23時46分30秒 [雑誌]
「NATIONAL GEOGRAPHIC」今月号の巻頭、Photo Journalのコーナーに、JAXAのイプシロンロケットの製作現場を撮影した写真とレポートが6ページほど載ってました。
その記事によると、ロケットの製作には「溶接」を使わず、金属の塊から削りだした継ぎ目のない部品をボルトで留めていくんだそうです。
てっきり、宇宙空間へ出る間に高温に晒されるから、とか、何かそういうロケット特有の科学的な(?)制約なのかな……と思ったんですが、そうではありませんでした。
その理由は、
……とのこと。
なるほど、職人技に頼らず、誰が作業しても同じようにできる製法であることが重要なんですねえ。
個人の感覚に頼る部分が少なければ少ないほど、技術の継承もしやすいでしょうしね。
単純に製品(ロケット)が出来上がれば良い、というわけではなく、ちゃんと品質を安定させて、技術を継承・移転させやすい方法を考えて、製造されているんですねぇ。
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