10時57分13秒 [ネット生活]
当サイトで使っている nishishi.com のような独自ドメインは、維持費を払い続けないと権利を維持できません。権利を失ってしまうと、そのドメインは早い者勝ちで誰でも再取得ができてしまいます。
ドメインの契約は年単位なので、毎年更新手続きをしないと失効してしまいます。とはいえ、私が契約しているドメイン維持サービスは自動更新ですから、決済さえ滞らなければ何もしなくても維持し続けられるのですが。決済方法がクレジットカードの場合は数年ごとに有効期限が更新されるので、そこが自動反映ではないなら数年に1回は決済方法を自力で書き換えないと自動更新に失敗することになりますから注意が必要です。口座振替とかだったら何も気にしなくて良いかもしれませんけども。(残高が危なくない口座なら。^^;)
独自ドメインの維持費は複数年分をまとめて支払っておく方法が用意されている場合もありますけども、たとえ10年契約にしたところで、その時点から10年後のタイミングで権利の更新に失敗したらそこで失効してしまうことに変わりはありません。
そうではなくて、「常に10年先まで権利が維持されるように毎年1年分ずつ追加で払っておく」方法があるとちょっと望ましいのですけども、そのようなサービスを用意してはくれないものでしょうかね。(^_^;)
例えば、以下のような支払いパターンです。
このようにすると、どのタイミングで本人に何かがあって支払いが止まったとしても、その時点から向こう10年間分の費用は既に支払われているので、10年間はドメインの権利が維持されます。
※既存のサービスにある「10年先払い」契約は、上記の「1」はその通りですが、「次の支払いは10年後」になるだけなので「2」が異なります。
ドメイン名を「永久の権利」にできるような何らかの制度があると良いのですけどもね。
今のところ .com ドメインの複数年契約は10年が最長のようですが、最長100年とかにしてくれても良いのではないでしょうか。(^_^;)
.comの場合、だいたい年額1,200円くらいで維持できるので、100年分払っても12万円くらいですから、個人でも契約する人は結構居そうな気がします。
私も(所有しているすべてのドメインではそうはしませんが)、メインで使っている nishishi.com なら100年契約できればするかも知れません。いや、料金次第ですけどもね。(^_^;)
ドメインだけでなくサーバの権利もそうできたら、なお良いですけどもね。
ただ、サーバの場合は、レンタルサーバ会社がそこまで長期間存続しているかどうかが分かりませんけども。
※ドメインにも同じことが言えますが、ドメイン名の場合(特に .com のようなメジャーなgTLDの場合)は、大元を管理しているレジストリは小さな組織ではありませんし、さすがに .com や .net のようなレジストリが存続できなくなれば、ICANNが他の管理組織を割り当てるなりするでしょうから、権利が消滅するとはあまり思いにくいです。
※※ドメインを契約・維持する際には、その辺にあるドメインの登録販売会社を利用しますが、それらはあくまでも登録を代行しているに過ぎなくて、ドメイン名の権利は大元のレジストリが持つデータベースに登録されるので、販売会社が倒産したりしてもドメイン自体の権利が失われることはありません。(ただ、次の契約更新の手続きをどこでどうするのかは調べておかないと困りそうですけども。倒産した会社が他社への引き継ぎをしっかりしてくれなかった場合は、ドメインの所有権限を自力で証明する必要がありそうですから。)
ウェブサイトは、Internet Archiveみたいな保存組織が保存していますから、もし何かがあってウェブサイトが消滅したとしてもそこ経由で閲覧は継続可能です。(サイト所有者やインフラ会社の方針でアーカイブが拒否されていない限りは。)
でも、ドメインの権利は失効したら他者が取得可能ですから、全く違う別のサイトの運営に使われてしまう可能性があります。
なので、やはりドメインの権利だけは永続できるなら永続できた方が望ましいです。
そういう要望って世界中でありそうですけども。
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