13時54分44秒 [ソフトウェア]
Windowsでは、何らかの条件を満たしたときに自動で表示されるウインドウがいろいろあります。
例えば、PC本体のイヤホンジャックにヘッドホンを接続すると、音響調節などができるサウンド設定ウインドウが表示されます。
このウインドウは、イヤホンジャックにヘッドホンなどを接続すると毎回自動で起動するのが基本なのですが、稀に自動起動してくれないときがあります。そのときにはたいていヘッドホンを接続し直しても無駄なので、手動で起動操作をしたいと思うことがあります。
しかし、手動で起動させるためには、実行ファイルの所在を知っておかなければなりません。
スタートメニューに入っているツールならそこから起動させれば良いだけですが、スタートメニューにショートカットが入っていないツールも多々ありますから。
というわけで、手動起動したくなったときに手動起動できるよう、今見えているウインドウを表示している実行ファイルの所在を突き止めておく方法のメモです。
まずは、目的のウインドウをなんとかして表示します。
ここでは、冒頭で示した音響調節などができるサウンド設定ウインドウ(Realtek HD オーディオマネージャ)を例にして説明します。
下図は左側がWindows7、右側がWindws10で、どちらも「Realtek HD オーディオマネージャ」というタイトルのウインドウです。
キーボードから[Ctrl]+[Shift]+[ESC]を押して、タスクマネージャを起動します。
ここから、目的の名称を探します。
Windows7の場合は、下図左側のように「アプリケーション」タブ内に、今起動しているソフトウェアのリストが表示されています。ここから目的のソフトウェアを簡単に探せます。
Windows10の場合は、下図右側のように「プロセス」タブ内に、今起動しているあらゆるプログラムのリストが表示されています。やや探すのが大変ですが、アイコンを参考にして目的のソフトウェアを探します。
※Windows10の場合はプロセスの一覧が見えているため、数が多いので探すのが大変ですが、ソフトウェアのアイコンも同時に見えていますからそこを参考に探せば見つけやすいでしょう。起動したばかりのウインドウなら、CPU負荷の高い順に並び替えると見つけやすいかも知れません。
見つかったら右クリックして、コンテキストメニュー(右クリックで表示されるメニュー)を出し、Windows7なら「プロセスの表示」を選択、Windows10なら「プロパティ」を選択します。
※Windows10にはこのステップはありませんので、次のSTEP.4へどうぞ。
Windows7では、実行中のプロセスが一覧できる「プロセス」タブに自動で移動し、先程選択したウインドウを表示しているプロセスの名称が選択済みの状態になります。(他の場所を誤ってクリックしてしまうと、どこが選択状態だったのかが分からなくなりますので注意して下さい。)
ここでさらに右クリックしてコンテキストメニューを見ると、下図のように「プロパティ」という項目がありますのでクリックします。
すると、下図のようなプロパティウインドウが表示されます。
ここでは、「場所」欄に実行ファイルの存在するフォルダパスが表示されています(※黄色矢印の部分)し、上部には実行ファイル名も表示されています(※水色矢印の部分)。
このプロパティウインドウから、目的の「Realtek HD オーディオマネージャ」の実行ファイルは、 C:\Program Files\Realtek\Audio\HDA フォルダの中にある RtHDVCpl.exe だと分かりました。(64bit版の場合は RAVCpl64.exe )
めでたし、めでたし。
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