22時16分16秒 [学習・資格]
「鳥肌が立つ」という表現をATOKで入力すると、『使い方を誤りやすい表現』として警告が表示されます。解説を出すと、
いい話や作品に出会って心が感動したときの形容に用いられることがあるが、本来は寒さや恐怖などによって引き起こされる不快感を表すのに用いる。
と説明されます。
じゃあ、「感動によって同様の皮膚の状態になる」場合のことは、何て表現すればいいんでしょうか?(^_^;;;
そんな疑問をTwitterで呟いてみたところ、「感動で鳥肌は立たない」という突っ込みがあって驚きました。みんなに起こる現象ではないんですね!(爆)
私は心に響く音楽を聴くとゾクゾクっと肌の毛が一斉に立つことがあります。これを「鳥肌が立つ」以外にどう表現すればいいのか分かりません。これは、もしかしたら幼少期から音楽をやっていたためかも知れませんが。音楽だけを聴いているときに起こることもあれば、映画音楽のように何か映像を見ながら聴いているときにもあります。
(絵画をやっていた人の場合、いい絵を見たときにもそうなることがあるらしいですが、私は絵では未経験です。)
こういう現象って、みんなにあるわけではないんですね?(^_^;)
まあたしかに、みんなにあることなら当然それを意味する言葉も存在するはずですよね。適切な言葉がないってことは、実は感動でゾクゾクするのは少数派なんでしょうか……?
「鳥肌が立つ」以外に似たような意味を表す言葉として、「肌が粟立つ」や「総毛立つ」があります。でも、どちらも「恐怖から」引き起こされる現象を表す言葉である点に違いはないようです。
例えば「総毛立つ」は、広辞苑では、
寒さや恐ろしさのため、ぞっとして身の毛がよだつ。
と説明されています。
肯定的な意味合いはまったくありませんが、文字面だけのイメージだと単に「毛が立つ」ということを言っているように感じますから、まだ「鳥肌が立つ」よりはマイナスの感じが少なくて済みそうな気はします。
ううーん、やはり適切な言葉がないのは、「感動で肌の毛が立つ」のが少数派だからなんでしょうか?
「感動によって肌の毛がそばだつ」ことを表現する専用の言葉って存在しないんでしょうかね……?(^_^;;;
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:4件
(前の記事) « BaiduMobaiderというユーザエージェントからのアクセス数が尋常じゃない
前後のエントリ
< 旧 / 新 >
(次の記事) ATOK向け新辞典「スーパー大辞林」を買おうかと検討 »
TKさん、どうもです。
やっぱり音楽を聴いてゾクゾクすることってありますよね!(笑)
「鳥肌が立つ」以外に言いようがないと思うんですよねえ……。(^_^;;;
投稿者 にしし : 2011年12月20日 21:40
言葉は変化して真逆に使われる様な事はしばしばあります。
粟立つは不適格ですが、鳥肌が立つは肯定的に使っても違和感なくなってきているとは思います。
投稿者 Anonymous : 2019年07月24日 10:29
広辞苑の第7版で「鳥肌が立つ」を引くと、『近年、感動した場合にも用いる。「名演奏に鳥肌が立った」』という注釈と例文が加わっていました。
やはり最近はそういう用法も増えたという認識になってきたということなんでしょうね。
投稿者 にしし : 2019年07月31日 23:03
コメント数: 4件
僕も何時も音楽を聴いてゾクゾクした時は
「鳥肌が立った」って
言いますが最近少し
違うなと思いました
何て言うんでしょうね?
投稿者 TK : 2011年12月16日 23:33