12時34分46秒 [日々の生活]
「知らない人に付いていってはいけません」みたいな注意は、「知らない人」の定義を明確にしておかないと意味がない気がします。
例えば、普段よく遊びに行く公園に、段ボールハウスを作って住んでいる浮浪者が居たとします。
公園に遊びに行けば常に目にすることになるその浮浪者は、果たして「知らない人」かどうか。
たぶん、子供に質問してみれば分かるんじゃないでしょうか。
「あの公園にずっと居る段ボールハウスの人、知ってる?」
と。
すると、子供はきっと「知ってる」と答えるでしょう。
だって、公園に行けば常に目に入るわけだから、その浮浪者の存在が記憶にある(=知っている)ことに違いないわけですし。
すると、「知らない人に付いていってはいけません」みたいな注意の「知らない人」のカテゴリには、その浮浪者は含まれないことになりそうです。
じゃあ、どう言えばいいか……というと、なかなか難しいですが。
そもそも、知人であっても危ない人も居る可能性もありますしね。「当初は問題なかったが、次第に危なくなってきた人」とか。(笑)
とすると、ホワイトリスト方式にするしかないですかね? つまり、付いていっても構わない人物をあらかじめ列挙しておく、とか。(笑)
まあ、「次第に危なくなってきた人」の場合はブラックリストに入れておくことで(つまり、あの人には近づいちゃダメと注意しておくことで)対処できるかも知れませんが、「今初めて危なくなった人」は対処しようがなくて困りますが。^^;
この「知らない人に付いていってはいけません」の問題は、「エスカレータで遊んではいけません」みたいな注意でも言えます。
エスカレータを逆走する子供がたまに居ますが、本人は「遊んでいる」とは思っていないかも知れません。単に「エスカレータを逆向きに歩いている」だけであって「遊び」ではないという認識かも。
「廊下を走ってはいけません」みたいな注意は、「走る」の示す動作が明確(共通の認識がある)ので、有効なんでしょうね。(その注意だけで誰もが走らなくなるわけではないでしょうが、少なくとも「何が原因で叱られたのか」はその場で理解可能でしょう。)
「暗くなる前に」とか「速度の出し過ぎ」とかもそうかな。
これらは客観的な数値で示せば解決しますね。「夕方5時までに」とか、「時速60kmまで」とか。
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