14時47分43秒 [ハードウェア]
以前、天然木を使った携帯電話の話をしたんですが、今度は天然木を使ったノートPCの話です。
私が1999年からウェブ方面でお世話になっている、とあるベンチャー企業があります。薄くスライスした天然木に樹脂を充填することで、天然木の木目や香りを維持したまま、割れずに曲げたり縫製したりできるようにした「テナージュ」という技術で日米で特許を取得しています。
さて、今月5日にEPSONから15周年記念特別モデルのパソコンが2台発表されました。デスクトップPCとノートPCが1台ずつです。そのノートPCの天板に、この技術を使った天然木(屋久杉)が使われています。
天然木(屋久杉)の香りをそのまま残した状態でPCの天板に採用したユニークな製品です。同じ技術で作られた天然木マウスパッドも付属しています。
木をそのまま天板に採用すると、簡単に割れてしまいます。
テナージュの技術は、木のシートに樹脂を充填することで折り曲げたり縫ったりできるようにする技術ですので、天然木でありながら柔軟性のある丈夫な天板になっています。
15周年記念モデルということでPCとしてのスペックも結構高いのか、値段も高いんですが。^^;;; 興味があれば覗いてみて下さい。
■Endeavor NJ5200Pro - 15周年記念限定モデルパソコン(Epson Direct SHOPサイト)
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