15時46分03秒 [コミック]
好奇心旺盛な少女と半分機械っぽい少年の2人が巨大洞穴の底を目指して突き下る物語に激しくモフモフ成分が加わった「メイドインアビス」最新刊(第4巻)が出たので、早速読了しました。
この先に何があるのか、とても夢のある独特の世界観が楽しいです。主人公らにとっては、かなりシビアな展開の連続ですけども。
第3巻までの感想は昨年6月に『地底洞穴冒険譚「メイドインアビス」第3巻を読了』に書いたのでそちらをどうぞ。
さて、楽しみにしていた第4巻ですが、リコの腕を回復させる手術的なシーンとか、相変わらずヒロインに厳しえろいですね。(^_^;)
第3巻までを読んだ時点では、てっきりナナチは一緒には(来てくれれば嬉しいけども)来てくれないんだろうなと予想していたんですが、意外とあっさり仲間になってくれて嬉しいです。すげえモフモフです。
会話はかなりシリアスでも、ナナチはふわふわ。というか、どんなシーンでもナナチがもふもふで可愛いです。特に両手を口元に当てて眠る格好が可愛い。
そして、これも相変わらずですが料理にする生物がグロくて笑えます。(^_^;)
幸せそうに元グロ生物を食べるナナチが、またモフ可愛いです。
このマンガ、登場人物の可愛さと抱えている重さのギャップがすごいんですよね。^^;;;
ナナチも、登場時点ではもっとのほほんと生きていたのかなと思ったんですが、抱えている精神的な重さが半端ではありませんでしたし。
今巻の後半に登場したプルシュカは、登場した瞬間は厳しめのキャラなのかな?と思ったんですが、そこから1ページも経たないうちにすげえ緩くなって笑いました。これは安心キャラか……と思っていたら、最後の最後でシャレにならない扱いになっていましたけども。一体どうなるんでしょうか。
今巻は、第五層の基地(?)まで到達できたわけですが、明らかになった謎もあれば新たな謎もあったりで、全体的には謎は増えた感じがします。肉電球とか。今後の展開が楽しみです。
そして、この基地。気軽に案内される「落ちたら死ぬトイレ」とか怖い。(笑)
前巻のリコに続いて今度はレグの体に容赦ない危機が。ほんとに主役に容赦ないストーリーだな!(^_^;)と思いましたよ。
なんというか、ふんわり緩々な展開になりそうだな~~っと油断したら、途端にどかーんと奈落に落とされる感じというか。
本当に冒険譚ですね。すごく面白いです。主人公らにとっては大変ですけども。(^_^;)
てっきり、諸悪の根源を倒してめでたしめでたし。さあ次の冒険へ……! みたいな展開になるんだろうなと予想していたのに、全然そうならずにさらに危機的な事態に……。
プルシュカの身体が何かに利用されようとしていることは分かりましたが、一体どうなってしまうのか。「×印」のところは破棄、という割にはほとんど全身に印が付けられまくっていて怖い!です。
リコもレグも3層分の呪いを受けてしまうし。これ、どうやって乗り越えるんでしょうかね……?
続きが気になります! 第5巻は来月あたりに読めるといいなあ。(笑) いや、第5巻はまた10ヶ月後くらいなんですかね?(^_^;)
オススメです。「メイドインアビス」、おもしろいです。
作中では機械人形とも呼ばれてたレグのことを「ロボット」と言っていいのかイマイチ分かんなかったんですが、COMIC ZINの特典冊子に書かれていた作者コメントには「ロボット少年」とあったので、どうやらロボットと言って良いみたいですね。ただ、ロボットと呼ぶにしてはアレ的な生身の部分がずいぶん生身でしたけども。(笑)
メット部分に見える「使用回数」みたいなのは確かに機械っぽいです。でも食事もするわけですから、残回数を使い切っても(人として)動く程度のエネルギーは補給できるのかな?とも思うんですが。どうなんでしょうか。主役の片割れとしては、レグはまだ謎が多いです。
というわけで、「メイドインアビス」第4巻の感想でした。
今は電子書籍版が一時的に安くなったりしているようですし、未読ならこの機会にぜひ読んでみて下さい!
■メイドインアビス 4 (バンブーコミックス) 2016/4/30発刊 つくし あきひと著(@Amazon.co.jp)
ちなみに私は、書店特典冊子欲しさにCOMIC ZINの通販で購入しました。送料が540円ほど余分に掛かりましたけども、この特典冊子は充分その価値アリでした! 表紙の「いちにちナナチ」が超かわいいです。モフ可愛いです! あと、書店共通ペーパーも笑えました。^^; 身近なイカからあのグロい生物が創られているのか……。(^_^;)
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