13時37分47秒 [学習・資格]
「緻」や「彙」が常用漢字ではないからといって、「語彙」を「語い」・「緻密」を「ち密」と書くのは読みにくいし、意味も分かりにくい。
そういう点では、これらの漢字が常用漢字に追加されるよう案が出されたのはいいんですが、根本的な解決にはなってないんですよねえ。
■新漢字「変換文化」意識…読めればOK、難字も(@読売新聞)
「語彙(ごい)」「捻挫(ねんざ)」「妖艶(ようえん)」……。文化審議会国語分科会の漢字小委員会が23日、現行の常用漢字表に新たに196字を追加する新案を示した。
これによって、今まで仮名交じりで表記されていた以下のような熟語が、漢字だけで表記できるようになるみたいです。
語い→語彙 , 付せん→付箋 , 軽べつ→軽蔑 , ち密→緻密 , 失そう→失踪 , はく奪→剥奪 , 遮へい→遮蔽 , 辛らつ→辛辣
……が、これ以外にも仮名交じりで表記されている熟語というのはあるわけで、これらを常用漢字に追加しても、他の熟語まで漢字だけで表記できるようになるわけではないんですよね。
常用漢字でなくても、
とか、平仮名を使う以外の方法でもいいと思うんですけど。
漢字は、文字そのものに意味が付加されているから分かりやすいんだから。
何でもかんでも平仮名にすりゃ使いやすいってわけじゃないでしょう。
個人的には、難読文字にはふりがなを振ればそれでいいんじゃないかと思います。
少なくとも、「ひらがなを使いましょう」と提案される程度に使用頻度のある熟語に関しては。
「当て字」であって、特に意味がない熟語に関しては、平仮名でいいと思いますけどね。
「夜露死苦」とか。(違
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