたので買ってみました。
これが、なかなか面白いです。なかなかというか、かなり面白いです。この人の文章(文体)そのものも笑えて面白いんですが、話の内容もおもしろいです。字幕を作る(考える)のって意外と苦労の多い大変な作業だったんですね…。(^_^;)
「吹き替えでのセリフと比べて、遙かに短くまとめないといけない」ということは知ってましたけど、単に短くするだけじゃ意図が伝わらない場合があるわけで、そういうときにどう工夫してるのかとか、今まで気にしたこともなかったことがいろいろ書いてありました。おもしろいです。
興味深いという意味でもおもしろいし、話が笑えるという意味でもおもしろいです。220ページくらいですけど、一気に読んでしまえます。
お勧めです。(^_^;)
◆字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ/太田 直子(@Amazon.co.jp)
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:2件
タウムさん、どうもです。
映画字幕の裏側が見えておもしろいですよね。
TBありがとうございます。……と思ったのですが届いてないようです。(^_^;;;
よろしければ、またお試し下さい。^^;
投稿者 にしし : 2007年12月01日 23:17
コメント数: 2件
TBさせていただきました。
映画字幕の大変さを思い知らされました。
投稿者 タウム : 2007年10月02日 20:08