Microsoftのインスタントメッセンジャーサービス「Windows Live Messenger」が、昨日(4月8日)から順次廃止になって、Microsoftが買収したSkypeへ移行されるんだそうです。私が試したところ、まだログインは可能でしたし、特に移行を促すメッセージも表示はされませんでしたが。世界中にたくさんいるユーザの一部分から、順次廃止されていくんでしょうかね。(中国本土だけはSkypeとは統合されずに従来のままサービスが継続するらしいですが。^^;)
Windows Live Messengerが廃止されるというアナウンスはずいぶん前から出ていたので、いつでもさっさと移行しても良さそうなもんだったんですが、私はSkypeはSkypeで別途アカウントを持っていたので(ほとんど使ってはいなかったんですが)、ギリギリまで使い分けようと思っていたのでした。(チャットするには、Windows Live Messengerのインターフェイスのほうが使いやすい気がしていたので……。)
でもまあ、とうとう廃止日が来てしまったので、Windows Live MessengerのアカウントをSkypeのアカウントと統合することにしました。完全にWindows Live Messengerが終了してしまってからよりは、まだサービスが残っている状態で移行させる方が、(問題が出たら移行を保留にしておいて情報を調べられるという点で)トラブルが少なくて良いかな……と思いまして。(まあ、実際にはそれほど問題は起きなかったんですが。^^;)
SkypeにMicrosoftアカウントでログインできない……!
Windows Updateの中に、Skypeの新バージョンの項目が(任意項目として)存在していたので、まずはそこから最新版にアップデートしておきました。
で、Skypeを起動して、既存のアカウントをログアウトさせてから、Windows Live Messengerで使っているアカウント(=Microsoftアカウント)でのログインを試みました。
……が、ログインできない!
なんでかな……と思って調べたところ、MicrosoftアカウントでログインできるSkypeは、(Windowsデスクトップ版では)Ver.6以降なのだそうな。
確認したところ、先ほど私がWindows Update経由でインストールしたSkypeクライアントのバージョンは、Ver 5.1でした。(^_^;;;
Windows Updateに出ていればそれが最新版だろうと思っていたんですが、そうじゃなかったようです……。(ここ数ヶ月ほどSkypeを使っていなかったことが影響しているのかも知れません。^^;)
Microsoftアカウントでログインするとはいえ、Skypeアカウントで作成していたSkypeの設定は、そのまま引き継がれています。ユーザのアイコンやSkype上のプロフィールは、Skype側アカウントの設定がそのまま残っていました。(なので、Windows Live Messengerで使っていたアイコンはSkype上には表示されていません。Skypeで使っていたアイコンがそのまま表示され続けています。)
デフォルトでは、すべてのユーザを一括して表示する設定になっていますが、Windows Live Messengerから引っ張ってきたデータについては、ユーザ名の下部に右図のように「Messenger」と薄く表示されています。ここで区別できるみたいです。
ここに載っている方々がSkypeへ移行したとき以降にどう表示されるのかは(まだ)分かりませんが。(^_^;;;
まあとりあえず、これで、Windows Live MessengerとSkypeのアカウントの統合は無事に完了しましたよと。
Skypeのチャット画面は、あまり長く喋るには向いていないような気がするので、そこは今後の改善に期待……ですかね。