21時43分37秒 [Web関連]
Googleの検索結果ページを見ると、メインの検索結果の下部に、そのサイト内の主要コーナーっぽいページへのリンクが複数個出てくることがあります。
この部分のことを、Googleでは「サイトリンク」と呼んでいるようです。
例えば、検索語「All About」で検索すると、下図のように「マネー」とか「グルメ」などのコーナーも一緒に出てきます。
Googleウェブマスターツールのヘルプによると、この「サイトリンク」は、そのサイト内のリンク構造を元にして自動で生成しているのだそうな。
将来的には、ウェブ製作者側から提供された情報を取り入れる可能性もあると説明されてはいますが、現状ではGoogle側が自動的に生成するのみのようで、ウェブ製作者側がこの「サイトリンク」を表示してもらうためにアクションを起こすことはできないようです。(ただし、不適切なリンクが表示されている場合に、その優先順位を下げるようリクエストすることだけは可能なようですが。)
ただ、先日、link要素を使って <link rel="start"... のように書いておくことも、意外とサイトリンクの生成に効果があるのかな? と感じる現象に遭遇しました。
(詳しく実験したわけではなく偶然目撃しただけなので、特に確証はなく、他の要素が要因かも知れないんですが。)
それまでは、検索結果に表れても「サイトリンク」は一切表示されていなかったとあるサイトがあるのですが、そのサイト内のすべてのページに、
のような感じで、「現在のページから見たstartページの位置」として、そのサイトのトップページのURLを記述してみると、しばらく後に、検索結果に「サイトリンク」も一緒に表示されるようになりました。
もちろん、同時にいくつかの修正も行われていたので、それだけが要因とは限らない(もしかしたら全然関係ないかも知れない)のですが。
先のlink要素は、単に「このページが属する最初のページは http://www.nishishi.com/ ですよ」と言っているに過ぎません。ただ、このスタートページを明示しておくことで、現在のページとトップページとの関連が明らかになり、Google側がサイト構造を把握する手助けになったのかな……?
と思ったり思わなかったり。(^_^;)
どうなのかな……?
まあ、比較的新しいサイトだったので、単にそれまではGoogle側がリンク構造を把握し切れておらず、たまたまlink要素を加えたタイミングで、リンク構造も把握されて、サイトリンクがうまく表示されるようになった……というだけかも知れないんですが。^^;
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