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Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2022/04/06. 10:04:36.

車内で叫ぶ外国人に遭遇: Close the door!

JR川西池田駅

JR宝塚駅と伊丹駅の間に、川西池田という駅があります。
この駅は、先行して到着した普通電車が、後続の快速電車や特急電車を待つために数分間停車する乗換駅です。また、阪急電車や能勢電鉄へも乗り換えられる、そこそこ大きな駅でもあります。

さて、この駅では、(停車時間の長い)普通電車の場合、車内温度を維持するため、夏や冬の期間だけは扉が手動扱いになります。
出入りする乗客は、ドアの横にある開閉ボタンを押して、ドアを開けたり閉めたりします。

下車する乗客は自分で扉を開けるわけですが、車内に残っている人々のために、「降りたら閉める」というのが暗黙のマナーになっています。

上記のことを踏まえた上でお読み下さい。(^_^;;;

今日の宝塚線普通電車内で

今朝、JR宝塚線の普通電車に乗っておりましたら、宝塚駅付近で外国人男性と外国人女性など数人が乗ってきました。
どうも彼らは、川西池田駅で、後続の快速電車に乗り換えるつもりのようでした。

で、川西池田駅に停車中のこと。
外国人女性が、連れの日本人女性(だと思う)と一緒に先に車外へ出ました。
このとき、彼女らは(当然)扉を開けて出たのですが、閉めることなく行ってしまいました。

そこで、(まだ車内で座っていた)外国人男性が言います。

Close the door? ↑

最後の「 door 」は、上げ調子です。「ドア閉めて~?」くらいのニュアンスでしょうか。
しかし、女性たちは反応しません。向かいのホームに行ってしまいそうです。
そこで、外国人男性は少し声を大きくして言います。

Close the door. ↓

今度の「 door 」は、下げ調子です。「ドア閉めてよ。」くらいのニュアンスでしょうか。
しかーし、やはり女性たちは反応しません。もうほぼ向かいのホームで電車を待ってるような体勢になりつつあります。
すると、

Close the door!!! →

ビビりました。
叫びすぎです。
最後の「 door 」は、上げ調子でも下げ調子でもなく、同じ高さのまま延びてました。

最後尾車両に乗ってたんですけど、たぶん、車掌さんもビビったと思うよ……。

確かに、扉を閉めずに行っちゃう人にむっとすることもありますが、そこまで怒鳴る人は日本人でも居ないと思うんですが。いやあ、マナーに厳しい外国人男性だったんでしょうか。
というか、扉を閉めるマナーを知っているということは、(日本人ですら知らない人も居るので)旅行者とかではなく、ずっと長く日本に住んでる人なんですね。きっと。

結局、女性たちはマイペースのまま並び続け、ドアを閉めに戻ることはなかったんですが。その外国人男性は、自ら下車する際に閉めていきました。(ドスドス足音してた!)

いやあ、面白い人だったなあ。(^_^;;;
直前までぐーすか寝てたんですけど、一気に目が覚めちゃいましたよ。^^;

※電車内には「開ける」・「閉める」の2ボタンがあるものの、電車外には「開ける」ボタンしか存在しないため、車外から閉めるには、車内の「閉める」ボタンを押さなければならないという、ちょっとしたテクニックが必要です。^^;;; あまり電車に乗らない人は、車外からの閉め方が分からず、閉められないまま去っていく人も居ます。(最初から閉める気のない人も居ますが。^^;;;)

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著者紹介


にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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