13時36分03秒 [税金・経済]
11月末に郵便局から「長期間ご利用がない郵便貯金のご確認のお願い」なるタイトルの葉書が届きました。どうやら10年間以上まったく利用していない郵便貯金口座があるようです。葉書には口座番号の一部しか記載されていませんでしたが、その数桁を見ると、普段に使っているゆうちょ銀行口座の番号ではありません。
そこで探してみたところ、昭和時代に発行された通帳が出てきました!(爆)
下の写真が発掘された通帳です。
▲昭和発行の郵便貯金総合通帳の表紙(左)と中身ページ(右)
通帳の表紙には「郵政省」と書いてあります!
しかも、使用の向きが縦方向です!
そういえば、昔々の郵便貯金通帳はこんなんでしたね。
まさか、この平成も終わろうかという頃に、昭和発行の通帳が出てくるとは。(^_^;;;
郵便局印を押す欄が通帳の上部にあるのが特徴でしょうかね?
過去のページを見ると、どうも平成に入ってからは押されていないようなので、どういうときに押される規則なのかがよく分かりませんが。(^_^;)
この通帳を今でも扱えるATMって果たして存在するんでしょうか?(^_^;;;
さて、この発掘された古い通帳には、ちょっとだけ残高がありました。
郵便局から葉書で通知を受けたわけですが、このまま放置したらどうなるのかな、と思って軽くググってみたところ、All Aboutで「銀行の休眠(睡眠)口座とは?解約方法のポイント」という記事が見つかりました。
どうやら民営化前に郵便局へ預けた郵便貯金の場合は、「20年間利用がなく、文書で知らせてもなお引き出されなかったら、2ヶ月後に権利消滅」と郵便貯金法には書かれているようです。ただそれは定額貯金・定期貯金・積立郵便貯金の話であって、普通郵便貯金の場合は(最後の利用から10年後に)「休眠口座」になるだけであって、引き出す権利がなくなってしまうわけではないっぽいです。
というわけで、急いで何かをしなければならない、というわけではないようでした。
まあそうは言っても、残高もあることですし、忘れてしまわないうちに引き出しておく方が良いとは思いますが。
というわけで、郵便局のゆうちょ銀行窓口へ行ってきました。
持っていった物は以下の5点です。
昭和時代発行の通帳に押されている印鑑はさすがにないと思うので、残高を引き出すには身分証が必要でしょう。
また、現在使っている口座の通帳と印鑑を持っていったのは、残高をそっちの口座に移してもらうためです。
ゆうちょ銀行では、1人で複数口座を持つことも可能なようではありますが、まああったところで仕方がないので、古い方は解約することにしました。
で、ゆうちょ銀行の窓口で話したところ、事前に予想したとおり「古い通帳は機械に入らないので、まず通帳を再発行した上で解約する」という手続き手順になりました。
私自身は単に待つだけで良かったんですが、副産物として、「解約」と印字されただけのピカピカの新通帳が手に入りました。(^_^;;;
▲郵便貯金口座を解約するためだけに新規発行された新通帳(^_^;
古い通帳に押されていた印鑑までは発掘しなかったので、実際の手続きは「改印」→「通帳再発行」→「解約」という3段階の手続きだったわけですけども。
ピカピカの新通帳が1冊丸々無駄にされる形ではあったものの、手続き自体はわりと早く済みました。
発行されたその瞬間に解約された新通帳を見ると、デザインは数年前と同じですが、昔みたいに印鑑を押したり住所を掲載したりしないんですね。ずいぶんシンプルでした。
というわけで、昭和の郵政省時代に作成された郵便貯金口座を解約してきた話でした。
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