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Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2024/07/19. 18:09:10.

4月にエアコンを買い換えた話(エアコン購入時期として望ましそうだったので)

4月にエアコンを交換

まだ梅雨は明けていませんが、もう完全に夏ですね。
このクソ暑い中でエアコンが故障したら大変です。場合によっては命に関わります。

私の自室では、設置して30年以上が経っているエアコンが稼働していました。冷暖房の性能には全然問題はなかったものの、ここ2~3年くらいで、冷房時に風の吹出口から稀に水滴がボタボタボタッと落下してくる問題が出てきていまして、さすがにそろそろ買い換えないといけないな……、とは思っていたんです。
水滴が垂れてくるだけなら、真下にタオルでも置いておけば良いんですが、普通、風の吹出口から水滴が垂れてくることはないのですから、やはりそれは「本格的な故障の前兆」だと考える方が良いですよね……。
なので、「さすがに買い換えないとな……」と思いながら、昨年まで「真夏には故障しないでくれ……!」と祈りつつ使っていました。

なぜ早々に買い換えなかったかというと、極めて切実な理由があったんです。

▼この、はにゃーんな部屋をそのまま見せるわけにはいかぬ!(`ω´)

普通の家電なら単純に買い換えれば良いだけですけども、エアコンは専門業者に設置工事を依頼する必要が絶対にありますよね。(自分がその専門業者である場合だけは例外ですが、私はそうではありませんので。)
リビングに設置してあるエアコンとかなら全然問題ないんですが、自室に設置してあるエアコンだと、極めて極めて買い換えを決断しにくい切実な理由があります。

このはにゃーん🧡なオタク部屋にそのまま赤の他人を入れるわけにはいかぬ……!

……という痛切極まりない理由が。
そんなことをしようものなら、暑さとか寒さとか関係なく、まず私の精神が保ちません。_(┐「ε:)_

PCに向かって座っていて、視線をどこに向けても萌えられる素敵な部屋に仕上がっているので、ここに赤の他人を入れるのはさすがに憚られて憚られて……。┌(:3」└)┐
極めて気心の知れた人間しか、この部屋に立ち入らせることはできません。(私の精神安定のためには。)

友人にエアコン設置業者が居たら良かったんですけどもねぇ……! 残念ながら居ませんでした。なんで居ないんだ。

おたく部屋専門のエアコン業者が居たら日本中で需要があったりしませんかね……?
別に設置担当者自身がおたくである必要はないとは思うんですが。要するに、何を見ても見なかったことにできる人材なら。(笑)

▼そうは言っても、真夏に壊れたら困るので……

とはいえ、夏の真っ只中のような「エアコン設置繁忙期」に故障されてしまうと生命の危機に陥る可能性がありますから、やはり故障するよりも前に買い換えておく必要があります。
もしかしたらまだ数年は保ってくれるかもしれませんけども、既に設置から30年以上が経過していて、なおかつ、吹出口から水滴が垂れてくるわけですからね……。その「水滴が垂れてくる」という、大きく困るわけではないがちょっとは気になる動作こそ、「もうすぐ故障するよ」というサインだと考えるべきでしょう。

……というわけで、一念発起してエアコンを新調しました。
4月に。
つまり、もう3ヶ月前の話なんですが。

「今年はもっと軽率にブログ記事を書きたい」などと言っておきながら、ずいぶんネタを放置してしまいました。_(:3」z)_
まあ、とりあえず書く気になったので書きます。

以下はその話です。(上記はすべて前置きで、ここからが本題です。既に1500文字くらい書いていますけども。)

エアコンはいつ買うのが正解なのか?

エアコンはいつ買うのが正解なんでしょうかね?
少なくとも、本稼働時の真夏や真冬でないことは確かですが。

どうせ買うなら、できるだけ安く買いたいですし、
こちらの都合の良い日程で設置に来てくれる時期の方が望ましいですし、
もちろん、エアコンを使いたいと思う可能性が低い時期が良いですよね。

▼繁忙期は設置予約が取りにくいだろうし、暑くなってからだと良好なサービスが望めない可能性もありそうな気も

そもそも、設置工事に来てくれる業者さんにとって「作業しやすい気温」である季節の方が望ましいですよね。
クソ暑い中、だらだら汗を流しながら重たいエアコンを設置するとか、どう考えてもやりたくないでしょうし。(クソ寒い中も同様)
そう考えると、暑くなってから(or寒くなってから)では良好なサービスが望めない可能性とかありそうかな、という懸念があります。
たとえそうではなくても、設置需要の増す時期(繁忙期)だと、予約が詰まっていて、なかなか希望する日時では頼めない可能性が出てくるでしょう。

やはり、「暑くもなく寒くもない」みたいな適温環境で、あんまり設置工事が連続しない閑散期の方が、一層丁寧に作業してもらえるんじゃないか、という期待ができそうな気がしました。(※注:全部想像なので、全然違うかもしれませんが。)

そう考えると、春か秋ですよね。

問題は、最近の日本では、春も秋も短い点ですが……。

  • 春と言えそうな期間は、3月末~5月頃で、
  • 秋と言えそうな期間は、10月~11月頃でしょうか。

ただ、3月は引っ越しのシーズンなので、エアコン設置も同様の繁忙期という可能性もあるのかな……という気もしました。
まあ、新築ではない家に引っ越す場合には、エアコンは最初から付いている可能性もあるのかもしれませんが。

で、エアコンメーカーがTwitterとかに、「そろそろエアコンの試運転をしておきましょう」的なツイートを流してくるのが、だいたい5月あたりですよね。設置工事の繁忙期になってからそう言うのは遅いわけですから、そのようなツイートが流れてくる頃はまだ繁忙期より前なのでしょう。

そう考えると、エアコン設置を依頼する理想的な時期は、4月~5月あたりなのかな、と思いました。(※注:全部想像なので、全然違うかもしれません!)

▼エアコンの新モデル発売が5月っぽい

世の中、暖房の手段は多々ありますが、冷房の手段はほぼエアコン1択なので、エアコン販売の主戦場は「夏に向けての時期」ですよね。
どうやら、エアコンメーカー各社は新製品を5月頃に発売するようでした。

そうすると、4月は「昨年モデルを売り切ってしまいたい時期」かもしれません。

ヨドバシカメラや、ジャパネットたかたは、年に数回ほど物理的にカタログ冊子を郵送してくるんですが、両社とも春から夏にかけての冊子では表紙等でエアコンをプッシュしています。(両社からはもう何年も定期的にカタログが郵送されてきます。ほとんどはそのまま捨てるだけなので、とても紙の無駄なのですが。少なくとも、通販会社が何を売りたいと思っているのかはよく分かります。^^;)
特に春頃に届く冊子には「昨年モデル」であることを理由に値引き販売するよ……というようなことが書いてありました。
あの手の販売会社は常に何らかの値引きを謳っていますので、型落ち(昨年モデル)値引きがどれくらい普段より安いのか(常時値段を調べているわけではないので)分からないんですけども。
まあでも、新製品が発売される直前には旧製品の在庫を減らしたいとは考えるでしょうから、安くはなっているんだろうな、とは思いました。

というわけで、(真実とは全然違うかも知れないんですが)私としては、エアコンは4月後半あたりに買うべしという結論に至りました。

エアコンを買った。ネットで

30数年前だと近所の家電店に行って、店頭でエアコンを選んで購入したんですが(そうするしか方法がありませんでしたし)、店頭だと、

  • 店まで行くのが面倒くさい
  • 店頭に陳列されている製品の中からしか選べない
  • カタログスペックの比較が容易ではない
  • 補足情報をその場で調べにくい
  • 頭の中でいろいろ考えている最中に話しかけられたくない

……というようなデメリットがいろいろありますから、ネット通販で買いました。

新規設置の場合だったら何かと相談事もあるかもしれませんが、今回の私の場合は「買い換え」ですから、エアコン設置可能空間等の都合は、今のエアコンの設置状態を調べれば分かります。
エアコンはサイズがいろいろありますから、よほど空間に余裕がある場合以外は、設置可能なサイズをしっかり測っておく必要があります。

特にエアコンは、(具体的な距離は製品によって様々ですが)『本体の上部は天井から5cm以上空けるのが必須』とか『本体の左右の片側は壁から3cm以上空けるのが必須』というような設置場所の制限があります。既にあるコンセントの位置とか、柱の位置とか、様々な都合を考慮して「本当にそこに設置できるのかどうか」を判断する必要があります。

  • 設置可能サイズは、現状のエアコンを参考にしてメジャーで測れば済みます。
  • そこに設置可能なエアコンを選ぶには、ネット上で(カタログ値の)W・D・Hサイズや、空けておく必要のある空間量の表記等を見ればハッキリ分かります。(店頭でメジャーで測るより正確でしょう。)

なので、ネットで買う方が便利だよな、と思いました。
通販サイトでもそこそこ詳しい情報は公開されていましたが、さらにメーカーサイトへ行けば詳細な図面までPDFで閲覧できましたし。もちろんマニュアルもダウンロードできますし。欲しい機能がちゃんとあるのかどうかは、やはりマニュアルを読むのが一番ですよね。今はどこのメーカーでもマニュアルはPDFで公開しているでしょう。

▼設置工事手続きも便利な仕様になっていた

エアコンは専門業者による設置工事が必須なので、エアコンそのものの費用に加えて、現地(=自宅)作業費用が必要です。
「標準設置工事費」というのはエアコン価格に含まれていたのですが、その費用でカバーされるのは極めて最小限の作業だけのようで、たいていの場合は追加費用が必要そうな感じでした。(まあ、設置環境は千差万別なので、そうなるのは仕方がないでしょう。)

ただ、その現地費用がいくらになりそうかは、事前に細かな設問に答えていくことで大まかな見積もりができる仕様になっていて便利でした。
もはや細かな項目は覚えていませんが、

  • エアコン本体(=室内機)の設置場所は何階で、室外機の設置場所は何階?(=両者を繋ぐ管が長くなるとその分だけ費用が増える)
  • エアコン設置位置のすぐ近くに、専用のコンセントがある?(=ない場合はコンセントの新規設置も必要)
  • そのコンセントは100V? 200V?(=異なる場合にはその工事も必要)
  • 室外機は地面とかベランダとか、水平な位置に設置できる場所がある?(=ないと設置場所を作る作業が必要)
  • エアコンの管は家の壁の中を通っていたりする?(=壁の内側に管が隠されているような仕様だと、複雑な工事が必要になるっぽい)
  • エアコンの管にはカバーが「必要/不要/既存のカバーを流用する」?
  • 既存のエアコンの処分も一緒に依頼する?(=依頼する場合は法的に必要なリサイクル料金が必要っぽい)

……というような設問に1つ1つ答えていくことで、必要な費用が見積もられる仕様になっていました。
とても分かりやすくてずいぶん感心しました。

その質問の過程で、別途いろいろ調べて知ったんですが、6畳用とか8畳用とかの狭い空間用のエアコンは100Vで動作するんですね。
てっきりエアコンというのはみんな200Vの電圧が必要なのかと思っていました。(だから、専用のコンセントが要るのかと。)
そういうわけではないんですね。
100Vで動作する場合でも、他の機器とたこ足接続されるとケーブルが焼ける原因になったりするので、エアコン専用のコンセントを用意しなければならない法律になっているっぽいです。

設置工事の希望日は、カレンダーから選択できる仕組みで、どれくらい空いているかの状況も○△×で表されていました。
それを見ると、やはり4月~5月は閑散期のようで、どこもみんな「○」で選び放題でした。^^;

ネット通販業者に在庫があるエアコンの場合でも、「エアコンを通販会社から設置工事担当会社へ配送」するのに2~3日かかるようで、設置工事希望日は、購入日から4日後あたり以降から選べました。
とはいえ、私の場合はもうちょっと期間を空けて設置工事を頼んだんですが。
なぜかというと......

▼はにゃーんなオタク部屋をちょっとなんとかする必要がある

現状の部屋のままで赤の他人を入れてしまうと、私の精神衛生が極めて悪化してしまいそうですので、ちょっと時間を掛けてなんとかする必要がありました。┌(:3」└)┐

とりあえず、はにゃーん🧡なポスターの類いは(主にエアコンの真下とかに貼っていたこともあり)一時的に剥がしました。
もっとも、そこに貼ってあるのがたとえ当たり障りのないカレンダーだったとしても、さずがに設置するエアコンの周囲は、何もないようにしておく必要があるでしょうけども。

その過程で知ったんですが、某海外メーカー製の「テープの端を引っ張って伸ばすと綺麗に剥がれる」という謳い文句のポスター用両面テープ的な製品は、貼付からあまりにも年数が経ちすぎていると経年劣化でボロボロに崩壊して、全然綺麗には剥がせないのだと知りました。┌(:3」└)┐
剥がすのが大変……。
それとは別に、ニチバン製のポスター用両面テープ(カベタック:スポンジ両面粘着シート)は、2008年頃に貼ってから16年くらい経っていても、とても綺麗に剥がせました。特に綺麗に剥がせるとは謳われていない製品だったのですけども、ちゃんと綺麗に剥がれました。なんてこった。
ポスターを壁に貼るなら、ニチバン製が良いようです。今後はこれだけを使います。(※ポスター自体は、ポスター用の保護シートに入れてから貼っているので、両面粘着シートは紙に直接貼っているわけではありません。)

まあ、そんな感じで、オタク部屋には違いないものの、濃さを薄めた感じには(なんとか)して、私の精神への影響を多少は抑えられるような感じには工夫しました。たぶん。(笑)
四方の壁とか机とか本棚とか全部にカバーを掛けられたら楽で良いんですけどね……!

むしろそういう、壁とか机とか本棚とかあらゆる物体にいい感じにカバーを掛けられる布的なものを事前に貸してくれるサービス付きのエアコン販売業者があったら需要あるのでは……。
ないか?

というか、ふと疑問に思ったんですが、平均的な人類は、赤の他人をいつでも自室に入れて大丈夫な感じの部屋に住んでいるんですか?

エアコン買い換え費用

さて、そんな感じでエアコンを買い換えました。だいたい費用は以下のような感じだった気がします。

  • エアコンの購入価格: 9万6千円くらい。(標準設置工事費込み)
  • 設置工事の追加費用: 2万5千円くらい。

設置工事費用は、Web上の見積もり額から事前に予想していた範囲内に収まっていました。だいたい2.3万円~3.8万円くらいかなと予想していましたので。(※)
ほぼ、下限予想額に近い感じ済んだので、とても満足です。

※Web上の設置工事費用の見積もりでは、エアコンの管の長さとかは「ざっくりした値」でしか出てきません。実際には、家の壁の形状とか、避けなければならない窓の存在等によって必要な管の長さは異なりますから、費用も変わります。

▼現地工事費用は、現金払いのみ

最近は現金を使う機会がかなり少ないな……と思っていたのですけども、こういう専門業者への現地支払い手段となると、やはり今でも現金だけなのですね。
現金払いだということは最初から分かっていましたので(購入時にWebでそう案内されていましたので)、事前にある程度の紙幣と、端数がいくらになってもぴったり出せるように小銭も用意しておきました。

とはいえ、何もかもが非電子だったわけではなく、

  • 設置作業を開始する前に作業員さんから提示された見積もり額は、モバイル端末の画面上でしたし、
  • 設置工事の領収書は、SMS経由で送られてきたURLにアクセスして、PDFをダウンロードする形式

……だったのですが。
顧客側が「SMSを受信可能で、PDFのダウンロードと表示も可能」な携帯電話を持っていることを前提にした発行形態ですけども、顧客がスマートフォンを持っていない場合にはどうするのでしょうかね?^^;
私はPCからネット経由で注文したわけですが、その販売会社はカタログ経由の電話注文も可能な会社ですから、本当にPCもスマートフォンも一切ない家からの注文もあるのではないかと思うのですけども。まあ、そういう場合は、紙の領収書を手書きで発行する方法もあるのかも知れませんが。

ちなみに実際に設置に来たのは孫請け業者でした。

  • Ⓐ 元請け :私が実際に購入手続きをしたネット通販会社
  • Ⓑ 下請け :その通販会社から工事依頼を引き受けている会社
  • Ⓒ 孫請け :その工事受付会社から、実際の工事を依頼された地元の業者

Ⓐは全国的に有名な会社、Ⓑは大阪にある会社、Ⓒは神戸の業者でした。
実際に設置工事をしたのはⒸですが(頂いた名刺にそう書いてあったので)、工事の領収書の発行名義はⒷでした。

新エアコン稼働

そんな感じで4月に買い換えた新エアコンは、6月頃から使い始めて、7月に入った今はもう毎日フル稼働しています。
静かでパワフルで満足です。
最近のエアコンは、室外機の稼働音も静かなんですねぇ。

現代の新機種ですから、たぶんエネルギー効率も(30年前の機種と比較すれば)良いでしょう。
その辺の節電効果も期待しています。実際にどうなのかは電気代の請求額を見てみないと分かりませんけども。
いま、電気料金の単価が高いですからね……。

というわけで、オタク部屋を見られる若干の精神的ダメージと引き換えに、性能の良いエアコンを手に入れた話でした!(いや、ちゃんといろいろ一時的に退避させましたけどね。動かし難いものもあって「完全に」とはいかなかっただけで……。)
めでたしめでたし。(?)

新しいエアコンも、向こう30年くらい保って欲しいです。(懇願)

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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