CGIの設置環境
- CGIは Perl で記述しています。動作には、Perl 5 が必要です。さらに、CGIモジュールが使用できることが必須です。(※CGIが設置可能なサーバであればたいてい問題ないでしょう。CGIモジュールがサーバにインストールされていない場合は、CGIモジュールを別途入手し、このCGIと同じディレクトリに格納すれば使えます。)
- それ以外には、特に必要なものはありません。
CGIの設置方法(パーミッションの設定)
「README.TXT」を除くすべてのファイルを、同一のディレクトリに格納して、次のパーミッションに設定して下さい。
ファイル名 | パーミッション | 補足 |
実行ファイル |
showcase.cgi | 755 | メインCGI |
データファイル |
showcase.csv | 644 | 画像リストデータ保存ファイル |
表示HTML関連ファイル |
skin.html | 644 | サムネイルページ用のスキンファイル(テンプレートHTMLファイル) |
largeskin.html | 644 | 拡大画像ページ用のスキンファイル(テンプレートHTMLファイル) |
showcase.css | 644 | 表示用スタイルシートファイル |
※各ファイル名は変更することも可能です。(ファイル名の変更内容は showcase.cgi 内に反映させないといけません。あまりPerlに詳しくない場合はデフォルトのままご使用下さい。)
※「Readme.txt」ファイルは、アップロードしないで下さい。解説を記述したただのテキストファイルです。
CGIの設置方法(CGIファイルの書き換え)
* showcase.cgi をエディタで開いて、次の箇所を必要に応じて書き換えます。
※デフォルトの状態で使用するのであれば、
1行目以外、まったく書き換えなくても動きます。
(1行目) #!
/usr/bin/perl
Perlの位置を必要に応じて書き換えます。 /usr/local/bin/perl など。
(24行目) my $cginame = '
showcase.cgi';
このCGIのファイル名(デフォルトでは showcase.cgi。省略しても構いません。)
(26行目) my $datafile = '
showcase.csv';
データファイル名(拡張子はcsvでなくても構いませんが、記録形式はCSVです。)
(28行目) my $mainskin = '
skin.html';
メインスキンファイル名(サムネイル表示ページ用)
(30行目) my $liskin = '
largeskin.html';
拡大画像スキンファイル名
(33行目) my $smallimages = '
./sampleimages/';
画像フォルダ名(サムネイル画像を格納しているフォルダ名)
(35行目) my $largeimages = '
./sampleimages/large/';
画像フォルダ名(拡大画像を格納しているフォルダ名。※サムネイル側と同じでも構いません。)
(38行目) my $charcode = "
Shift_JIS";
文字コード(デフォルトは "Shift_JIS")
▲変更する場合はCGIや各種データファイルの文字コードも一緒に変更して下さい。
(47行目) my $tablecoldef =
3;
サムネイル表示時の1行あたりの表示画像数(=列数)(デフォルトでは 3 )
(59行目) my $addatag = '
(任意の属性)';
リンクタグ(=a要素)に加える任意の属性(拡大画像を別ウインドウで表示させるために「target="_blank"」を加えたいときなどに活用できます。※デフォルトでは何も指定されていません。)
※以下は、サムネイル表示時のテーブルHTMLを特別に編集したい場合にのみ修正して下さい。
(44行目) my $tablehead = qq|
<table class="listimages" cellspacing="0" summary="画像リスト">|;
サムネイル表示の際のtable開始タグ(任意の内容に変更できますが、必ずtableタグは使って下さい。)
(45行目) my $tablefoot = qq|
</table>|;
サムネイル表示の際のtable終了タグ(任意の内容に変更できますが、必ずtableタグは使って下さい。)
※以下は、mod_rewriteなどの仕組みを使ってURLを独自の様式にカスタマイズする際にのみ修正して下さい。(分からない場合は、そのまま修正しないで下さい。mod_rewriteなどの仕組みを使わずに以下の設定だけを修正すると、CGI上からのリンクが正しく機能しなくなります。なお、Rewrite Ruleを記述する際には、標準のURLでのアクセスも許容できるように記述しておくことをお勧めします。)
(54行目) my $modrewrite =
0;
mod_rewriteを使うかどうか(1:使う/0:使わない)
(57行目) my $mwhead = '
img_';
mod_rewriteを使う場合の、拡大画像表示用URLの先頭に加えるダミー文字列(ダミーファイル名の先頭)
たとえば、本来 showcase.cgi?item=Green となるところを img_Green.html としてアクセスできるようにするために指定します。
全ファイルのアップロード
アップロードは、すべて「アスキーモード」(テキストモード)で行います。
文字コードは、SHIFT-JISのままアップロードされることをお勧めしますが、他の文字コードを使用したい場合は、使用したい文字コードに(全ファイルを)変換した上でアップロードして下さい。
(その際、showcase.cgi の38行目を適切に書き換える必要があります。)
よく分からない場合は、文字コードを変換せず
SHIFT-JISコードのままご使用下さい。
CGIのカスタマイズ方法
次のファイルを書き換えることで、自由にカスタマイズが可能です。
-
デザインのカスタマイズ
- showcase.css : 表示に使われるスタイルシートです。スタイルを変更したい場合に書き換えます。
-
ページそのもののカスタマイズ
-
skin.html : サムネイル画像表示用のスキン(テンプレートHTMLファイル)です。
- HTML内に、<<showcase>> と記述すると、その位置にサムネイル画像群(table)が挿入されます。
-
largeskin.html : 拡大画像表示用のスキン(テンプレートHTMLファイル)です。
- HTML内に、<<showname>> と記述すると、その位置に画像のタイトルが挿入されます。
- HTML内に、<<showitem>> と記述すると、その位置に画像が挿入されます。
- HTML内に、<<shownote>> と記述すると、その位置に画像のコメントが挿入されます。
-
両スキンに共通の指定:
- HTML内に、<<ssi:(ファイル名)>> と記述すると、その位置に指定ファイルの中身がそのまま挿入されます。(SSIと同じ機能が使えます。)
- 上記のキーワードは、1ページ内に何度でも挿入できます。(1度も使わない項目があっても構いません)
デフォルトのスキン内でも、同一キーワードを何度も使用しています。
- HTML内のその他の部分は、何でも自由に書き換えることができます。
- 付属のスキンファイルを参考にして編集すれば、楽にカスタマイズできるでしょう。