03時01分00秒 [書籍]
アラブ首長国連邦(UAE)の7首長国のうちの1つであるドバイ首長国は、世界最大級の人工島とか、豪華なホテルとかで有名です。アラブ首長国連邦なのでてっきりオイルマネーで潤ってる国なのかと思ったら、ドバイでは石油は出ないんですね。
アラブ首長国連邦のうちで石油が大量に出るのは、首都でもあるアブダビ首長国だけなんだそうな。他の6首長国は、アブダビからの財政援助に依存している形態らしいです。
あの地域全体から石油がどばどば出てるわけじゃないんですねー。
で、ドバイは、アブダビへの経済的依存から脱却しようとして、石油以外のビジネスをいろいろ展開した結果、現在のような国になったんだとか。
四十年前までは電気も水道も存在せず、遊牧民時代の名残で、未だに「住所」というものが存在しないらしいです。会社の入っているビルの所在を説明するには、「1階にカフェがある銀色のビル」とかそういう説明しかできないのだとか。だから、先進国にあるような郵便制度もなく、基本的に荷物は私書箱まで各人が取りに行くみたいです。
……という話が、「ドバイにはなぜ お金持ちが集まるのか」に書いてありました。
いろいろドバイについて語られてる新書です。本屋で平積みされてて、気になったので買ってきました。
「石油が出ない」、「住所が存在しない」という点が最も驚いたかな。
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