16時19分01秒 [ネット生活]
mixiに日記を書く最大のメリットだった「足あと」機能がなくなって久しいですが、今月末から、ようやく「訪問者」機能がリアルタイムに更新されるようになり、従来の「足あと」と同様のサービスが復活します。
それに先駆けて、mixiが「なぜ足あと機能を廃止したのか」・「なぜ足あと(と同等の)機能を復活させることにしたのか」を、mixiのアクセス解析結果と共に公開しています。
■第1回『足あとから訪問者に変わった経緯』
■第2回『訪問者のリアルタイム化を実施するに至った経緯』
■第3回 『訪問者のリアルタイム化について』と『今後の方向性』
上記は、「一般公開される設定」のmixiページで公開されているので、mixiにログインしていなくても読めます。
これらの3つを読むと、mixi側がどう考えたのかがよく分かります。
そして、私のように「足あと機能がとても重要だ」と思っているユーザの考えも、(今は)mixi側も把握しているんだな、ということも分かりました。
上記の第2回の中にある2枚のスライドが、「mixiが当初考えていたこと」と、「実際に起きたこと」を分かりやすく表しています。
mixi側が、足あと機能を廃止することで起こると考えていたことは、以下のような好循環だったようです。
1.足あと機能を廃止すれば、閲覧履歴が残らないので、閲覧しやすくなるはず。
2.閲覧しやすくなれば、コメント等も増えるはず。
3.コメントが増えれば、投稿モチベーションも向上するはず。
4.その結果、投稿数が増え、さらに閲覧数も増す。
……という好循環。
しかし、実際に起きたのは、以下のような悪循環でした。
1.足あと機能が廃止されたために、閲覧履歴が残らず、投稿しても反応が見えなくなった。
2.投稿モチベーションが低下して、日記の投稿数が減少。
3.投稿数が減ったので、閲覧数も減少。
……という悪循環。
この悪循環は、まさに私の行動と合致しています。
以前は、毎日のように何かしらのネタをmixi日記に投下していましたが、それは「足あと」機能で閲覧されたかどうかの反応がすぐに分かったからです。
だからこそ面白かったわけですが、「足あと」がなくなってしまって、反応がさっぱり分からなくなったので、mixi日記に投稿する意味がなくなってしまいました。
その結果、更新頻度は一気に低下し、月に5回も書けば良い方というくらいになりました。
昨年は、1日も投稿しなかった月もあります。
※もっとも、Twitterで呟けば事足りるようになったから、というのも理由の1つにあるとは思いますが。^^; (ブログの更新頻度も減っていましたので。^^;)
この悪循環によって、mixi上に起こったのは、
の2点だそうです。
たしかに、mixi上で新たにマイミクさんが増えるとしたら、「日記を通じて」というのが(私の場合は)ほとんどでした。
コミュニティを活用している方々は、そっちからの増加もあるかも知れませんが、私はそんなにコミュニティを活用はしませんでしたので。
SNSは、投稿された内容の「読みやすさ」を重視する前に、「書きやすさ」を確保しておかなければ活発化しない、ということでしょう。
書かれなければ、読まれないわけですからね。
なお、友人追加リクエストの割合は、新たに追加された「訪問者」履歴機能の更新頻度を「5日に1回」→「3日に1回」→「1日に1回」と上げるごとに、向上したそうです。
新たにマイミクを作るには、「いつ誰が来てくれたのか」がすぐに分かる仕様であることが望ましいということですね。(そうでないと、「何に反応して来てくれたのか」が分かりませんし。)
これらのことから、現在の「訪問者」機能を、従来の「足あと」機能と同様に、リアルタイムの更新に戻すことにしたのだそうです。
今のところ、期間限定の実験という扱いになっていますが。
人々がfacebookへ流れて行ってしまわないうちに、mixiの(独特だった)機能が元に戻ると良いなあ……と思っています。(^_^;;;
ちなみに、facebookが提供している「facebookページ」では、投稿単位で、何人に閲覧されたのか(=何人のタイムラインに表示されたのか?)がグラフで分かるようになっています。
※上図は、私が運営しているfacebookページ「ホームページ作成TIPS」での表示例です。
グラフの更新頻度はよく分かりませんが、ほぼリアルタイムに更新されているように思えます。
誰が閲覧したのかは分からない仕様ですが、数が分かるだけでも投稿のモチベーション維持に役立ちます。もっとも、この機能は、facebookの個人のタイムライン側には実装されていませんが。少なくとも今のところは、「facebookページ」側のタイムラインのみの機能のようです。
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