「ファイル選択BOX」内のファイル選択領域とフォルダ選択領域では、右クリックすることにより、コンテキストメニューを表示させることが出来ます。
(1)ファイル一覧での右クリック
このメニューから、選択中(=閲覧中)のファイルの『コピー』・『移動』・『名称変更』・『削除』の4操作が可能です。
また、『名称変更』機能では、属性の変更やタイムスタンプの変更も可能です。
これらは、メインメニューの「ファイル」→「このファイルを操作」に続くメニュー項目と同じです。
コピーや移動では、任意のフォルダへのコピーや移動ももちろん可能ですが、ブックマークに登録しているフォルダへは、手軽にコピー・移動が可能なようになっています。
コピー・移動ダイアログでは、ブックマークに登録されたフォルダの一覧も表示されており、そこへのコピー・移動を望むなら、そこからコピー先・移動先を選択することが出来ます。
(2)フォルダ一覧での右クリック
このメニューから、選択中のフォルダを、エクスプローラで開くことが出来ます。
なお、クリックしただけでは選択したことにはなりませんのでご注意下さい。ダブルクリックする必要があります。
「ファイル選択」領域で表示させるファイルの種類は、「表示するファイルの選択」領域で選択するわけですが(右図)、ここの各項目で使用されるフィルタは、「動作設定」でカスタマイズが可能です。
望みの拡張子を表示するように設定できます。(下図)
左図のように、「動作設定」ダイアログの「フィルタ設定」ページで、「表示するファイルの選択」領域の各項目の該当拡張子名を自由にカスタマイズできます。
規定の拡張子の設定も編集できます。
また、「テキストファイル(狭義)」といったフィルタの名称も自由に変更可能です。「名称変更」ボタンをクリックするか、直接文字の上をクリックすると、編集できるようになります。
拡張子を追加するには、『
*.csv;』のように、記述します。赤色の部分が拡張子名です。黒字の部分は必ずこの通りに記述して下さい。
複数指定する場合は、『
*.csv;*.tex;*.rtf;』のようにセミコロンで区切って列挙して下さい。
なお、他のフィルタに既に指定されている拡張子名を別の項目に追加したい場合は、各項目の右側の編集領域に記入して下さい。左側に記入すると、「すべてのテキストファイル」を選択した際に、同じ1つのファイルが複数個「ファイル選択」領域に表示されてしまいます。
「ファイル選択BOX」では、次のような操作も可能です。
- 「フォルダ選択」領域をクリックして、[Ctrl]+[C]キーを押せば、選択されているフォルダのパスがクリップボードに格納されます。
※上記の例なら、『D:\Documents\Text』という文字列がクリップボードに格納されます。
- 「ファイル選択」領域をクリックして、[Ctrl]+[C]キーを押せば、選択されているファイルのパスがクリップボードに格納されます。
※上記の例なら、『D:\Documents\Text\MeritOfDigitalBordercast.txt』という文字列がクリップボードに格納されます。
- また、[Space]で1画面送り、[Shift]+[Space]で1画面戻すことができます。