22時51分54秒 [小説]
小学館ガガガ文庫「人類は衰退しました」読了。
おおおおおおもしれえ……っ。
新鮮な小説でございました。
こんな、まるで絵本を読んでるみたいな小説、初めて読んだかもよ。
もちろん小説なので字ばっかり(ライトノベルだから挿絵はあるけど)なんだけど、全編通して、なんか絵本を読んでるような気分になる小説。
おすすめ!おすすめ!
人類がほとんど衰退しつつあって、代わりに妖精がたくさん住み着いている世界の話。
独特のゆるゆる感がある世界と、キャラクターの性格のおもしろさが良いです。妖精たちは高い知能を持ってるはずなのに、会話はずいぶん3歳児っぽかったり。主役の少女はわりと成績優秀で卒業して仕事する気もあるっぽいのに、「楽でクリエイティブな仕事がしたい」とか言ってみたり。
ですます調で書かれてるのも新鮮な感じがする理由の1つかも。
いやあ、こんな小説もあるのねえ……。
おもしろいです。
おもしろい……。
ぜひ、読んでくらはい。
あとがきに、「好意的なコメントを書きつづったアンケートハガキをいただけますようよろしくお願い申し上げます」と書かれてるので、じゃあ出してみようか……と思ったんだけど、アンケート葉書、挟まってなかったっぽいです。(^_^;;;
ううーん。ガガガ文庫のアンケート葉書は切手不要で出しやすかったんだけどなあ。挟まってなきゃ出せないなあ。(^_^;;;
◆人類は衰退しました(田中ロミオ/小学館ガガガ文庫)
続編も出て欲しいなあ。
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私はこの方の名前は知らなかったんですが、でもこの方が書かれたゲームはやったことあったようです。(笑)
絵本を読み進めてるような、なんとも新鮮な小説でした。
おもしろいので、ぜひどうぞー。
発売から3ヶ月で、私が入手したのは第3刷でした。(^_^;)
投稿者 にしし : 2007年08月10日 23:46
コメント数: 2件
このHPでは初めましてでしたっけ?
「田中ロミオ」って名前にふらっと
吸い寄せられて参りました。
たぶん、某家族計画で有名な田中ロミオさん(このときはまだ山田一さんでしたっけ?)ですよね。
それなら、お話のおもしろさも納得です。
というわけで、今週末にでもとっとと探しにいきます。
投稿者 ひろ : 2007年08月09日 23:20