09時52分51秒 [雑誌]
今月号のNewton(8月号)に、フラッシュメモリの仕組みを解説した記事が4ページだけ載っていました。
SDカードみたいな小型のチップに数十~数百GBものデータを格納して読み書きできる技術の原理は不思議だったんですけども、こんな仕組みだったんですねえ。
分かりやすい……!
しっかしこの技術、誰が考案したのか知らないけど、よく作ったな……。(^_^;;;
単純に電子を出し入れするだけじゃなくて、「電子が入っているかどうか(=値が0かどうか)」を確認する仕組みとか。いや、電子を出し入れする仕組みもすごいんだけど。
実際に値を記録する部分(=電子の有無で0か1かを表す部分)を作るシリコン半導体で作られた小部屋は、16×16×30nm(ナノメートル)。
ナノは「10-9」(10億分の1)の単位。(小数で書くと、1nm=0.000000001m)
ミリは「10-3」(千分の1)なので、ナノをミリに直すと10-6ですから、1辺16nm(ナノメートル)=0.000016mm(ミリメートル)ですね。
よく製造できるもんだな……。(^_^;;;
「細長い金属の板」と、「細長い半導体の板」を直角に交差させて(他に絶縁体とかも合わせて)作られるので、1辺16nmの小部屋を1つ1つ製造するわけではないですが。それでも、そんな極小サイズの板を均等に並べる必要があるわけで。
この製造技術も感心するんですけども、やっぱり一番すごいと思うのは、こう設計すれば実現できると気付いた人。(^_^;;;
どうやって考え出したんだ……。
で、SSD、もっと安くなってくれるといいな♪(笑)
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