10時56分16秒 [ソフトウェア]
Windows10の場合は、事前設定不要でコマンドプロンプトを(ほぼ)一瞬で起動できるショートカットキーがあります。
「名前を指定して実行」機能などを経由する必要はありません。
しかも、管理者権限下でのコマンドプロンプトを起動することもできます。
結論から言うと、以下のショートカットキーで起動できます。
※コマンドプロンプトの代わりにWindows PowerShellを表示する設定になっている場合は、[C]ではなく[I]キーを押す必要があります。(管理者権限付与版の方のキーは同じ。)
なぜこのショートカットキーで起動できるのかを下記で説明しておきます。(コマンドプロンプト以外にも、デバイスマネージャとか、電源オプションとか、ディスクの管理とか、Windowsのシステム系の機能に簡単にアクセスできて便利です。)
目次:
最近のPCのキーボードにはWindowsキーというキーがあります。
Windows10では、この[Windows]キーを使ったショートカットがいろいろ定義されています。例えば[Windowsキー]+[A]で通知を出すとか、[Windowsキー]+[E]でエクスプローラを起動するとかです。
同様に、Windows10では[Windowsキー]+[X]を押すと、下図のような小さなメニューが出てきます。(スタートボタンを右クリックしても出てきます。)
この真ん中ら辺には「コマンドプロンプト」もリストアップされていることが分かるでしょう。(図の黄色矢印の先)
※コマンドプロンプトの代わりにWindows PowerShellを表示する設定になっている場合は、上図右側の緑色矢印で示したように、「コマンドプロンプト」の2項目は存在せず、代わりに「Windows PowerShell」の2項目が表示されます。その場合は、(管理者権限なしの場合に)押すキーが[C]から[I]に変わりますが操作方法は同じです。なお、このメニュー内に「コマンドプロンプト」を表示するか「Windows PowerShell」を表示するかは、「スタート」→「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」にある『コマンドプロンプトをWindows PowerShellに置き換える』ボタンで選択できます(最近の新しいバージョンのWindows10なら)。望みに応じて事前に切り替えておくと便利です。
このメニューに限った話ではありませんが、Windowsではたいていのメニュー項目を英数字キーで選択できます。
このメニューでは、
- コマンドプロンプト(C)
- コマンドプロンプト(管理者)(A)
このように表示されていますので、
このメニューが表示されている状態で、
なので、このメニューを出す[Windowsキー]+[X]と合わせて、合計3つのキーを押下するだけでコマンドプロンプトを起動できるわけです。
※言うまでもありませんが、他にもこのメニュー内にある機能はすべてキー3つで起動できます。ただし、タスクマネージャはこれよりも [Ctrl]+[Shift]+[ESC]を押す方が早いと思いますが。(ボタン3つの同時押しで済みますから。)
バージョン情報を見たいときは、[Windowsキー]+[X]→[C]キーでコマンドプロンプトを起動した後、verコマンドではなくwinverコマンドを打ちます。(verコマンドだとビルド番号は出てくるものの、バージョン番号が出てきません。winverコマンドだと下図のようなウインドウが開くのでバージョン番号も分かります。)
バージョン番号は、Windowsのスタートメニューから「設定」→「システム」→「バージョン情報」をたどっても表示されますけども、上記のようにコマンドプロンプトからコマンドを打った方が早そうな気がします。
このメニューにはシャットダウンや再起動の項目もありますから、キー操作だけでシャットダウンや再起動をしたい場合にも使えます。
以上、コマンドプロンプトをキー3つで起動できるショートカットキーがある、という話でした。(関係ない話もしましたけども。)
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