にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

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Sakura Scope (2015年09月)

ちょっと倒錯気味な、ただの日記です。(^^;)
これはやばいと思われた場合は、お早めに閲覧を中止されることをお勧め致します。

お祝いに駆けつけた、と言う場合はそれらしい理由も必要じゃないか?(笑)

「○○さんもお祝いに駆けつけた」みたいな表現がありますよね。
駆けつけるとは、明鏡国語辞典によると「大急ぎで(走って)目的地に到着する」という意味だそうです。
つまり、

  • 突然の出来事だったり、
  • 知るのが遅くなったので慌てないと間に合わない

みたいな状況ですよね。
で、「○○さんもお祝いに駆けつけた」と言われると、「なるほど、慌てて駆けつけるくらい関係の深い人なのかな」と思うわけです。

創立記念行事に駆けつけた?

さて、私が卒業した某高校が卒業生向けに定期的に送りつけてくる冊子がありまして、そこに創立XX周年記念行事のことが書かれていました。
そこには、とある有名女性歌手が「お祝いに駆けつけた」と書かれていました。
お祝いに駆けつけるとなると、「その学校を卒業した」とか「元々その学校で教えていた」とか何かそういう関係がないと自然ではないと思うんですけどもね。
駆けつけたのは、とある有名女性歌手です。女性歌手。インターナショナル的な高校を卒業したという。

私が卒業した高校は、たしかに今でこそ共学ではありますが、そのなっがーい歴史の大半では男子校だったんですよね。(^_^;;;
中身は特にインターナショナルではなくジャパニーズなスクールでした。(笑)
そんな学校の創立記念行事に、なんでインターナショナルスクール卒女性歌手が駆けつけたんだと。
思わず、なんでやねん、と突っ込みました。冊子に向かって。
明らかに報酬を払って呼んだんでしょうがと。(^_^;;;

「○○さんも駆けつけた」的な表現を使いたい場合には、せめて、駆けつける理由がありそうな人にしてくれ、と思いました。(笑)

ウェブを閲覧しているスマートフォンが縦向きか横向きかをCSSで判別してデザインを分ける方法

CSSで画面の横向き/縦向きを判別して表示を分ける方法ウェブサイトで、モバイル端末向け(その中でも特に小型のスマートフォン向け)のデザインを作成するとき、アクセス者の端末が横向き(画面が横長)なのか縦向き(画面が縦長)なのかによってデザインを分けたい場合があります。具体的にはメニューの位置とか。スマートフォンの場合、(当たり前ですが)縦向きだと横幅が狭すぎて、横向きだと高さが狭すぎるので。(^_^;;;

閲覧者の端末が横向きなのか縦向きなのかに応じてデザインを分けるには、JavaScript等を活用するまでもなくCSSだけで実現できます。CSS3のメディアクエリを使うだけです。実際には端末の向きを判別するわけではなく、画面(ブラウザの描画領域)の縦横比から「横長」か「縦長」かを判別しているだけですが。(まあ、結果は同じことです。)

というわけで、CSSを使って画面の向きに応じてデザイン(スタイルシート)を分ける方法をAll Aboutで解説しました。

CSSで画面の横向き/縦向きを判別して表示を分ける方法(@All About ホームページ作成)

他にも、見栄えに凝ったデザインのページを作る際などに(閲覧者の画面が横長なのか縦長なのかによって)スタイルを調整したい際にも活用できると思います。

横方向に無駄に広いデスクトップでは、タスクバーは横端に配置した方が空間を有効活用できる

タスクバーを横(右端)に配置最近はどうも「縦横比16:9」のすごく横方向に広いディスプレイが主流ですよね。
文章を書く際でもプログラミングの際でも基本的に画面は縦方向に広い方が望ましいんですけども、どうも世間一般はそうではないためか(^_^;)市場のディスプレイは横長ばっかりです。物理的に90度回転させられるディスプレイなら、いっそのこと縦長にして使うという手もありますが(笑)、ノートPCなどではそうもいきません。

さて、そんなディスプレイが無駄に横方向に広い最近のモバイルPCでは、Windowsのタスクバーは画面の横に(縦向きに)配置した方が空間を有効活用できます
タスクバーが画面の横にあれば、

  • デスクトップの上端から下端までをフルに利用してウインドウを表示できる
  • 余りがちな横スペースを有効活用できる

というメリットがあります。

最近のソフトウェアは特に上下方向に圧迫する要素が多くありますよね。Microsoft Officeで採用されているリボンUI(ウインドウの上部に大きめのアイコンがずらーっと並ぶスタイル)もそうです。なので、上下方向には最大限の余裕を持たせておく方が望ましいでしょう。つまり、タスクバーを下(や上)には置かない方が良い、ということです。

ExcelのリボンUI
(▲Microsoft Excelの表示例。画面上部にリボンがでーんと鎮座していて上下方向に空間を圧迫する。)

タスクバーを横に配置した場合のオマケ的メリット

タスクバーを下に配置しているデフォルトの状態では、(Windows7では)右下に時刻と日付が2行で表示されています。
タスクバーを横(右や左)に配置すると、デフォルトでは(おそらく)時刻しか表示されなくなります。
でも、タスクバーの幅を少しだけ広げてやると、下図のように「時刻」・「日付」のほかに「曜日」まで3行で表示されるようになります。常に曜日が確認できるのは、ちょっと便利かも知れません。ちょっとですが。(^_^;)
いや、個人的に「今日は何曜日だったかな?」と思うことがちょくちょくあるので。(笑)

タスクバーを下に配置した場合と左に配置した場合

おすすめは、上図のように(タスクバーの通知領域に)アイコンが3つ横に並べる程度にまで広げておく使い方です。こうすると、タスクバー内の無駄なスペースを減らせて良さげな気がします。
タスクバーの幅を広げると、その分だけウインドウが使える空間が狭まってしまいますが、16:9ほどの無駄に横方向に広いデスクトップなら、その程度は全然問題にならないでしょう。よほど横方向に広がる何か(Excelシートとか)を頻繁に編集するというのでない限りは。

タスクバーを横(右や左)に配置するとスタートボタンが上に来る

タスクバーを横に移動させると、右端へ移動させた場合でも左端へ移動させた場合でも、スタートボタンは上に表示されます。
右端へ配置させた場合はそれで良いと思うんですが、左端へ移動させた場合は、スタートボタンを下に配置する設定もできれば良いのにな……とちょっと思ったんですが、どうもそういう設定はないようです。(^_^;) (※少なくともWindows7では)
タスクバーが左端にある場合にスタートボタンが下にあれば、スタートボタンの位置が(タスクバーを下に配置していた頃と)変わらないので、従来と同様の感覚で使えるかな……と思ったんですけども。

ただ、実際にタスクバーを横(左)に配置して使ってみましたけども、スタートボタンの位置は数日で慣れます。(^_^;)
私は自宅のメイン(デスクトップ)PCではタスクバーを下に配置して使っているので2種類の使い方を併用しているわけですが、特に問題はありません。わりと簡単に慣れました。

タスクバーの位置を移動させる方法

タスクバーの表示位置をデフォルトの下端から変更するには、以下の手順で操作します。

  1. タスクバー内の何も表示されていない領域を右クリックする。
  2. メニューの「タスクバーを固定する」項目を見て、チェックが入っているようなら(クリックして)チェックを消す。
  3. タスクバー内の何も表示されていない領域でマウスの左ボタンを押し下げて、そのまま移動したい先(上端・左端・右端)へドラッグする。
  4. マウスの左ボタンを放せば、その位置にタスクバーが移動します。(※上下左右どの方向へも移動できますが、移動できるのは端だけです。)
  5. 5. 縁(フチ)をドラッグして、タスクバーの幅を調整できる。
    このとき、タスクバーの縁(フチ)にマウスポインタを合わせると、タスクバーの幅を変更(広げたり狭めたり)できます。 タスクバーを横(右端や左端)に配置するなら、タスクバーの幅を少し広げて、アイコンが3つ並ぶサイズくらいに広げるのがお勧めです。「時刻」・「日付」以外に「曜日」も表示されるようになります。
  6. 最後に、再度タスクバーの何も表示されていない領域を右クリックして「タスクバーを固定する」をクリックしてチェックを入れれば操作完了です。

タスクバーが自動で消えるように設定することもできる

特に狭いデスクトップを使っている場合や、何が何でもデスクトップをフルに使いたい場合には、タスクバーが自動で隠れるように設定することもできます。
この場合は、マウスをタスクバーが表示される場所へ持って行かない限り、タスクバーは消えます。
設定は簡単で、タスクバー内の何も表示されていない領域を右クリックして、メニューから「プロパティ」を選択するだけです。
すると下図のような設定ウインドウが開くので、「タスクバーを自動的に隠す」項目にチェックを入れて「OK」ボタンを押します。

タスクバーのプロパティ

ちなみに、タスクバーの表示方向は、ここからでも設定可能です。
ただ、タスクバーの表示幅を増減させるのはここからでは無理なので、「タスクバーを固定する」のチェックを外した上でタスクバーの縁(フチ)をマウスでドラッグする必要があります。

Windows PCで画面が突然消えた際に安全にシャットダウンさせる方法

《注意》 ➡ Windows10をお使いの場合は、別の記事「画面を見ずにWindows10をキー操作でログオンまたはシャットダウン(または再起動)する方法」をご覧下さい。下記は、Windows7の話です。

ディスプレイのトラブルや設定の変更ミスなどでディスプレイに突然何も映らなくなってしまったとき、とりあえず画面を見ずにWindowsを操作して安全にシャットダウンさせたい(再起動させたい)場合があるかも知れません。最悪の場合は(電源ボタン長押しで)強制電源OFFという手もありますが、その前にとりあえずキー操作でなんとかシャットダウンまで持って行きたいですよね。

というわけで、Windows PCの画面が突然消えた場合に、なんとか画面に頼らずに(キー操作だけで)安全にシャットダウンさせる方法として、下記の6点を解説してみます。

  1. スタートメニューをキーボードで操作してシャットダウンする
  2. [Ctrl]+[Alt]+[Del]の画面をキーボードで操作してシャットダウンする
  3. [Alt]+[F4]キーは「前面のウインドウを閉じる」ショートカットキーだがWindowsもシャットダウンできる
  4. 電源ボタンを1回押せばシャットダウンできる設定であることも。
  5. 強制電源OFFを選択するときは
  6. 今後のために「電源ボタン」に「シャットダウン」機能を割り当てておく方法

いや、5は最後の手段ですし、6は事前に設定しておく準備方法なので画面が消えた後では意味が無いですが。まあ、今後のため、ということで。(^_^;)
まず、1から順番に紹介します。

1. スタートメニューをキーボードで操作してシャットダウンする

スタートメニューの中に「シャットダウン」というボタンがあるなら、それをキー操作で選択すれば簡単にシャットダウンさせられます。スタートメニューは、キーボードの[Windows]キーを1回押すと開きます。もし、[Windows]キーが存在しないキーボードを使っている場合でも、[Ctrl]+[ESC]で代用できますので問題ありません。

(少なくともWindows7では)スタートメニューが表示された直後の状態で、[→]キーを押すと「シャットダウン」ボタンにフォーカスが移動します。ここで、[Enter]キーを押せば、シャットダウン処理が始まります。
とても簡単です。

スタートメニュー内のシャットダウンボタンは[→]キー1回でアクセスできる(Win7の場合)

キー操作をまとめると、
[Windows]キー、[→]キー、[Enter]キー の順です。

なお、そもそもスタートメニュー内の構造が異なる他のOSでは、上記のキー操作方法は使えません。
(※Windows XPの場合は[→]キーではなく[↑]キーでないとダメだった気がします。:うろ覚え)
その際は、3以下の方法を試してみて下さい。

■未保存データがない状態なら、これでシャットダウンが始まるはずだけど……

上記のキー操作だけでシャットダウン処理が始まれば良いのですが、何らかのソフトウェアが起動していて未保存のファイルが開かれている場合などでは、それらのせいでシャットダウンできない可能性もあります。

強制シャットダウンを選択できる画面ただ、数秒ほど待てば、右図のように「n個のファイルが閉じられていません」のような感じの「シャットダウンできない理由」を掲載した画面が表示されます。ここで、「強制的にシャットダウンする」というボタンが表示されるので、それを押せば強制的にシャットダウンができます。この「強制的にシャットダウンする」ボタンは、英字[F]キーで押せます。(※[C]キーを押せばシャットダウンをキャンセルして元のデスクトップに戻ります。)

なので、上記のキー操作をして、しばらく反応がないようなら、1回だけ[F]キーを押してみると強制シャットダウンができるかも知れません。ただ、その場合、保存していないデータ等は失われます。

この分のキー操作も含めてまとめると、
[Windows]キー、[→]キー、[Enter]キー、(しばらく待って)[F]キー の順です。

■未保存のデータを極力保存したい場合は……

シャットダウンを指示したときに、未保存のファイルがあるソフトが起動中であれば、「保存しますか?」的なダイアログが表示されます。ここで、うまく「保存する」ボタンを選択できれば、シャットダウン前にデータを保存できます。ただ、もたもたしていると「n個のファイルが閉じられていません」的な画面が表示されてしまって、「強制シャットダウン」or「シャットダウンのキャンセル」の2択を迫られてしまいます。(^_^;)

なので、未保存のデータを保存したければ、急いで適当に[Enter]キーを何度か押して、(画面に表示されているであろう保存ダイアログに対して)返答してやる必要があるでしょう。なお、保存ダイアログとは、例えば下図のようなものです。「編集内容を保存しますか?」のような質問に対して、「はい」・「いいえ」・「キャンセル」の3つの選択肢があるのが一般的でしょう。

保存ダイアログの例

もし「保存する」にフォーカスがあれば、[Enter]キーを押すだけで保存できます。(すべてのソフトの保存ダイアログが[Enter]キーで「保存」になるわけではありません。右図の保存ダイアログの場合は[S]キーでも「保存」を選択したことになるので、それっぽい英字を適当に押してみるのも手です。)

すべての保存ダイアログに答え終われば、自動的にシャットダウンされるはずです。
もしこれでシャットダウンされない場合は、まだ何らかのソフトウェアの保存ダイアログが残っているか、もしくは、間に合わずに「n個のファイルが閉じられていません」的な画面が表示されてしまって、「強制シャットダウン」or「シャットダウンのキャンセル」の2択を迫られている状態になってしまったということでしょうね。
その場合、[C]キーを押せばシャットダウンをキャンセルして元の画面に戻ります。諦めて[F]を押せば強制シャットダウンができます。

2. [Ctrl]+[Alt]+[Del]の画面をキーボードで操作してシャットダウンする

[Ctrl]+[Alt]+[Del]の画面右下にもシャットダウンボタンがあるWindows Vista以降では、[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーを押すと、PCのロックやログオフ等ができるブルーの画面が表示されます。ここには一見するとシャットダウンの選択肢はなさそうに見えますが、画面の右下にある小さな赤いボタンがシャットダウンボタンです。このボタンをキー操作で押すことができれば、シャットダウンができます。

Windowsでは、[Tab]キーを押すことでフォーカスを次々に切り換えていくことができます。
この方法を使って、[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーを押した直後に、[Tab]キーを3回押すと「シャットダウン」ボタンにフォーカスが移ります。(^_^;) ここで[Enter]キーを押せば、シャットダウンできるはずです。

キー操作をまとめると、
[Ctrl]+[Alt]+[Del]キー、[Tab]キーを3回、[Enter]キー の順です。

※Windows XPの場合だと、[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーではタスクマネージャが起動するだけなのでこの手順では無理です。
なお、1の場合と同様に、何らかのソフトウェアが起動している状態なら、それらのせいでシャットダウンできない可能性もあります。その際の対処方法は1に書いた通りです。

3. [Alt]+[F4]キーは「前面のウインドウを閉じる」ショートカットキーだが、Windows自体もシャットダウンできる

[Alt]+[F4]はウインドウを閉じるショートカットキーWindowsでウインドウを閉じる際には当然[×]ボタンをクリックするでしょうが、実はキーボードから[Alt]+[F4]キーを押しても閉じられます。これはWindows共通のショートカットキーで、[Alt]+[F4]キーを押せば、そのとき前面に出ているウインドウを閉じられます。マウスポインタをいちいち[×]ボタンまで移動させなくて済むので、手がキーボードの上にある場合はこの方が便利です。

このように、簡単にウインドウを閉じられるショートカットキーですが、「何も閉じるウインドウがない」状態にまでなれば、[Alt]+[F4]キーでWindows自体を終了できます

今、デスクトップ上に何もウインドウが表示されていない状態にして、試しに[Alt]+[F4]キーを押してみて下さい。いきなり終了するわけではないので安心して下さい。下図のようなシャットダウン用ウインドウが現れるはずです。

Windowsの「シャットダウン」ダイアログ

PC利用歴の長い人にとっては懐かしい画面かも知れません。昔は、メニューからWindowsを終了(シャットダウン)させる際にはこのようなウインドウが出ていました。この機能は実は今でも残っているのです。

さて、このシャットダウン画面では、デフォルトで「シャットダウン」項目が選択されており、[OK]ボタンにフォーカスが当たっています。なので、ここで[Enter]キーを押せば、シャットダウンが実行されます。つまり、(画面を見ることなく)ここで[Enter]キーが押せればシャットダウンが可能なわけです。

問題は、このシャットダウンダイアログ自体も、[Alt]+[F4]キーを押すと消えてしまう(=シャットダウンがキャンセルされてしまう)ことです。
なので、[Alt]+[F4]キーを連打しているだけでは、いつまで経ってもシャットダウンはできません。
そこで、以下のような手順でキー操作することになるでしょう。

1. まずは適当に [Alt]+[F4] を何度も押して、開いているウインドウを閉じます。(この場合、未保存のデータは消えると思います。)
2. すべてのウインドウは消えただろうと思えるくらい押せたら、「シャットダウン」ウインドウが表示されている可能性があるので[Enter]キーを1度押します。

この時点でシャットダウンできたら、めでたしめでたし。
シャットダウンされたように思えなければ、「シャットダウン」ウインドウ自体が[Alt]+[F4]キーで消えてしまっている状態の可能性があるので、

3. 再度[Alt]+[F4]キーを1回だけ押し、続いて[Enter]キーを1回押します。

これでシャットダウンできるハズです。
もしこれでシャットダウンできない場合は、[Alt]+[F4]キーでは終了させられない強情な(^_^;)ソフトウェアが存在していて、まだウインドウが残っているということでしょうかね。^^;

4. 電源ボタンを1回押せばシャットダウンできる設定であることも

PC本体の電源ボタンは、当然「最初に電源を入れる」際に押すボタンですが、実は電源を切る(シャットダウンする)用途にも使えます。(2000年以前くらいの古いPCなら別ですが。^^;)電源ボタンを押したからといって、いきなり電力供給が途絶えたりはしません。Windows側が「電源ボタンが押された」事実を認識して、あらかじめ設定されている反応をします。
このとき、「電源ボタンを押すとシャットダウンする」と設定されていれば、電源ボタンを1回押すだけでシャットダウンすることができます

ただ、標準でそれが可能な設定になっているとは限りません。例えばノートPCの場合だと、単にスリープ状態になるよう設定されている場合もあります。しかし、もしかしたら「電源ボタンを押すとシャットダウンする」ように設定されている可能性もありますから、ものは試しということで(最後の手段の前に)押してみるのも良いと思います。
※設定を確認する方法は、後述(6. 今後のために「電源ボタン」に「シャットダウン」機能を割り当てておく方法で紹介)します。

電源ボタンを押した際の機能が「シャットダウン」に設定されていたとしても、他にソフトが起動していて未保存のデータがある場合にはそのままではシャットダウンされません。その場合の対処方法は1で説明した通りです。

5. 強制電源OFFを選択するときは

どうしてもにっちもさっちもいかなくなったら、電源ボタンの長押しで強制終了するしかありません。
電源ボタンを1回押しただけでは、先で説明したようにWindows側の機能が働きますので電源は切れません。
しかし、電源ボタンをずっと押しっぱなしにしていると、だいたい5~10秒くらいで強制的に電力がカットされます。

この方法を選択するときには、HDDのアクセスランプが消えていることを確認してからの方が良さそうな気はします。
最近のHDDは、稼働中にいきなり電力をカットしても壊れないような機構がありますけども、そうは言っても念には念を入れておく方が安心ですし。
ディスクアクセスがない(HDDのアクセスランプが消えていたり、HDDからカリカリ読み書き音がしない)なら、まあ、強制的に電源をOFFにしてもさしたる問題はないでしょう。(^_^;;;

6. 今後のために「電源ボタン」に「シャットダウン」機能を割り当てておく方法

さて、このような事態に遭遇する前に、PCの「電源ボタン」を1回押すだけでシャットダウンが実行されるように設定しておくと望ましい気がします。
コントロールパネルから簡単に設定できます。

Windows7の場合は、コントロールパネルから以下の順にたどると、電源ボタンの動作を設定できます。
他のバージョンのWindowsなど、下記の手順では表示されなかった場合には、コントロールパネルの検索窓から「電源ボタン」と入力して検索するとたぶん出てくるでしょう。(Windows7でもその方法で出せます。)

[コントロールパネル]→[ハードウェアとサウンド]→[電源オプション]→[システム設定]

すると、下図のようなウインドウが表示されます。
デスクトップPCの場合とノートPCの場合では表示内容が異なります。

電源ボタンを押したときの動作設定(デスクトップPC) 電源ボタンを押したときの動作設定(ノートPC)

デスクトップPCの場合は、「電源ボタンを押したときの動作」や「スリープボタンを押したときの動作」など、ボタンに対する反応を選択する項目しかありません。
しかし、ノートPCの場合は、「電源ボタンを押したときの動作」と「カバーを閉じたときの動作」になっており、AC電源に接続中の場合とバッテリ駆動中の場合とで別々に設定できます。

ここで、「電源ボタンを押したときの動作」に「シャットダウン」を選んで保存しておくと、次回から電源ボタンを押すだけでシャットダウンできるようになります。

というわけで、Windows PCの画面が突然消えた場合に、なんとか画面に頼らずに(キー操作だけで)安全にシャットダウンさせる方法の解説でした。
他にもっと良い方法があるかも知れませんけどもね。(^_^;;;

関連日記:
◆「画面を見ずにWindows10をキー操作でログオンまたはシャットダウン(または再起動)する方法」(2021年8月29日)

フォントファイルのサイズを削減してWebフォントとして使う方法

日本語フリーフォントを軽くしてWebフォント化する多くのブラウザでWebフォント機能が使えるようになったので、いちいち画像化することなく望みのフォントを使って文字が表示しやすい環境が整ったと言えます。
がー。文字数の少ない欧文ページなら現実的に使えるんですけども、日本語のように莫大な文字数がある場合はフォントファイル自体のサイズが巨大なので、そのままではWebからダウンロードさせるには重すぎて使えないという問題があるんですよね……。
まあ、それ以前にフリーのフォントが少ないという問題もあるんですが。(^_^;) なんせ文字数が多いですからねえ。ひらがな限定とかだったらそこそこありますけども。

なので、モリサワとかが提供している日本語フォントの配信サービスの場合は、「呼び出されたページ内で実際に使われている文字」をチェックして、「使われている文字だけを含んだサブセットフォント」を動的に生成して配信する仕組みを用意しています。
欧米系の文字が少ない環境だとGoogle Fontsみたいな簡単な仕組みで十分なんですが、日本語や中国語みたいな文字数の多い環境では、そういう涙ぐましい仕組みが必須なんですよね……。

で、そのフォントファイルの中から「実際に使われている文字」だけを抜き出して、サイズの小さなフォントファイル(=サブセットフォントファイル)を作成する……という作業は、自分のPC上でも可能です。
その方法を、All Aboutで解説しました。

日本語フリーフォントを軽くしてWebフォント化する(@All About ホームページ作成)

まあ、ライセンス的にWebフォント化して使っても構わないという日本語フリーフォントが少ないので、現時点でどこまで役に立つかは微妙なところではありますが……。
今後そういうフォントも増えてきてくれることを期待して、記事にしてみました。
2つの便利なフリーソフトを活用することで、任意のフォントファイルの中から「使う文字」だけを抜き出して、サイズの小さなフォントファイル(WOFFファイル)が作れます。
その手順を解説しています。

実践する際にはフォントのライセンスに注意する必要はありますが、キャンペーンサイトなどのように、「一度作成したらほとんど修正しない」場合で「フォントに凝りたい」場合には便利に活用できると思います。

スタートアップ内に存在しないのに自動起動するプログラムを特定して起動しなくする簡単な方法

Windowsの起動と同時に自動起動するプログラム(ソフトウェア)が登録されている場所には、以下の2カ所があります。

  1. スタートメニュー内の「スタートアップ」フォルダ
  2. レジストリ内の「Run」ディレクトリ

スタートアップフォルダの中身はユーザが簡単にいじれるので、スタートアップフォルダに登録されている自動起動プログラムの削除や登録は簡単です。
しかし、レジストリはそう簡単にはいじれないので、レジストリに登録されていると若干面倒です。
が、実は、レジストリを直接いじらなくても、「レジストリに登録された自動起動プログラム」を簡単に無効にできるツールが、Windows内に標準で用意されています。このツールを使えば、一度無効にした項目を後から復活させるのも簡単なので、レジストリを直接いじるよりも安全です。(以下の画面イメージはすべてWindows7)

スタートメニューの「スタートアップ」内にあれば自動起動の阻止は簡単

Windowsの起動と同時に自動起動する常駐ソフトウェアは、スタートメニュー内の「スタートアップ」フォルダ内に項目(ショートカット)が含まれていることもあります。
このスタートアップフォルダ内に登録されているなら、余計なソフトが自動起動しないように削除するのも簡単ですし、逆に、自動起動させたいソフトを自ら登録するのも簡単です。削除するなら右クリックして「削除」を選べば良いだけですし、追加したいならショートカットをここへドラッグ&ドロップするだけで済みます。

スタートメニュー内のスタートアップフォルダ
※スタートメニュー上に見える「スタートアップ」項目は1つですが、実際には「全ユーザ共通のスタートアップ」と「現ユーザ専用のスタートアップ」の2フォルダの内容が結合されて表示されています。(エクスプローラでフォルダをたどって内容を編集しようとする際には注意)

しかーし。

Windowsの起動と同時に自動起動するすべてのプログラムが「スタートアップ」に登録されているわけではありません。
自動起動させる必要のあるプログラムには、周辺機器の動作を補助するものなど、容易に削除されては困る類いのものもあります。そういった「ユーザが簡単に削除してしまっては困る常駐プログラム」は、レジストリから自動起動されるよう設定されています。

がー、行儀の悪いソフトウェアの中には、別に削除しても困らないプログラムまでレジストリ側から自動起動するよう設定しちゃっているものもあって困ります。
削除(自動起動を無効化)するには、レジストリを直接編集する方法もありますが、レジストリ内でも1カ所にまとまっているわけではないので面倒です。実はそこまでしなくても、もっと簡単に自動起動を無効化できるツールがあります。

レジストリに登録された自動起動プログラムは、msconfig.exe(システム構成)から有効・無効を設定できる

レジストリ側で自動起動するよう登録されたプログラムの有効・無効を設定できるツールとしてWindowsに標準で入っているのが、「システム構成」ツール(msconfig.exe)です。
起動方法は簡単で、スタートメニューの検索欄(または「ファイル名を指定して実行」)に「 msconfig.exe 」と入力して、Enterキーを押すだけです。

msconfig.exeを起動

すると、下図のように「システム構成」というウインドウが現れます。
ここで「スタートアップ」というタブをクリックすると、Windowsの起動と同時に自動起動するプログラムがずらーっと並んでいます。(※ここには、レジストリに登録されたものだけでなく、スタートメニューの「スタートアップ」内に登録されている内容も併せて表示されます。)

システム構成→スタートアップで自動起動の一覧

この一覧の中から自動起動を阻止したい項目を選んで、左端のチェックボックスをOFFにします。
最後に「適用」ボタンを押せば、チェックボックスを外した項目に関しては、次回起動時から自動起動はしなくなります。

なお、ここから自動起動を無効に設定したとしても、一覧から消えてなくなるわけではありません。
なので、あとから自動起動が必要になったなら、同様の手順で簡単に有効に戻すことができます。レジストリを直接編集して項目自体を消し去ってしまうよりは安心です。(^_^;)

補足:自動起動されるプログラムの存在場所や登録場所も確認できる

この「システム構成(msconfig.exe)」では、自動起動されるプログラムが存在している位置や、自動起動されるよう登録されている場所も見ることができます。

自動起動プログラムの位置や登録場所の一覧

図の青色矢印で示した「コマンド」欄には、自動起動されるプログラムの場所が表示されています。(単にファイルの場所を示しているだけではなく、起動時に付加されるパラメータも含んでいます。)
図の緑色矢印で示した「場所」欄には、自動起動されるよう登録されている場所(レジストリ内の位置など)が表示されています。
なので、レジストリを編集して項目自体を消し去ってしまいたい場合(既にアンインストールしたハズなのに残骸が残っている場合など)は、ここを参考にしてレジストリエディタを使って消し去ることもできます。

例えば、上図に見える自動起動プログラムの1つ「PowerDVD RC Service」では、

  • コマンド(実行ファイルの位置)が、 C:\Program Files (x86)\CyberLink\PowerDVD10\PDVD10Serv.exe
  • レジストリ内の登録場所が、 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

だということが分かります。
※HKLMは「HKEY_LOCAL_MACHINE」の略、HKUCは「HKEY_CURRENT_USER」の略のようです。

というわけで、スタートアップ内に存在しないのに自動起動するプログラムを特定して起動しなくする方法でした。
PCを極力軽く使うために掃除したい際に活用してみて下さい。(^_^;)

バッテリー駆動時にアップデート系プログラムが自動起動しないように設定する方法

PCにいろんなソフトウェアをインストールすると、自動アップデート系のプログラムが定期起動するようになってしまいます。
アップデート自体はセキュリティ的にも必要なことではあるのですが、自分の意図しないタイミングで起動されると困ることもあります。例えば、

  • 外出先等でバッテリー駆動中の場合(AC電源に接続せずにPCを使っている場合)
    →できるだけバッテリー消費量を減らすためには、今すぐ実行する必要のないプログラムが自動実行されるのは避けたいです。
  • 重たい処理を実行中の場合(特に非力なPCを使っている場合)
    →特にCPUパワーを食うアップデータの場合、ほかの作業ができなくなるくらい動作が重たくなったり、ノートPCの筐体が熱くなったりしてしまうので避けたいです。

というわけで、AC電源に接続せず、バッテリーで稼働しているときには各種自動アップデート機能は起動しないで欲しいわけです。
そして、実はWindowsには「バッテリー駆動時には自動実行しない」という制限を課す機能が標準で用意されています。これを活用しない手はありません。

自動実行される内容はタスクスケジューラから設定変更できる(場合もある)

Chromeなどをインストールすると、自動アップデートのためのGoogleUpdate.exeなどが自動起動するようになります。
これらの内容は、タスクスケジューラで自動起動のタイミング(トリガー)や、自動起動内容などを確認・変更できます。次にいつ起動する予定なのかも、ここから確認できます。
例えば以下の画面には、GoogleやOperaのアップデータがスケジュールされていることが見えています。

タスクスケジューラの画面イメージ(条件タブ)

そして、ここの下部をよーく見ると、なんと「コンピューターをAC電源で使用している場合にのみタスクを開始する」とか、「コンピューターの電源がバッテリに切り替わった場合は停止する」などという設定項目が存在するではありませんか!(上図赤枠)
しかし、チェックは入っていないという……。(-_-メ)

電源:「コンピューターをAC電源で使用している場合にのみタスクを開始する」

なので、ここに手動でチェックを入れてやれば、バッテリー駆動時には自動アップデートは実行されなくなるわけです。
この設定によって「バッテリーを浪費したくない外出時には余計なアップデータを自動起動させない」といった対処が可能です。充電は電源OFF時にしかせず、常にバッテリーでしかPCを使わない……という方針だとマズいですが、例えば「自宅ではAC電源に接続してPCを使う」という場合であれば便利に活用できるでしょう。

※電源の種類以外にも、CPUのアイドル時間や、接続ネットワークを条件に自動実行を制限できる

なお、「AC電源かバッテリー駆動か」という制約条件以外にも、「特定のネットワークに接続しているかどうか」も条件として使えるので、「常にバッテリー駆動で使っている」という場合には「自宅のLANに接続している場合」みたいな条件を使う手もありそうな気がします。
まあ、自動起動のためのトリガーを「ログオン時」ではなく「特定の時刻」だけにするという対処方法もありますが。(下図の上側参照)

自動起動のトリガーや、自動起動時の条件

※ただ、ネットワーク部分の項目は、設定できない状態になっているタスクもいくつかありました。どこか他の部分をいじることで設定可能になるのかも知れませんが、そこまで詳しくは調べませんでした。(^_^;;;

タスクスケジューラを使って、自動起動する設定を変更する方法

タスクスケジューラは、以下の手順で起動できます。

[スタートメニュー]→[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[タスクスケジューラ]

※これはWindows7での操作手順なので、ほかのバージョンだと若干異なるかも知れません。スタートメニューから検索すると早い気がします。

タスクスケジューラ

ここで、左側ペインから「タスク スケジューラ ライブラリ」をクリックすると、自動起動する各種プログラムが見えます。
中央ペインから望みのタスクをクリックすると、中央ペインの下部にタスクの詳細が表示されます。
複数のタブに分かれていますが、適当にクリックしてみると、

  • [名前]GoogleUpdateTaskMachineCore
  • [トリガー]任意のユーザーのログオン時、毎日XX:XXに起動
  • [プログラム]C:\Program Files (x86)\Google\Update\GoogleUpdate.exe

などの詳細を確認できます。
「条件」タブを見ると、タスクの自動実行を制限する条件が表示されます。ここでは見るだけなので変更はできません。

設定内容を変更するためには、右端ペインにある「プロパティ」をクリックします。
すると、下図のように、タスクの内容を編集できるウインドウが開きます。ここで「条件」タブをクリックして、望みの制約を加えましょう。(^_^;)

自動起動の詳細を設定できるプロパティ画面

私はとりあえず「コンピューターをAC電源で使用している場合にのみタスクを開始する」と「コンピューターの電源がバッテリに切り替わった場合は停止する」にチェックを入れてみました。
「コンピューターの電源がバッテリに切り替わった場合は停止する」はOFFのままでも良いような気もしますが。(一度起動したものを止めてしまうと、不具合が出そうな気もしないでもないので……。)

なお、Microsoft製ソフト関連の設定は、左端ペインから「Microsoft」を選択するとずらずら~~と見えます。
ただ、Microsoft Officeの自動アップデータは、ちゃんと最初から「コンピューターをAC電源で使用している場合にのみタスクを開始する」等の項目がONになっていました。
さすがに、Microsoft自身は設定仕様を最大限に活用しているということでしょうか。^^;
他社も追随してくれることを期待したいです。

自動起動を阻止できたら

これで自動起動をうまくブロックできると、タスクスケジューラでの「前回の実行結果」欄には、「タスクスケジューラサービスはタスクを実行しようとしましたが、タスクの定義にある制約の1つのためタスクを実行できませんでした」などと報告され、うまく阻止できたことが分かります。
アップデートがいつまでたっても実行されないと、それはそれでセキュリティ上のリスクになるので、ちゃんと実行できているタイミングが存在することも確認しておく方が良さそうな気はします。

というわけで、自動起動してほしくないタイミングで自動アップデートプログラムが自動起動してしまうのを防ぐ方法でした。
……こういうのは、問答無用にスケジューリングしてしまう仕様ではなく、(デフォルトでは自動スケジュールでも構いませんが)ユーザが都合の良いように設定変更できる仕様にしておいてくれるとありがたいのですけどもね……。^^;

2015年内に公的個人認証の期限が来る場合にマイナンバーカード交付を待つのは危険っぽい

確定申告を電子申告するためには、これまでは住民基本台帳カード(住基ネットカード)のICに載せた公的個人認証(電子証明書)が必要でした。
2016年からは社会保障・税番号制度の個人番号カード(マイナンバーカード)が住民基本台帳カードの代わりに利用されるようになり、電子申告にもそれを使うようになります。
ただ、現在の住民基本台帳カードは、そのカードの有効期限が来るまでは今まで通り利用できるので、有効期限までは(マイナンバーカードの交付を受けずに)使い続けることは可能です。
問題は、住民基本台帳カードに載せた公的個人認証の有効期限が2015年内に来てしまう場合です。
この場合、マイナンバーカードの交付を待っていると、2016年3月の確定申告には間に合わない危険がありそうです。
理由は以下の2点です。

  • 住民基本台帳カードへの電子証明書の付与は2015年12月22日(火)で終わってしまう。
  • マイナンバーカードの交付は2016年1月からであり、当初は申請が集中する可能性があり、確定申告期限までに交付されない可能性がある。

つまり、2015年内(というか2016年の確定申告が可能になる日よりも前)に公的個人認証の有効期限が来てしまう場合(私もそうです)は、今年の12月22日(火)までに市役所で更新手続きをしておかないと、来年の電子申告ができない可能性があるということですね。
危ない……。(^_^:)
特に、12月22日以後にその事実に気づいて、慌ててマイナンバーカードの交付を申請した場合は、間に合わない可能性が高そうな気がします。

たまたま目撃した市報に、以下のような注意が書かれていました。

住民基本台帳カードへの電子証明書の搭載は12月22日(火)で終了します

要約すると、以下の通り。

  • 住民基本台帳カードの更新と電子証明書の搭載は平成27年(2015年)12月22日(火)で終わる。
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)には、あらかじめ電子証明書が搭載されている。
  • しかし、交付開始当初は申し込みが集中するため、交付までに日数がかかることが予想され、交付が確定申告期間中に間に合わないおそれがあるので注意。

ちなみに、マイナンバーカードの交付は住民基本台帳カードと交換らしいことが書かれていました。
住民基本台帳カードを返却せねばならんのですね。
とすると、今年に住民基本台帳カード上の電子証明書を更新した場合、向こう3年間(=公的個人認証の有効期間)はマイナンバーカードの交付を受けずに住民基本台帳カードを使い続ける方がいいのかな……?(^_^;)
まあ、マイナンバーカードにあらかじめ搭載されているという電子証明書の有効期限がどうなのか、更新時にいくらかかるのか次第でもありますが。(そこまでは書かれていませんでした。^^;)

とりあえず、2015年内に公的個人認証の有効期限が来てしまう場合は、12月22日(火)までに更新手続きをしておかないと危険っぽいよ、という話でした。

※上記の情報はうちに届いた市報に載っていた情報なので、もしかしたら地方によっては日付が異なるかも知れません。住民基本台帳カードって市単位で発行されている気がしますし。念のために早めに手続きしておいた方が良い気がします。ちなみに、住民基本台帳カードの新規発行は11月末で終わると書かれていました。

(追記:2015/09/19) 市役所からも電子証明書の発行期限についての案内封書が届いた

市報の記載を発見してから4日後に、封書でも案内が届きました。(^_^;)

電子証明書発行(更新)についてのお知らせ

どうやら、既に公的個人認証の電子証明書の期限が過ぎて失効している人に対してだけ案内しているようです。
書いてある案内は市報にあるものとほとんど同じですが、私個人の電子証明がいつの時点で失効済みなのかの記載と、今後どういう選択肢があるのか(住民基本台帳カードの上で更新するのか、個人番号カードを待つのか)と、それぞれの手続き方法が詳しく書かれていました。(市役所での手続き窓口の番号とか。^^;)
ずいぶんサービスが良いですね。^^;;;

この封書の案内でもやはり、個人番号カードを待つと、2016年の確定申告期限に間に合わない可能性があることが指摘されていました。
ま、今年の12月22日までに市役所で(住民基本台帳カードの上で)電子証明書を更新する必要があるということに変わりはありません。有効期限は3年で、期限終了まで使えるので特に問題は無いでしょう。
ちなみに、個人番号カード上の電子証明書の場合は、有効期限は「5回目の誕生日まで」だそうな。(初回は無料で、更新料については書かれていませんでした。個人番号カード自体の有効期限は「10回目の誕生日まで」。なんで一緒にしないんでしょうかね……?^^;)

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