12時37分49秒 [Web関連]
プログラミング言語で行末に書く「;
」記号と違って、CSSの「;
」は複数のスタイル(プロパティと値の組合せ)を区切るために書くので、スタイルを1つしか書かない場合や、複数書く場合でも最後の1つの後には「;
」は不要です。でも、後から追記するときに「;
」記号を書き忘れないためにも、最初からスタイル末尾に「;
」を書いておく方が良いでしょう。
……という説明は不要だよな……と思ったんですが、Twitterで呟いてみるとこの仕様に驚いていた人も居たので、やっぱり説明はしといた方がいいんだな、と思いました。(笑)
W3Cサイト上にある「複数のスタイルはセミコロンで区切って列挙できるぜ」という説明内にあるソースでは、最後のセミコロンは書かれていません。(それ以外のサンプルソース部分でも、セミコロンが不要な箇所にはセミコロン記号は書かれていません。)
→ http://www.w3.org/TR/CSS21/syndata.html#declaration
では逆に、『続けて記述するスタイルがない際に「;
」を書くのは間違いではないのか……?』と思われるかも知れません。が、スタイルの中身は空っぽであることも文法的に認められているので、最後に「;
」を書いても文法には合致します。(最後の「;
」の後に、空っぽのスタイルがあるという解釈になります。)
最後に「;
」を書いても書かなくても良いということなので、それならヒューマンエラーの少なくなる方を選択しておく方が良いでしょうから、要・不要に関わらず常に「;
」を書くようにしておく方が良いでしょう。
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