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Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2022/03/25. 10:39:05.

頭いいぜ!ATOK… 「使い方を誤りやすい表現」

先ほど、小説の感想エントリを書いておりましたら、ATOKに2度ほど表現に関する注意を受けました。(^_^;)
それは、「クライマックス」と、「鳥肌が立つ」を変換したときのことです。

「クライマックス」と変換すると、下図のようにATOKが使い方に関する注意を表示してくれました…。

使い方を誤りやすい表現「クライマックス」:楽曲や物語などの最後の部分の意味で用いられることがあるが、本来は楽曲や物語の中でもっとも盛り上がる部分の意味

うおおおおおおお。
そうか…。クライマックスってのは「盛り上がる部分」であって、それは「最後の部分」とは限らないのですね。もっとも盛り上がる部分が最後なのであれば、最後のことをクライマックスと表現しても問題はありませんが、注意が必要ですね!

で、「鳥肌が立つ」を変換すると…

使い方を誤りやすい表現「鳥肌が立つ」:いい話や作品に出会って心が感動したときの形容に用いられることがあるが、本来は寒さや恐怖などによって引き起こされる不快感を表すのに用いる。

ぬおおおおおおおおっ。
まさに、その「感動したときの形容」として使ってましたよ!「鳥肌が立つ」って。(^_^;)
そうか…。本来は不快感を示す単語なのだから、感動した場合の形容としては適切ではないのですね…。
でも、良く使うけどなあ。…だから、「使い方を誤りやすい表現」なのか。(^_^;)

ちなみに、上記の解説は変換中に[Home]キーを押すことで表示されますが、[End]キーを押せば、広辞苑forATOKで辞書引きできます。「クライマックス」を引いてみると、以下のように出てました。確かに、「最後」ではなく「盛り上がった部分」のことですね。(^_^;)

広辞苑第五版「クライマックス【climax】」

※上記の「使い方を誤りやすい表現」の指摘は、ATOKの「校正支援モード」設定を「指摘する(強)」にしておかないと得られないようです。標準では「(強)」ではない「指摘する」になってるので、このような指摘は行われない可能性があります。

ATOK 2007
広辞苑forATOK

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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