電撃文庫の既刊と新刊を本棚に並べてみて、背表紙に微妙な変化があることに気づきました!この変化は4月からあったっぽいですが、全然気づけませんでした。
背表紙の最上部にある、Micro QRコードが消えてます!
電撃文庫だけでなく、角川スニーカー文庫や、富士見ファンタジア文庫・ミステリー文庫など、角川グループ系の文庫本には、背表紙の最上部にMicro QRコードが印刷されてます。物流に使ってるんだと思うんですが。
電撃文庫の新刊から、このMicro QRコードが消えてますよ……。
いやあ、改めて他の本を見てみると、4月の新刊にもMicro QRコードは印刷されてませんでした。全然気づきませんでしたよ!(^_^;;;
角川スニーカー文庫の今月新刊にはまだMicro QRコードが残ってますし、富士見ファンタジア文庫の新刊にも同様に残ってました。
消えたのは、電撃文庫だけなんでしょうか?
「二次元コードが消えた」という事実から真っ先に思いついたのは、「RFIDか!?」というものでしたが……、さすがにまだそれはないだろうなあ。(^_^;;;
それに、もしRFIDみたいな先進機能を物流に使うんなら、他の角川グループ系書籍でも同様にするでしょうし。
電撃文庫の新背表紙、Micro QRコードの分だけ電撃マークを大きくしているので、タイトルの位置は既刊とズレてません。だから余計に気づきにくかったのかもしれません。Micro QRコードを印刷し始めたときの、角川スニーカー文庫の背表紙の変わり方はすごかったんですが。(下記写真参照)
ちなみに、このMicro QRコードが背表紙に印刷されるようになったのは、1999年の半ばだったようです。
上記は、当時の角川スニーカー文庫を並べたもの。(レイアウトが変化しても番号は連続してるのが見えると思います。)
Micro QRコードの導入と一緒に、書名と著者名の位置も逆転したりして、大きく背表紙が変わってます。おかげで、同一シリーズでもそう見えなかったりする弊害が。(^_^;;;
奥付が1999年7月の本にはMicro QRコードがありました。奥付が1999年4月のは、まだです。
このMicro QRコード、QRコードと開発元は同じですけど、携帯電話のQRコード読み取り機能では読めないんですよね……。読める機種もあるのかも知れませんが。何が含まれてるんだろう?
昔々、大学院で二次元コードを活用したシステムを開発してたときに、世界中の主立ったバーコードや二次元コードを読み取れる端末を使ったことがあったんですけど、それがあれば読めるんだろうなあ。(^_^;;;
というわけで、電撃文庫の背表紙からMicro QRコードが消えてて驚いた、という話でした。さて、電撃文庫だけから消えたのか、それとも、他の角川グループ系レーベルでも、順次消えていくんでしょうか……?
(追記:2008/05/19 03:25)
書店の店長さんである某マイミクさんのコメントによると、このMicro QRコードは特に物流に使われているわけではないんじゃないかとの話でした。(^_^;)
この Micro QRコードは物流に使ってないですよ。たぶん。 お金持ちの書店の在庫管理用に作られたような気がします。 角川からスキャナとかのレンタルもあったかな。
角川の文庫は四月から背表紙リニューアルです。 ノーマル文庫が30年前に戻ったようなセンスのものになったり、 ホラー文庫が通し番号でなく著者別番号になったり、色々変わったんです。
だそうな。
ライトノベルじゃないとこで、なんかすごく変わったみたいですね。ライトノベル側も変わっていくのかな?
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