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2.ドメインを確保しよう

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2−1.望みのドメインが空いているかをチェック

まずは、自分の取得したいドメイン名が他人に取得されていないかどうかを確かめる必要があります。 ここで注意すべき点は、ブラウザに入力してみるだけではチェックにならないという点です。 例え、ブラウザに望みのドメイン名を入力してみて、DNSエラーになったとしても、そのドメイン名が誰にも取られていないという保証はありません。 なぜなら、「1.必要な手続きの概要」でも述べましたが、ドメイン名とサーバは無関係だからです。 ドメイン名を取得していても、サーバを用意していなければ、DNSエラーになります。

ですから、自分の望みのドメイン名が他人に取得されていないかどうかを調べるには、レジストリのデータベースを参照する必要があります。 レジストリ(VeriSign Global Registry Services)の Whois サービス(http://www.nsiregistry.com/whois/)を利用することで、ドメインが既に取得されているかどうかを簡単に調べることができます。

ここで、望みのドメイン名( xxxx.com や xxxx.net などの形式 )を入力して検索します。結果に「No Match」と表示されれば、そのドメイン名は存在しないということになります。

2−2.ドメイン名を申請しよう

どのレジストラを利用しても構いませんし、もしくは申請代行を利用しても構いません。 どの場合でも、ドメイン名を取得できることに変わりはありません。 維持費用や設定変更手続きの方法などを考慮して、最も良いと思う業者を選ぶと良いでしょう。

2−2−1.ドメイン維持費用

ドメイン名は一度取得しても、その権利は永久的なものではありません。契約年数が過ぎれば、権利を失ってしまいます。 ですから、維持するための費用がかかります。この費用は、レジストラが自由に設定できることになっていますので、レジストラによって様々です。 契約年数は、最長10年まで一気に契約可能です。多くの場合は、標準で2年です。だいたい7千円程度でしょうか。 私は、3年契約で1万円(つまり、1年あたり¥3,333円。)でした。

2−2−2.設定変更手続き

独自ドメインを利用してホームページなどの運営を行うには、サーバが必要です。 主にレンタルサーバサービスを利用することになるはずですが、途中で他の会社のサーバに乗り換えたいことも出てくるかも知れません。 (理由は様々なものが考えられます。コストパフォーマンスがよいとか、利用可能な技術が多いとか、レスポンスが速いとか。) そういう場合には、ドメイン名とIPアドレスの対応を変更しなければなりません。 その手続きを、具体的にどのようにするのかを調べておきましょう。 中には、全ての手続きをWeb上でブラウザから行える優れたシステムを用意しているところもありますが、全ての手続きはメールによって行われるようなところも少なくありません。

2−2−3.どこで取得するか

申請方法は、申込先のレジストラによって様々です。私が、この nishishi.com を取得するのに利用した「お名前.com」(おなまえ・ドット・コム/InterQ運営)ではWeb上で全ての申し込み手続きが完了できました。

国内には、取得代行業者はたくさん居ますが、レジストリのデータベースに直接書き込める権限を持った業者(つまり「レジストラ」)は、数社しか存在しません。 また、代行業者の大部分は(おそらく全ては)、アメリカの1レジストラであるNSI「Network Solutions Inc.」への申請を代行するものです。

レジストラや代行業者には、次のような会社があります。代行業者に関しては、山ほど存在していますので、検索サイトなどで検索すると良いでしょう。

(国内レジストラ)
「お名前.com」グローバルメディアオンライン
(私が利用している会社です。)
(代理店)
株式会社ジェイナビ
(代理店)
ラピッドサイト株式会社
(国内レジストラ)[企業向け]
グローバルメディアオンライン

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