23時30分36秒 [書籍]
ナツメ社の「読みたくなる世界史」を読了。
おもしろかった。
この中で「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」が出てきたんですけど、これ、「祇園」ってあるから京都のことかと思ってたんですが、全然違うんですね。(^_^;;; インドだったのか……。
……常識?(^_^;;;
広辞苑によると
ぎおん‐しょうじゃ【祇園精舎】
(梵語 Jetavanavihra)須達(しゆだつ)長者が中インドのコーサラ国舎衛城の南、祇園に釈尊およびその弟子のために建てた僧坊。 釈尊の説法の多くがここでなされ、竹林精舎と共に二大精舎という。
広辞苑 第五版 (C)1998,2006 株式会社岩波書店
…だそうで。
正式名称は「祇樹給孤独園 精舎」。漢字だからあんまりインドと思いにくいんですが、インドなんですね。(^_^;;;
Wikipediaの「祇園精舎」項目には、最後に京都の祇園についても書かれてました。
また、京都の有名な花街である祇園は、もと祇園社と称した八坂神社の門前町であることからその名を得た。八坂神社が祇園社と称した由来は、観慶寺の別名の祇園寺からとされる。
…つまり、何も関係ないってこと?(^_^;;;
ううーん。
じゃあ、平家物語の「祇園精舎の鐘の声…」ってのは何?インドのこと??
私が居た高校では、高校生活の後半は、日本史のみで世界史の授業をしなかったんだけど(^_^;)、日本史はいらんから世界史だけをやりたかったなあ…。
元々歴史科目は嫌いだったので、日本史の成績は地を這ってました…。
社会科でおもしろいのは、公民なのに。なんでみんな、歴史ばっかり好きなんだ?(^_^;)
未来を見ようぜ未来を!(笑)
いや、公民は別に未来じゃないけど。
(追記 00:00)
以上の話をmixiにも書いてみましたら、詳しいレスが付きました。どうもありがちょう。以下のよーな感じ。
◇猫紳士さん:
沙羅双樹も、インド原産の花ですって。和名ナツツバキですって。飛鳥時代以来、仏教が事実上の国教ですから、インドや中国が日本人の教養に深く関わっているんですね。インドが起源でも、中国に伝来したので、そこで中国語に翻訳されちゃったのでしたね~。以上、手塚治虫先生の「火の鳥」「ブッダ」を参考にしましたあ。
公民こそ、各個人の未来に深く関わっているから、それでいいんじゃないですか。
◇kelaさん:
平家物語の冒頭の祇園精舎はインドだが。釈迦が死んだ時に鐘が鳴ったという伝説を引用して栄枯盛衰を表現してるだけで、インドが話の舞台になってるというわけじゃない。
日本では仏教関係の用語はほとんど全部漢訳された経典で伝わってるから、ほぼ全部漢字だ。
理系は日本史より世界史のほうが好きそうだけどなぁ。わしも漢字がかけんで日本史苦手だった。
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