13時49分39秒 [仕事]
2013年にAll Aboutで『仮想環境で古いバージョンのIEでの表示を確認する方法』という記事を公開しました。
Microsoftが古いIEでの表示確認目的で無償公開している「特定バージョンのIEやEdgeがインストールされているWindowsそのもの」を含む仮想マシンイメージを使って、望みのバージョンのIEでウェブページの表示確認をする方法の解説です。
この記事がそこそこ読まれているようで、年1回くらいのペースでちょくちょく改訂し、今月に3回目の改訂を済ませました。
IEだけでなくEdgeも複数バージョンが公開されていたので、タイトルも少し変更して『仮想環境で古いバージョンのIEやEdgeの表示確認をする』としました。
これらの仮想マシンを使えば、現在お使いの環境(WindowsだけでなくMacでも)上で、IE8・IE9・IE10・IE11・Edge14・Edge15などの新旧各バージョンを起動して任意のウェブサイトの表示確認ができます。
IEもEdgeも、同一環境に複数のバージョンを共存させることはできません。でも、仮想環境プラットフォーム上でWindowsを丸ごと動かせば、そのゲストWindows1つごとに1つのIEやEdgeを動作させられますから、事実上の複数バージョンの共存ができます。わざわざ実験用のPCを別途用意することなく、手軽に表示確認ができるので便利です。
仮想マシン上の話ですから、既存のWindows環境を特に汚す心配もない点でも安心です。
前回の記事から異なる点は、
などです。
単に「古いバージョンのIEで表示確認ができる」というだけでなく、「新しいバージョンのEdgeでも表示確認ができる」ということになっていました。
Windowsユーザにとっても便利ですが、Macユーザでも何らかの仮想環境プラットフォームさえ用意すれば無料でWindowsを動かしてIEやEdgeの表示確認ができますから、便利だと思います。
(逆に、Windows上でSafariの表示確認が(正式に)できるようになったら良いのですけどもねー。)
さすがにもはやIE6やIE7での表示確認は不要でしょうね。
とっくにサポートが終了しているWindowsXPでも、IE8まではバージョンアップ可能でしたから、最も古いバージョンでもIE8があれば充分だという考えでしょうか。
今年の4月にはWindows Vistaのサポートが終了します。それに合わせて、IE9のサポートも終わります。
そうなると、もしかするとIE8の公開も終了するでしょうかね……?
記事中でも少し書きましたが、必要なら早めにダウンロードしておく方が良いと思います。
この記事を最初に公開したときは、Windows7上で「Virtual PC」を使って仮想マシンを動かす方法を解説していました。
しかし、さすがにWindows10もずいぶん普及してきましたし、Virtual PCはWindows10では動きませんから、何らかの別の仮想環境プラットフォームを使った解説も必要かな、と思いまして、今回はVMWare Workstation Playerでの操作方法も加えてみました。(Virtual PCの需要もまだあるでしょうから、以前の解説や画面イメージも消してはいません。)
VMWare Workstation Player12は、64bit版のWindowsだけで動作します。その点を考えると、32bit版でも動作できるVirtualBoxの方を使って解説した方が、より多くの人々に役立つ解説になったかな? と書き上げてから気付きました。(^_^;;;
どうなんでしょうかね。今後に発売されるPCでは、たいてい64bit版のWindows10が動作しているだろうとは思うのですが、Windows7/8からアップグレードしてWin10にした環境だと32bit版もまだ多いかも知れませんね。
(うちにあるWindows10 PCにも、32bit版があります。仕事用のWindows10 PCは64bit版ですが。ちなみに、自宅のメインPCは32bit版のWindows7です。^^;)
まあ、この記事が今後もたくさん読まれ続けてくれたとしたら、また1年後くらいに改稿の依頼が得られるでしょうから、そのときに考えます。^^;
→『仮想環境で古いバージョンのIEやEdgeの表示確認をする』(@All About ホームページ作成)
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