21時43分54秒 [ハードウェア]
メインPCに増設するメモリ16GB(8GB×2本)を手に入れました。2ヶ月前くらいの話ですけども。
今は16GBのメモリでも6千円で買えるんですねえ。(台湾製)
安くなったものです。もっとも、昨今の経済背景から、そのうち値上がるかもしれませんけども。
過去の記録を見ると、2009年12月に前のメインPCを調達したときは、4GBの値段が¥15,750.とかでしたからね。(ただ、それはBTOメーカーの価格なので、市場価格はその半分くらいでしょうけども。)
今使っているメインPCは2年前に買った EPSON Direct製のBTO PCなのですが、製品構成の段階でメモリを増やすとずいぶん割高(市場価格の2倍くらい)で無駄なので、とりあえず初期構成としては16GB(=8GB×2本)で購入しました。必要なら後で自力で足せば良いわけですし。
で、別に動画編集をするわけでもないので、16GBでもなんとかなっていたので今までそのままで来ました。
仮想環境上で別のOSを起動して使う場合には、少々心許ないので(厳しいというほどではありませんが)他のソフトをできるだけ終了させた上で使うような工夫はしていましたけども、そういう場合以外では問題は特にありませんでした。
……が、
さすがにOSのアップデートを数回経てOS自体がメモリを食うようになったのか、それとも昨年にメインディスプレイの面積が広大になった影響で複数のソフトをよりたくさん併用するようになったためなのか分かりませんが、平時の使用でもメモリの占有率がそこそこ上がるようになってきてしまいました。下図では77%使っています。OSの起動直後ならだいたい35%くらいですけども。
ブラウザでタブをたくさん開いているとメモリ残量がどんどん減ってきて、限界に近づくとFirefoxがフリーズしたり落ちたりすることが何度かありましたので、常にタスクマネージャを開いたまま、メモリ残量を気にしつつ使っていました。
しかし、ふと思い立って調べてみると、8GBのメモリ×2本の計16GBでも6千円で買えることが分かりまして、それならもう追加してしまえば良いか……と思って購入したのでした(Amazonのタイムセールでちょっと安かったこともありまして)。
合計32GBにすれば、当面は充分でしょう。(※メモリを増設するたびに同じことを思うわけですが。^^;)
メモリを挿すべくPC筐体を開けたところ、ホコリがこんもり溜まっていましたのでまずは掃除をしました。「溜まっていましたので」というか、このPCを購入して約2年間、一度も筐体を開けていないので、たっぷり溜まっているだろうことは最初から分かっていましたけども。^^;
最近、なんとなく、CPU負荷のかかる処理をするときにCPUファンの音がずいぶん大きくなるな……、とは思っていたんですけども。筐体を開けてみて納得しました。CPUファンに溜まったホコリがすごいです。^^;
そりゃファンの音もすごくなるはずです。
ウェットな不織布を使って、CPUファンと、その下のヒートシンクとかを掃除。
それなりに綺麗にはなりました。
そのほか、マザーボード上とかケーブル上とかいろいろ全体的に拭きました。
まあ、2年も放っておけば、筐体内部はどこもホコリだらけですよね。
メモリを増設するにはPCの筐体を開けないといけないわけですが、ただ開けるだけでは済まないかも知れない可能性がありました。
PC購入直後にざっとマニュアルを眺めたときに、メモリを増設するためには『ストレージ機器をフロントパネルから出し入れできるようにするために内蔵されているパーツ』を一旦取り外して動かさないと、マザーボード上のメモリの空きスロットにアクセスできない可能性がある、という説明を目にしていましたので。
明確に「動かさないとアクセスできない」とは断言されていなくて、なぜか「可能性がある」みたいな表現だったので、BTOパーツの選び方によって状況が異なるのかも知れません。なので、開けてみるまで判断できません。
面倒がないと良いなあ……と思いながら開けたわけですが、別にマニュアルに書かれていたような問題はなく、空きメモリスロットにはあっさり難なくアクセスできました。
よっっっっぽど腕が太かったら無理、という可能性も、あるのかな……? と思わなくもないですが。
普通サイズな腕なら、何も問題はないでしょう。^^;
上写真の黄色矢印の先にあるのがこれから増設するメモリ2本で、橙色矢印の先にあるのが挿す先である空きメモリスロットです。
確かに、ストレージBOXに接続されているSATAケーブルの下に位置していますが、メモリは横からスライドさせるような感じで入れれば特に問題はありませんでした。(いや、もし本当にケーブルが邪魔でどうしようもないなら単に一時的に抜けば良いだけですが。ストレージBOX自体は邪魔になっていないので何も問題ありません。)
で、このメモリを挿入すると、下写真のようになります。
黄色矢印の先部分に2本入っています。背中の赤いやつが増設したメモリです。
ぴったり刺さりました。
当たり前ですが。
ヒートシンクが付いているメモリなので、隣接するメモリとどれくらい間隔が確保できるか心配していたんですが、メモリスロットってこうしてみると意外と余裕があるので何も問題はありませんでした。
というわけで、めでたくメインPCのメモリ総量が32GBになりました。
タスクマネージャで確認すると、ちゃんと合計32GBだと認識されています。
……が、合計16GB時には2933MHzだったメモリ速度が2400MHzになってしまっていました。(下図)
このPCのチップセットはH470なので、メモリは2933MHzまでの対応です。
新たに調達して挿した8GB×2本のメモリはDDR4-3200のメモリです。が、それはそれとして2933MHzで動いてくれるんじゃないかな、と思っていたのですけども。そうではないんですかね。^^;
マニュアルには使用可能メモリとして「PC4-2933(DDR4-3200使用)」と書かれていたので、DDR4-3200のメモリを挿しても2933MHzで動作してくれるんだと解釈していたんですが。
購入時のBTO構成表を見たところ、工場出荷時のメモリは「PC4-2933 DDR4 SDRAM」と書いてありました。
2933MHzと3200MHzのメモリを混在させたら2400MHzでしか動作しないということなんでしょうかね??
もっとも、2933MHzだろうと2400MHzだろうと、私の使用感では体感できるような差はありません。
それよりも、充分なメモリ空間が確保できたために、メモリ残量を気にしながらPCを使う必要がなくなったことのメリットの方が遙かに大きいです。
なので何も問題はありません。単に表示上の数値がちょっと気になっただけで。
私の使い方なら、メモリ32GBを使い切るケースは(少なくとも向こう数年は)なさそうです。
もっとも、メモリを増やす度に常にそう思うわけですけども。メモリ4GBだったPCに4GB追加して8GBにしたときとかにも同様に思ったはずですし、メモリだけでなくストレージでも、SSDとかHDDとかを大容量にする度に同じことを思うわけですけどもね。^^;
まあ、向こう数年は大丈夫でしょうから、RAMディスクの割り当てを増やしても良いかもしれません。
今は一時作業用のスペースとして100MBくらいだけ確保してあるのですけども。1GBくらい確保しても全然問題ないでしょう。
もっとも、一時作業用スペースとして1GBも使うケースはなさそうですが。
この手の製品で怖いのは(というか面倒くさいのは)初期不良の存在ですけども、だいたい2ヶ月ほど使ってきて問題はないので、問題ないでしょう。
良かった。
というわけで、メモリを増設して合計32GBにした話でした。
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:2件
おぉ、ずいぶん同じですね。私のCPUもCore i7-10700Kです。その後も特に問題なく使えています。メモリ速度が重要になるような使い方はなに一つしていないので、何も気にはなっていません。それよりも、メモリ空間が潤沢になったことのメリットの方が大きいですね。メモリ残量を気にすることがなくなりましたので。私も満足しています。(╹◡╹)
投稿者 にしし : 2023年03月24日 16:59
コメント数: 2件
にししさん、はじめまして。その後いかがでしょうか?そのままお使いになっておられますか。私もにししさんとほぼ酷似した状況です。増設用に買ったメモリもメーカーも同じ(エリートで中身はSKハイニクスでした。元の2枚はマイクロン。)2枚から4枚へ、16GBから32GBも同じ。2933MHzが2400MHzになってしまったのも同じ、これはよくあるみたいでフォーラムとかでも話題になりますね。ゲームなどをしないので私もそこまで速度低下は体感できていません。そして私のCPUはi7-10700でバイオスのいじることはできないみたいです。これも同じっぽいですね。ちょっと前までエリートはマイクロンのメモリーを使っていたみたいで、もしマイクロン4枚揃えば今頃2933MHzで動いていたかもしれませんけど、これは運に任せるしかなかったので、現状で満足しています。
投稿者 ME割と好きだった : 2023年03月21日 00:10