トップページ → 独自ドメインを取ろう! → 3.サーバを確保しよう
|
. |
サイトを運営するためには、HTMLなどのデータを置くサーバが不可欠です。 ドメイン取得と違って、サーバを提供する会社は、個人運営から企業運営まで、ピンからキリまで存在します。 また、容量から利用可能な技術・サポートなど、提供サービスも様々です。 じっくり検討して、自分の要求に最も適したサーバを選択しましょう。ドメイン取得と違って、こちらの選択肢は膨大にあります。 もちろん、自宅にサーバを設置できるなら、それを利用することも可能です。(^^;)
さて、レンタルサーバサービスを選択する上で、どういう項目を比較検討すれば良いでしょうか。
このディスク容量は、メールボックスの容量を含んでいる場合もありますので注意しましょう。 例えば、50MB と記載されていても、メールボックスと共用であれば、もしメールボックスに5MBのメールが溜まっていれば、ファイルは45MBしか置けません。 Web用スペースとメール用スペースを完全に分割している場合は、大抵それぞれの容量が記載されています。例えば、(Web)100MB+(Mail)10MB という感じです。
掲示板やアクセスカウンタなどのプログラムを設置したいと思う場合は、CGIの利用が可能でなければなりません。 また、手軽に更新日を自動挿入させたりするには、SSIの利用が可能であると便利です。 多くのレンタルサーバでは、CGI・SSIの利用は可能だと思います。また、CGIの場合は、どの言語で書かれたCGIが利用可能かをチェックしましょう。 Perl言語でも、バージョンがあります。2000年12月の時点では、Perl5 が最新のバージョンですので、それが利用可能であれば問題ありません。
また、TELNET接続などでUNIXシェルにアクセス可能であり、C言語コンパイラが利用可能であれば、C言語で記述したプログラムを動作させることも可能です。C言語を使ったプログラミングができるなら、確認してみると良いでしょう。 サーバで利用しているOSも大抵は公開されているはずです。パワーユーザはそこも確認しておくと役に立つかも知れません。例えば、FreeBSD+Apache のように記載されています。
独自ドメインを取得すれば、ホームページだけでなく、メールアドレスも独自ドメインで利用可能です。(当然、サーバを用意しなければメールは使えません。) メールボックスやメールアカウントの数、転送メールの設定可能数や、自動応答メールなどの付加機能がどれだけあるかを確認しましょう。 (もちろん、それらの機能が不要であれば、この条件は気にする必要はないでしょう。) 多くの場合、最低でも1つのメールアカウントは設定できるはずです。個数を制限しているところもあれば、無制限に設定(作成)できるところもあります。
例えば、メンバー全員にメールアカウントを発行したいとか、社員全員にメールアカウントを発行したい、もしくは、サービス窓口ごとにメールアドレスを用意したいという場合などには、無制限にメールアカウントを作成できる方が良いでしょう。
転送容量とは、回線をデータが流れる量のことです。例えば、1ヶ月当たり1GBの制限があれば、1ヶ月間に1GB以上のデータが流れた場合、それ以降、一定量毎に付加料金が課せられる場合があります。 これは、アクセス量が多く、データの転送量が多ければ、それだけ回線を多く占有することになり、他の利用者に悪影響を与えるからでしょう。 しかし、転送容量は特に制限していない会社も多くあります。多くの場合は、「著しく多い場合は御遠慮願うこともあります。」といった表記だと思います。 ダウンロード中心サイトを考えている場合は、この点に注意が必要です。
レンタルサーバは、1つのサーバを複数の利用者が共有する形を取っています。 当然、1つのサーバあたりの割り当て人数が多ければ多いほど、利用できるCPU資源の割合は低くなります。 それは、CGIプログラムなどの実効速度の低下と結びつきます。
例えば、個人向けサービスの場合は、80〜120名程度で共有、企業向けサービスの場合は、40〜60名程度での共有…、という感じです。 この人数は一般的に、月額利用料金に反比例します。(共有数が少ないほど高い) 中には、サーバ1台まるごと利用できるサービスもあります。もちろん企業向けで、利用料金もかなり高めですが。^^;
さて、先ほども述べましたが、レンタルサーバサービスはピンからキリまで様々です。例えば、次のような会社があります。 他にもたくさんありますので、サーチエンジンなどでじっくり調べてみることをお勧め致します。
. |