20時33分24秒 [日々の生活]
自宅の固定電話を無線回線化できるSoftBank「おうちのでんわ」に移行することにした
SoftBankが提供している「おうちのでんわ」は、家の固定電話を(電話番号はそのままで)携帯回線に繋いでくれるIP電話サービスです。
NTTが割り振った(市外局番から始まる)いわゆる「固定電話用の電話番号」がそのまま使えるのに、NTTの有線回線ではなく、SoftBankの無線(携帯電話)回線を使います。IP電話なので、日本全国どこでも通話料が安いメリット等もありますが、何より月額基本料金がNTTよりも安くて済むのが大きなメリットでしょう。
先日、SoftBankショップでこの「おうちのでんわ」を契約してきまして、自宅の固定電話を(市外局番から始まる電話番号はそのままで)無線化しました。
以下は、来店予約から実店舗でのやりとりと、設置・開通までの記録です。
《目次》
NTT回線の使用をやめて、SoftBank「おうちのでんわ」に切り替えた理由
最初に、NTTの有線電話回線を使うのをやめて、SoftBankの無線IP電話「おうちのでんわ」に変更した理由を紹介しておきます。
最大の理由は、NTTのメタル回線の老朽化で、過去2年間に3回も断線した(不通になった)ために、有線回線の維持を諦めたからですが。
元々固定電話を滅多に使わないこともあって、「市外局番から始まる固定電話用の電話番号」をもっと安く維持できる方法があれば良いのにな……と思っていたこともあります。固定電話の無線化にはデメリットもあるわけですが、そこを差し引いてもメリットの方が大きいと判断しました。
主な理由は、以下の5点です。
▼理由1. NTTの電話回線が頻繁に断線する問題が過去2年で3回起きた
うちの自宅がある地域は別にそんなに古い地域ではないと思うのですが、NTTの電話回線(メタル線)の老朽化が激しいようです。うちの地域というよりも、たまたまうちの家付近で使われているケーブルの品質が悪かったのかも知れませんけども。(^_^;)
過去2年間で3回も、電話回線が断線する現象に遭遇しました。「通話が切れる」のではなくて、電柱にある電話線の方が切れる(※見た目で電話線が切れているわけではありませんが、内部では断線しているらしいです)ので、受話器を上げても「ツーー」という確認音が聞こえず、全く電話が使えない状態になります。その都度(携帯電話から)NTTに連絡すると、作業員さんが家の前の電柱に登って物理回線を切り替えることで対処して下さいました。
その辺の話は昨年に別の記事「電話回線の再故障(発信も着信もできない)でNTTの修理担当者が電柱に登って作業しに来た話」に書いていますので、興味があればそちらをご覧下さい。
で、さすがに3度も同じ断線現象があるとなると、もうインフラの老朽化が激しすぎるということなのでしょう。実際にNTTから派遣されて修理工事に来た作業員さんも「この辺はケーブルが悪いのでまた同じ現象になるかも(でもケーブルそのものを交換することはできない)」みたいな話をされていましたし。
なので、もはや有線回線に期待するのはやめて、固定電話を無線化する方法で対処することにしたわけです。(なので、今回はNTTに連絡していないので、うちに繋がっているNTT電話回線は切れたままです。^^;)
▼理由2. そもそも固定電話を使う頻度が低いので、電話番号をできるだけ安く維持したい
うちは固定電話をほとんど使わないので、NTTからはほぼ基本料金だけの請求が続いていました。
だいたい毎月1,600円程度の料金です。
使わない電話の維持に毎月そこまで費用を掛けるのは無駄ですよね。
でも、市外局番から始まる固定電話番号は、銀行等の契約とか様々なところで「自宅の電話番号」として書いているので、そう簡単には解約しにくい問題があります。
NTTは「契約を一時的に休止する」選択肢を用意しているのですが、電話番号を維持したい場合には基本料金と同じ額が毎月掛かってしまいますので意味がありません。
しかし、SoftBankの「おうちのでんわ」に切り替えれば、その固定費をもっと安くできる(月額550円~858円)ことが分かったので、それは良いな、と思ったのでした。
最安の月額550円なら、NTT料金の3分の1くらいで済みますし。
オプションを加えた月額858円でも、NTT料金の半額くらいで済みます。
(※注:上記は、SoftBankの携帯電話を利用している名義で「おうちのでんわ」も追加契約する場合の料金です。:詳しくは後述)
▼理由3. 買い取りの機械「でんわユニット」が必要だが、月額基本料金から同額が割り引きされるので、3年以上使えば機器代は0円にできる
固定電話は普通、家の壁にあるモジュラージャックに繋がっています。
「おうちのでんわ」は、壁ではなく専用の機械「でんわユニット」に電話機を繋げます。
この「でんわユニット」はレンタルではなく買い取りで、本来の販売価格は17,050円です。
しかし、この価格を36分割した額が、毎月の基本料金から値引きされるので、3年間使えば機器代金は0円にできます。
3年以内に解約すると残額を支払う必要があるわけですが、これまでに説明したように「固定電話の基本料金を安くしたいのが目的」・「そもそも固定電話の使用頻度が低い」といううちの状況から考えて、3年以内に解約する可能性はとても低そうだと考えました。
というわけで、機器代金は無料にできると考えて差し支えないでしょう。
▼理由4. 固定電話の無線化にはデメリットもあるが、そんなに問題ではなさそう(有線回線にもデメリットがある)
携帯電話回線を使う上にIP電話なので、いくつかのデメリットがあります。しかし、そこまで問題になるようなデメリットではないと私は判断しました。
- 停電したら使えない。 ➡ 無線接続のためには「でんわユニット」の電源が入っている必要があるため、停電すると使えません。しかし、別途携帯電話を持っていますから、停電時にどうしても電話する必要があれば携帯電話を使えば良いでしょう。
- 音質に難がある可能性がある。 ➡ これは無線化というよりもIP電話のデメリットですが。そもそも固定電話で通話する頻度がとてもとても低いので音質は重視していません。(開通後に実際に音声を聞いてみた時点では特に音質に問題があるようには思いませんでしたが。)
- FAXの送信には頭に0009を付ける必要がある。 ➡ FAXの送信は滅多にないので、「FAX番号の頭に0009を付ける必要がある」という点さえメモっておけば問題ありません。
また、「無線よりも有線の方が安心」という考え方もあると思いますが、先述の通りNTTの有線回線だってケーブルの老朽化で繋がらなくなる現象が頻発している今となっては、有線回線にそこまでの安心感は得られません。それなら無線で良いよな、という考えです。
▼※ただし、専用の機械「でんわユニット」が故障すると修理が必要
これがやや心配な点です。この故障リスクだけが明確なデメリットでしょうかね。
固定電話を無線化するための専用機械「でんわユニット」は、レンタルではなく買い取りです。なので、保証期間の1年が過ぎると有償修理になります。
どんな機器も永久に故障しないということはあり得ません。以前、SoftBankのADSLサービス「Yahoo! BB」を契約して使っていたときには、電話もIP電話の「BBフォン」にしていたのですが、レンタルのTA(ターミナルアダプタ)が3~4年くらいの頻度で故障していました。(^_^;) (それはレンタルだったので修理費用は一切掛からず無料で交換機器を送ってもらえていたのですが。)
この「でんわユニット」の故障頻度がどれくらいなのかが懸念点ではあります。ここはやや賭けですね。始まって3~4年しか経っていないサービスなようなので、まだ人柱レポートも少なそうですし。ただ、サービス開始から3~4年は経っているわけで、ググっても機器故障の話は出てこなかったので、それなりに持つのではないかと期待はしています。
なので、私が気にする最大のデメリットはこの「故障頻度が分からない」という点です。
とはいえ、(これはうちの特殊事情ですが)NTTの有線回線も過去2年で3回も断線しているわけですから信用度はあまりありません。なので、たとえ専用機器「でんわユニット」の故障リスクがあるにしても、「月額料金が安く抑えられる」方を採用する方がメリットが大きいと判断しました。
▼故障時の修理費用は5千円という話も見かけた
SoftBankの公式情報ではないのですが、ググってみると保証期間後の故障時には5千円で修理(交換)してくれるような情報がありました。仮に毎月(NTT料金よりも)700円安く済むと考えれば「7ヶ月分程度の節約額」と引き換えに修理できることになります(5,000÷700=7.14)。さすがに毎年1回の頻度で故障するというようなことはないでしょうから、数年に1回くらい故障すると考えても充分NTT料金よりも安く済むでしょう。
そもそも、災害時には有線回線だって混雑しますし、電柱のケーブル(電話線)が切れたら修理工事には結構な日数が掛かるでしょう。自力で電線を繋ぎ直すことはできませんから。そう考えると、無線(携帯電話)の方がよほど復旧は早そうな気がします。
今の時代は、携帯電話回線も有線電話回線と同様かむしろそれ以上に社会インフラとして重要になっていますから、インフラとして復旧が後回しにされるわけではないでしょう。
※阪神大震災のとき(25年前の話ですが)は、有線回線の電話しかなかったのですけども、しばらく不通が続いていました。ケーブルは切れていなかったのですが、回線が混雑しすぎて繋がらなかったようです。(当時は携帯電話がまだ普及する前だったので、余計に有線の電話回線が混雑したのかも知れませんが。)もちろん、地震被害のもっと酷い地域では、物理的に線が切れて通話できなかったところもあったでしょう。
▼※緊急通報時には固定電話番号ではなくIP電話番号が伝わる
警察や消防への通報時には、NTTの固定電話回線だと「電話番号と住所」が警察や消防側に自動で伝わる仕組みが存在するそうです。
でも、「おうちのでんわ」の場合は固定電話番号は伝わらず、「IP電話番号とおおよその位置」しか伝わらないのだと説明書きがありました。
なので、緊急通報時には自宅の住所を明確に自分で述べる必要があると注意書きがありました。(緊急通報ではない普通の通話時には、固定電話番号が相手に通知されるようです。なんで緊急通報だけそうはならないのかがよく分かりませんが。)
また、緊急通報時には呼び出し音が鳴るまでに10秒くらいかかるという注釈もありました。10秒というと結構長いですよね。その間、切らずに待つようにと注意書きがありました。(^_^;)
緊急通報が必要になるような事態は起きないことを願いますが、救急車を呼ぶ必要があるときとかあるかもしれませんから、頭の片隅に入れておきましょう。
なお、クドいようですが、うちはNTTの有線回線が2年間で3回も断線する老朽化が問題になっているわけで、もし緊急通報したいタイミングで断線していたら、10秒どころか永遠に繋がらないわけです。(^_^;) なので、上記のような特殊仕様は問題ないと判断しました。それに、携帯電話もありますしね。
▼理由5. 契約期間の縛りはない
このサービスに契約期間の縛りはないので、いつでも解約ができます。
ただし、専用機械の代金を0円にするためには36ヶ月ほど加入しておく必要はありますので、事実上「最低契約期間が3年」だとは言えますね。
ただ、3年経てばその後はいつ解約しても問題ないわけですから、「3年単位の縛り」のようなものではありません。
※注:なお、解約する際には解約手数料として1,100円が必要です。(これは年数の縛りとかではなく、いつでも掛かる料金のようです。)しかし、少なくとも3年は契約することを考えれば、解約時に1,100円が必要だとしても(NTTに基本料金を払い続けることに比べれば)充分安いので問題はないでしょう。
以上の5点から、「おうちのでんわ」を契約することにしました。
▼番外. SoftBank系電話への通話が無料だったり他の電話への通話が安かったりもする
うちはそもそも電話を滅多に使わないので、通話時間に応じて掛かる「通話料」に関しては特に考慮しなかったのですけども、「おうちのでんわ」だと通話料金は下記の通りです。
- SoftBank系の電話(ソフトバンク携帯電話、おうちのでんわ、BBフォン、ホワイト光電話)への通話は無料。
- 国内固定電話へは、距離に関係なく一律3分8円ちょい。(税抜7.99円)
- 他社携帯電話(ワイモバイル含む)へは1分17.6円。(税抜16円)
SoftBank系電話への通話が多い場合や、国内で遠距離の固定電話へ通話する頻度が多い場合には通話料を安く抑えられて良いでしょうね。この辺は「おうちのでんわ」に限らず、各社のIP電話に共通するメリットですが。
※ソフトバンク携帯電話への通話を無料にするためには、「ホワイトコール24」というサービス(無料)の契約が必要です。無料なので単に契約すれば良いだけなのですが、こちらから「ホワイトコール24も契約したい」と店員さんに申し出る必要がある(自動適用ではない)ので注意が必要です。
NTT回線からSoftBank「おうちのでんわ」に移行すると、いくら安くなるか
NTTの明細によると、うちは毎月1,588円くらいをNTTに払っていました。ほぼ基本料金だけです。額が細かいのは、消費税とかユニバーサルサービス料とかの加算があったり、紙の明細を発行せずにWeb化する値引き等があるからです。
▼「おうちのでんわ」の料金3パターン
SoftBankの「おうちのでんわ」に切り替えると、ほぼ以下の3パターンになります。
- ①SoftBankの携帯契約が既にある場合でオプション非選択の場合: 550円(税抜500円)/月
- ②SoftBankの携帯契約が既にある場合でオプションを2つ使う場合: 858円(税抜780円)/月
- ③SoftBankの携帯契約がない場合: 1,078円(税抜980円)/月
うちの場合は、携帯電話が元々SoftBankだったので、最も安い①か②になります。
①の場合は毎月1,038円安くなりますし(約65%引き)、②の場合は毎月730円安くなります(約46%引き)。
SoftBank携帯電話を契約していない場合は一番高い最後のパターンになりますが、それでもNTTよりは安いです。
もっとも、500円くらいの差で固定回線を無線化するメリットを享受したいと思えるかどうかは微妙かもしれませんが(専用機械「でんわユニット」の故障頻度が分からないので)。
※ただ、先程述べたように、通話料金が安い(または無料)になるメリットもありますから、通話料がそれなりに掛かっている場合には良いのかもしれませんけども。
※上記の料金以外に、(どんな電話番号に対しても等しく掛かる)ユニバーサルサービス料と、電話リレーサービス料が、たぶん毎月3~4円くらいかかります。これらはどこの電話会社でも(NTTでも)取られる共通の費用です。
▼オプション2つ加えて、月額780円のを選択
さて、「おうちのでんわ」に加えられるオプションは5種類(番号表示・番号通知リクエスト・着信拒否・キャッチ電話・着信転送)あるのですが、ナンバーディスプレイとして機能する「発信者番号表示機能」が欲しかったので、②にしました。
固定電話で通話することは滅多にないのですが、固定電話に電話が掛かってくることはあるので、誰から掛かってきたのかは知りたいのです。
NTT回線ではナンバーディスプレイは契約していなかったのですが(料金が高いので)、NTTだと136をダイヤルすると「直前に掛かってきた電話番号」を音声で教えてくれる1回33円のサービスがあるので、気になるときはそれを利用していました。しかし、SoftBankの回線にすると当然NTTのサービスは使えないので、どうせ280円加えるだけで済むならと、オプションを追加しました。
しばらく使ってみて、完全に不要だと思えたらオプションだけ解約すれば良いかと思いまして。(オプションを契約した状態でもNTTの半額なのですから、まあしばらくお試しで使ってみるのも良いかなと思いました。)
※オプション契約は、Web上から加えたり外したりできるようです。
(ナンバーディスプレイは契約していないものの)電話機はナンバーディスプレイ対応製品でしたから、電話機を買い換える必要もありませんし。
で、使ってみて知ったのですが、ナンバーディスプレイ対応電話だと、携帯電話みたいに着信履歴もちゃんと残るんですね。過去に掛かってきた番号が蓄積されていて、後からリストで閲覧できる機能がありました。固定電話機にもそんな機能があったとは……。もうこの電話機に変えて10年以上経っていると思うのですが、そんな機能があるとは知りませんでした。(^_^;;;
▼初期費用がちょっとある
なお、「おうちのでんわ」を契約した初月にだけ掛かる初期費用があります。
- NTTの固定電話用電話番号を引き継がせる場合には、引き継ぎ手数料として2,200円が最初に1回だけ必要です。
- また、NTT側で回線休止手続きをすることになるので、NTTへも2,200円の支払いが必要です。
要するに、初月に4,400円が必要になります。
私の契約の場合、電話料金(通話料以外)は1ヶ月あたり730円ほど安くなる試算でしたから、実際にお得になるのは利用6ヶ月目を超えてから、ということになります。(4,400円÷730円=約6.02)
ネットからは申し込めず、SoftBankショップに契約者が出向く必要がある(電話での在庫確認が必須)
ずいぶん長く書いてきましたが、ようやく申し込みの段階です。^^;
いーろいろ調べて、SoftBankのサポートチャットとかでも尋ねたんですが、「おうちのでんわ」を契約するには絶対に店頭での手続きが必要なようでした。
Web上では契約できません。
Web上で手続きして、専用機器等を宅配便で届けてくれたら激しく楽なんですけどもねえ……。
通りがかったSoftBankショップで店員さんに尋ねた情報と、実際にSoftBankショップに電話して尋ねた情報から、契約手続きには以下の3点に注意が必要だと分かりました。
▼1. NTT回線の契約者が店舗に出向く必要がある。
ネットでいろいろ情報を探すと「委任状があれば家族でも手続きできる」という情報もあったのですが、SoftBankショップ2店舗に直接確認すると、どちらの店舗でも「回線名義人の本人が来ないと手続きできない」と言われました。
この辺、SoftBankショップ(の店員さん)の経験値とかにも影響しているのではないかという気もするのですが。
しかし、ショップ店頭でしか契約の手続きができないのですから、ショップ側から「本人が来ないとダメ」と言われてしまえば、その通りにするしかありません。
▼2. 在庫があるとは限らない(というか在庫が枯渇気味な)ので、SoftBankショップに電話して在庫を確認した上で来店予約する必要がある。
これは本当に必須です。実際、私も3店舗目でようやく「在庫あります」という返事が頂けました。
最初の2店舗では、
- 近くのSoftBankショップAに電話「おうちのでんわを契約に行きたいのですが在庫はありますでしょうか?」→「お調べしますね。……うちに在庫はないのですが、系列店のショップBにはあるようです。」
- Aの系列店であるショップBに電話「おうちのでんわを契約に行きたいのですが在庫はありますでしょうか?」→「ああー、ご予約済みの方の分しかないので、新規様用の在庫はありません。」
おい、ショップA……。(-_-)
ちなみに、「次にいつ入荷するとかは分からないんでしょうか?」と質問してみたところ、「SoftBankがいつ送ってくるか分からないので何とも言えないです」という回答でした。
いつ次の入荷があるかはショップ側にも分からないんですね……。
ただ、幸いSoftBankショップは他にもあります。
そこの系列店ではない(=代理店運営会社が異なる)別のSoftBankショップへ電話してみたところ、「おうちのでんわを契約に行きたいのですが在庫はありますでしょうか?」→「はい。ごさいます」というわけで3店舗目で在庫を確保できました。
コロナ禍で来店予約が必須ですので、その場で予約を入れました。
私の個人的な都合で予約は約1週間後にしか入れられなかったのですけども、在庫さえ押さえておけば安心です。
▼3. 来店回数を1回だけに留めるために必要なこと
準備が足りていなければ、初回来店時は説明と見積もりだけで、「契約はまた次回来店時に」みたいな感じになります。
そうせずに、店舗へ出向く回数を1回だけに留めるには、完璧な準備が必要です。
- 「でんわユニット」の在庫が店舗にあることを事前に電話で確認して予約しておく。
- 契約者本人(=NTT回線の名義人)が直接店舗へ行く。
- 契約者本人の本人確認書類を持参する。(運転免許証とか)
- 契約者本人の支払い手段を持参する。(月々の料金の支払い用です。店頭での支払いはありません。)
- クレジット決済ならクレジットカードだけでOK。
- 銀行引き落としにしたいなら通帳のほかに印鑑(銀行に登録してある印鑑)が必要。
- 契約するオプションの内容を決めておく。(オプションを何も選択しないなら不要ですが。)
上記の準備をしておけば、最初の1回で契約完了まで行けると思います。
SoftBankショップ店頭での手続きに1時間かかった……(しかし準備さえ完璧なら店舗へ出向く回数は1回だけで済む)
手続きに1時間かかったとはいえ、ほとんど待ち時間なんですけどね。(^_^;)
朝10時の来店予約で、10時に店に行きました。(施設の開店が10時ちょうどなので、実際には10時3分頃に店舗に着いたのですが。)
予約していたにもかかわらず、「対応店員の数が今日は少ないのでしばらくお時間を頂けますでしょうか」ということで、30分ほど待って結局10時30分頃から応対が始まりました。
とはいえ、ショップそのものに特にサービスは期待していないので、別に文句はありません。(^_^;)
そもそも「安いことが最大のメリットだ」と理解していますので、安く維持するためにはどこかでコストを切り詰めねばならないのは道理です。待つくらいは問題ありません。
《小目次》
▼1. 店員さんも「おうちのでんわ」に関してはほとんど知らないっぽい
SoftBankショップの店員さんは、SoftBankの社員ではありません。あくまでもSoftBankの代理店を運営している会社に雇われているスタッフです。
たぶん、SoftBankのあらゆるサービスに精通しているわけではないのでしょう。
スマートフォンの契約とかなら件数が多いので把握しているのでしょうけども、「おうちのでんわ」に関してはさっぱりなようでした。こちらが何かを質問すると「お調べしますね」と言ってタブレットを操作。それでも分からないようで、「ちょっと調べてきますね」とバックヤードに引っ込む……みたいなことを数回やりました。(^_^;) いえ、文句はありません。安いので。1つの質問に対して、その回答が得られるのが5分後、みたいなことが数回ありました。
例えば、「NTTへはこちらから何か連絡とか手続きをする必要があるのですか?」という質問でも、バックヤードに引っ込んでから5分後くらいに「ありません」という回答を得ました。
(「おうちのでんわ」を契約するとNTTの電話契約は休止状態になるわけですが、それが自動でそうなるのか、何か契約者自らの手続きが必要なのかが知りたかったのです。そのままNTT側でずっと基本料金が請求され続けたら困りますし。まあ、電話番号を引き継ぐ以上、そうはならないだろうな、とは思っていましたので、あくまでも念のために質問してみただけだったのですが。)
というか、「おうちのでんわの料金明細はどうやって確認できるんでしょう?」みたいな質問でも「お調べしますね……」と言ってタブレットを操作してから、それでも分からなかったようでバックヤードに引っ込んで……もしかして店頭配置されたばかりの新人店員さんだったんでしょうか。(^_^;)
いえ、文句はまったくありません。
▼2. 店員さん用タブレットにひたすら情報を打ち込んでいく
店員さん用のタブレットに、店員さんがひたすら情報を打ち込んでいくことで契約手続きが進みます。(これはスマートフォンの契約とかの場合でも同様でしょうけども。)
ただ、こちらが紙に書いた情報を見て打ち込んでいくだけで済むんなら、SoftBankのWebサイトで顧客に直接入力させることでWeb上だけで契約を完結してくれても良いんじゃないかな……とは激しく思いました。(^_^;;;
身分証明書として提示した運転免許証だって、店員さんがそのタブレットで撮影して取り込んでいましたし。それなら、Web上だけで手続きを完了できるのでは……。その方が実店舗のリソースを使わなくて済むので(SoftBank側の)コストも低く抑えられそうに思うのですけども。
まあ、実際にはWebですんなり申し込める人の数は少なくて、遠隔サポートにコストが掛かるという判断なんでしょうかね?
「Webでうまくいかなかったら実店舗を使ってくれ」という方針にしてくれるだけでも、Webでサクッと申し込めるスキルのある人々が実店舗のリソースを消費せずに済んで良さそうな気はしますけども。
▼3. 店員さんもわりと手続き操作をやり直しているっぽい
こちらが待っている間、目の前で店員さんがひたすらタブレットを操作しているわけですが、2人の店員さんが「あちゃ」とか「もっかい」とかボソっと呟きながら操作していて、運転免許証も2回読み取り直したので、たぶん店員さん用タブレットで提供されているUIがあまり使いやすくはないのかもしれません。(笑)
内部用システムのUIが使いにくい、というのはIT業界でもありがちな話です。
いや、どんな画面なのかはこちら(顧客)からは見えないので分かりませんけども。
▼4. ホワイトコール24(SoftBank携帯への通話を無料にするサービス)を契約したければ自ら言う必要があるので注意
冒頭の紹介部分でもちょっと書きましたが、「おうちのでんわ」からソフトバンク携帯電話への通話を無料にするためには、「ホワイトコール24」というサービス(無料)の契約が必要です。
無料なので単に契約すれば良いだけなのですが、こちらから店員さんに「ホワイトコール24も契約したい」と申し出る必要があります。
自動適用ではありませんし、店員さんの側からも「ホワイトコール24」の存在についての紹介はありませんでした。(^_^;)
なので、ソフトバンク携帯電話への通話を無料にすることも契約目的に含まれている場合には特に、そのことを言うのを忘れないよう注意しておきましょう。
ただ、ホワイトコール24の契約は(たとえ忘れていても)後からでも簡単そうな雰囲気ではありましたが。
なお、説明がなかったことといえば、専用機器「でんわユニット」の代金を何回分割にするのかも尋ねられず、問答無用で36回になっていました。
機器代金を実質無料にする割引回数は36回で固定なのですが、実際の分割支払い回数は一括・24回・36回などから選べる(※)とパンフレットには書いてあったのですが。
もっとも、これは「割引月数」と「分割回数」を合わせておく方が分かりやすくて望ましいと思いますから、36回で良いですけどもね。何にせよ実質の機器代金が0円になることに変わりはありません。
※例えば、機器代金17,050円を一括で払ったとすると、その場合でも(機器代金を実質無料にするため)毎月の料金から474円が引かれるので、最初の3年間は月額76円~で済むことになります。(機器代金を一括で払っても、それを実質無料にするための月々の割引は36回に分割されるので、3年以内に解約すると割引が途中で終わってしまうわけですから、自己負担額が出ることになります。なので、分割払い回数を短くする意味はあまりないと思います。もしかして、割賦契約ができない何らかの事情がある場合のために一括払いの選択肢が用意されているのでしょうかね……?)
▼5. 応対が始まってから契約を終了して機器を受け取るまでに1時間
応対が始まってから機器を受け取るまでに1時間くらい。最初の待ち時間30分を含めると、1時間半ほど店舗内にいました。全体の8割くらいは待ち時間です。
もしかしたら着任したばかりの担当者だったのかも知れませんけども。
来店予約の際に「おうちのでんわ」の契約が目的だということは伝えてありましたから、
実際、契約するためにこちらが言ったりしたりしたことは、主に以下の点だけです。
- 契約者の住所・氏名・電話番号を用紙に記入。
- 今、NTTにいくら払っているのかを申告。(ついでに営業目的だと思われる「自宅のネット回線事情」とかも)
- 加えるオプションの詳細の申告。
- 見積書を受け取って料金の説明を聞く。(この辺で、NTTからはいくら請求が来るのかとかいくつか質問したら、その都度「お調べします」と言って奥に引っ込んで5分くらい戻ってこないのが何度か)
- タブレットで手続きを進める店員さんをひたすら眺める。
- 手続きの過程で、本人確認書類(運転免許証)を提示したり、支払い用クレジットカードを提示したりする。
- 契約詳細をタブレットで見せられて、間違いないことを確認したら契約者がタブレット上に署名。
- SoftBank側が製作した6~7分くらいの説明映像を見せられる。
- 機器や書類を受け取る(契約内容のほか開通日も記載)。来店契約特典らしいジュースも2本くれました。
待ち時間は長いものの、契約は無事に済みました。
上記のステップ7のところで、携帯電話番号の入力をミスっているのを発見して修正して頂いたので、内容が本当に間違っていないかどうかはよーく見た方が良いと思います。(^_^;;;
店員さんは「間違いない」という前提でさらっとスクロールしようとするので、一瞬で目をこらして見る必要がありました。
※最終的に印刷された契約書類も渡されます。
いや、応対そのものはとてもとても丁寧でしたけどね。腰は低く、喋りは丁寧で、何の文句もありません。
ただ、あまり知識がなさそうなのが見て取れるので、どんな画面で契約操作を進めているのか(入力内容が本当に正しいのかどうか)が分からないのが不安だっただけで。(^_^;)
そこも最終画面に署名を求められる前に確認はできるので大丈夫ではあるのですが。
応対は本当に丁寧で、店舗の出口まで袋を持って出て、その上で見送って下さるとか。わずか月額780円のサービスを1つ契約しただけなのにそこまで……という感じの。応対そのものは過剰なほど丁寧でした。
理想を言えば(これはショップではなくSoftBank本社への要望ですが)、実店舗へ行かずにWeb上だけで契約が完了する仕組みだと望ましいのですけども。
▼注:店頭での支払いはないが、既存のSoftBank携帯電話の契約と合算はされないので、クレジット払いにしたければクレジットカードを持参する必要がある
SoftBankの携帯電話を使っていれば基本料金が半額で済むという制度があるくらいですから、当然、「おうちのでんわ」の料金請求は「既存のSoftBank携帯電話料金との合算」になるのだろうと思っていたのですが、そうではないようです。
店員さん曰く、「システムの都合で同時請求にはできず、おうちのでんわ料金とSoftBank携帯電話料金は別々に請求される」とのことでした。
なので、「おうちのでんわ」を契約するにあたっては、たとえ既にSoftBank携帯電話を契約していても、新たに何らかの支払い手段を指定しなければなりません。
もちろん同じクレジットカードを使えば良いのですが、「今の請求先に合算で請求してくれ」と言うことはできないので、ちゃんと支払いに使いたいクレジットカードを見せて、改めて番号を登録してもらう必要があります。
なぜそんな仕組みになっているのかよく分かりませんけども。
まあ、そうなっているものは仕方がありません。^^;
▼*. 待ち時間に他サービスの宣伝もあった
ちなみに、何度となくあった待ち時間の合間に、下記の2点のSoftBankサービスの宣伝を店員さんが語りたい雰囲気でした。
- 自宅用のネット回線
- ソフトバンクでんき
▼1. 自宅用のネット回線
ただ、「ご自宅のネット回線は何をお使いですか?」と尋ねられたので「楽天モバイルのSIMをルータに挿して使っています」と答えたら「ああ~~~~」と頷かれただけで、ネット回線の宣伝は特にありませんでした。(^_^;)
たぶん、SoftBank Airを宣伝したかったのだろうと思います。(でんわユニットは、SoftBank Air本体と合体させて使える形状になっていますから。)
楽天モバイルは通信量無制限で料金定額で契約期間の縛りもない上に、(SoftBank Airのような)SoftBankが提供できるネット接続サービスより安いですからね。(^_^;;;
※楽天モバイルのような「SIMだけが提供されるネット契約」は「スマートフォン向けのサービス」だと思われているかもしれませんが、そうではありません。据え置き型のルータにSIMを挿すことで、自宅の固定ネット回線として利用することもできます。通信量無制限の契約なら、使いすぎの心配もありませんし。無線なので工事が不要ですから、光ファイバーやCATVを引くよりも遙かに簡便なのです。光回線ほどの速度は出ませんが、概ね10~30Mbpsくらい(うちでは)出ていますので充分です。昔のADSLより速いですし。最近は、SIMを挿せる(モバイルルータではない)据え置き型ルータ製品もいくつかありますので、そういうのに挿して使います。この辺の話も今度別の記事として書きたいとは思っているのですが。
▼2. ソフトバンクでんき
なお、「ソフトバンクでんき」のパンフを持ってきた店員さんは、うちがオール電化を使っていると答えたら「なるほど……、もしオール電化でなかったらこちらをご紹介しようと思ったのですが……」と残念そうにしただけで、その宣伝もありませんでした。(^_^;;;
銀行でもどこでも実店舗に行くと、こういう抱き合わせサービス紹介的なものがあって面倒だな、と思っていたのですが、今回はセーフでした。(^_^;)
販売代理店は「どれだけ契約を取れるか」が収益のすべてと言っても過言ではないくらいでしょうから、まあ、当然いろいろ紹介したいでしょうね。いや、それは直営店でもそうでしょうけども。(SoftBankによる直営店のショップというのが存在するのかどうかは知りませんが。)
帰宅してから専用機器「でんわユニット」を設置して、すぐに電源コードを繋ぐ。ただし開通日は9日後
開通日は、来店日の9日後でした。
ただし、契約した当日中に必ず機器「でんわユニット」を設置して電源を入れること、というのが条件です。
この電源投入が遅れると、開通日も先送りされる仕様らしいので、電源は必ず入れる必要があります。
※NTTの電話番号を引き継がずに、新規に発行されたIP電話用の番号で使う場合には、即日利用可能になるようです。NTTの電話番号を引き継ぐ場合、事前の情報では「開通までに2週間」とあったので、9日後で済むのは(当初の予想よりも)早かったです。
▼専用機器「でんわユニット」はとても小さくて軽く、設置場所の融通はかなり利きそう
モジュラーケーブルで電話機と接続するための専用機器「でんわユニット」のサイズはとても小さくて軽いです。下記の写真に写っているシャーペンのサイズ等と比較して下さい。
この箱には、
- でんわユニット本体
- 電源コード(とACアダプタ)
- モジュラーケーブル
- USBケーブル
- 説明書(冊子や紙)
が入っています。
このうち、USBケーブルは「SoftBank Air」と合体させるときに使うためのケーブルなので、「おうちのでんわ」だけを単体で契約する場合には使いません。
モジュラーケーブルが含まれているのは、NTT回線からの切り替えではなく、新規に電話番号も取得するユーザ向けなのでしょうね(そういう人は電話機だって新規調達でしょうから)。ただ、電話機側にモジュラーケーブルって付属していないのかな? という気はしますけども。まあ、ないよりはある方が親切ではあります。
電源コードは細くて取り回しやすい感じでした。そんなに長くはありませんが、1mくらいはあると思います。
ACアダプタ付きですが、横長なのでコンセントには挿しやすいです。
本体は製造会社名として「フォックスコン」と書いてありました。
Foxconnは鴻海(ホンハイ)科技集団という台湾の会社ですね。ただ、Made in Chinaとあったので、製造工場は中国のようですが。
▼SoftBankの電波がよく入る位置で、電話機から1m以上離れている方が望ましい
SoftBankの電波がしっかり入る位置に設置しないといけませんが、うちは元々携帯電話がSoftBankなので、SoftBankの電波が家の中のどこでも入ることは知っていましたから特に問題ありませんでした。
設置して電源コードを繋ぐとランプが光り出して、しばらくすると問題ない待機状態(=電波は掴んでいるがサービスは開通していない状態を示す表示)になりました。
説明書によると、電話機と近すぎるとノイズが入るかもしれないので、電話機とは1m以上離すようにと書かれていました。
可能なら離れた位置に設置すると良いでしょう。
もしかしたら、モジュラーケーブルを同梱しているのは、「既存のモジュラーケーブルが短すぎる場合」に対処するためかも知れませんね。正確には測っていませんが、同梱のモジュラーケーブルの長さは2mくらいありました。
なお、電波の問題がどうだろうと、IP電話である以上、あまり音声品質には期待できない可能性はあります。そういう割り切りができる場合用の契約と考えましょう。そもそも安いならどこかにその理由があるのですから。
ただ、開通後に1度だけ使ってみた限りでは、特に音質が悪いとは思いませんでしたが。(ただ、そもそも私は普段から電話を滅多に使わないので、平常時の音質とは比較ができないのですけども。^^;)
※そもそも、うちでは2019年まで(SoftBankが提供している)Yahoo! BBというADSLサービス(電話回線経由のネット接続サービス)経由で「BBフォン」というIP電話を17年間ほど利用していました。その間、特に固定電話の音声品質に難を感じたことはありませんでした。よほど(ネットの混雑時間帯も含めて)たくさん電話を使う人だと違いを感じることもあるのかも知れませんが。
※しかし、それにしても、2019年までSoftBankのIP電話(ただし有線)を利用していて、それを解約してからわずか2年後に、またSoftBankのIP電話(ただし無線)を契約するとは思いませんでした……。(^_^;;;
▼品薄っぽいのが見て取れる「出荷日」シール
でんわユニットの箱にはシリアルナンバー等が印字されたシールが貼ってあるのですが、そこにSoftBankからの出荷日も印字されていました。
それによると、「私が来店予約をした日」の7日前に出荷された物でした。
とすると、店舗にフリーの在庫として存在していたのは5~6日くらいしかなかったでしょう。
やはり、品薄なんですね。
契約者が多いから品薄なのか、製造数が少なすぎるから品薄なのかは分かりませんが。(^_^;)
電話と郵送書類?
契約の翌々日に、携帯電話にSoftBankから電話が掛かってきました。とはいえ人間からではなく自動音声です。「こちらはSoftBankです」から始まって、「おうちのでんわをご契約頂きありがとうございます」云々と続いて、要するに契約内容を記載した書面を郵送したので届いたら中身を確認してね、という内容でした。30秒くらいの自動音声による案内で、こちらが電話を切らなければ何度も繰り返し再生する仕様なようでした。
しかし、契約から1週間が経ってもその紙の書類とやらは届いていないのですが。(´・ω・`)
あの自動音声電話は何だったのか……?
そもそも契約詳細の書類は店頭で受け取っているのですけどもね。
(追記) 契約日ではなく開通日から4日後にSoftBankから葉書が届きました。圧着葉書になっていて、開くと料金明細を確認できるWebサイトのURLと、そこへアクセスするためのIDと初期パスワードが印字されていました。
開通日
開通日には、朝と昼の2回ほどSMSでSoftBankから携帯電話に連絡が来ました。
- 朝は「今日の13時頃に開通する予定なので、モジュラーケーブルを接続しといてくれ」という内容のSMS。
- 昼は「開通したので、111に電話して自動音声を確認してくれ」という内容のSMS。
ただ、朝に出かける前にちらりと確認したところ、でんわユニット本体のランプは既に「開通」を示していましたけども。もしかしたら朝から既に使おうと思えば使えたのかもしれません。
夕方頃にモジュラーケーブルを「でんわユニット」に接続して、電話機から111へダイヤルすると、無事に「こちらはSoftBank開通確認の自動音声です」みたいな感じの音声が聞こえました。少なくとも、その電話に関しては音声は途切れずにちゃんと聞こえていました。
携帯電話から試しに固定電話番号へダイヤルしてみると、ちゃんと繋がりました。また、ナンバーディスプレイも正しく機能していました。
壁のモジュラージャックに何もケーブルを繋がなくなったので、壁がちょっとだけスッキリした気がします。
というわけで、店頭契約から9日後に無事「おうちのでんわ」が使えるようになり、固定電話の無線化が実現しました。
めでたし、めでたし。