23時54分52秒 [小説]
駅前の書店の早川書房棚あたりを歩いていましたら、平台に何か気になるものを発見。何かおかしいな……と思ってよーく見てみると、逆さまにされた「フリーランチの時代」(ハヤカワ文庫新刊)でした。(笑)
表紙には、宇宙空間でゴツい宇宙服を半分脱いでいる女の子のイラストが描かれてるんですが、頭が下になるように逆さまに描かれてるんですよね。それが、頭が上になるようにひっくり返して陳列されてました。(上写真参照)イラストだけで判断すればそう置いちゃうのも分かりますが、タイトルとか帯に文字があるんだから間違えやすいとはあまり思えないのですけどね。(^_^;) 書店員さん、相当急いで並べたんでしょうか? ……と思って1冊手に取ってみると、その下の2冊目はちゃんと正しい向きになってました。どうやら1冊目だけひっくり返して置かれてたようです。
とすると、1冊目をひっくり返して置いたのは書店員さんではなくお客さんでしょうか。
でも、本を手に取ってみたお客さんなら、本の正しい向きは分かってるはずですよね。逆さまの状態では立ち読みできませんし。(^_^;;; 読んだ本を平台に戻す際に、わざわざ本をひっくり返すようなことはしないだろうと思います。悪戯しようと思ったんなら別ですが。
とすると、一体どういう状況でひっくり返ることになったんでしょうか???
うーん。
「フリーランチの時代」の隣に平積みされてる本を取ろうと思ったお客さんが、たまたま誤って「フリーランチの時代」の山を崩してしまって、それを積み直した際に、表紙絵だけから判断して上下を逆さまにして戻してしまったとか?(でも、2冊目以降は正しい向きだから、それに合わせて置けばひっくり返すことはない気もするんだけど。)
それとも表紙絵を描かれた橋本晋さんのファンの人が居て、よりイラストを目に付きやすくするためにわざとひっくり返して置いてみたとか?(^_^;;;
ううーん。わからん。^^;
なお、ひっくり返ってた1冊目は、私がちゃんと元に戻しておきました。
あ、で、「フリーランチの時代」おもしろかったです。読了したのは数日前ですが。短編集で、表題の「フリーランチの時代」は1本目に載ってます。
本を手に取ったときから「フリーランチってどういう意味だろう?」と思ってたんですが、最後の最後で「なるほど、そういう意味か」と納得。何かSF的な用語なのかと思ったらそうではなく、そのままストレートな意味で驚きました。ある意味SF的現象を表しているとも言えますが(^_^;)。(フリーランチではなかったのがフリーランチになった理由がSF的)
◆フリーランチの時代(ハヤカワ文庫JA)
(追記:2008/8/6)
上記の話をmixi日記に書いてみましたら、本屋の店長さんからツッコミがありました。(^_^;)
5冊ずつ天地を逆さまに陳列するのがスタンダードなので、丁度5の倍数+1だったんじゃない?
そうなのか! そういうことだったのか?(^_^;)
あんまり、平台の文庫本が天地逆になってるところって目撃しないんですけど、文庫本でもそうやって逆さまに陳列するんですね。ああいう陳列は、たくさん重ねると大きく偏っちゃう雑誌とかだけかと思ってました。^^;
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