Fumy RSS & Atom Makerに関してよく寄せられる質問とその回答です。
下記に掲載されていない内容で、本ソフトウェアに関して何かご質問がある場合は、サポートフォーラムへお書き込み下さい。
[A] ご自分のPC内でHTMLを保存しているフォルダと、ブラウザでアクセスするためのURLです。
「ローカルフォルダ」欄には、ご自分のパソコン内でウェブサイトのデータ(HTMLファイルなど)を格納しているフォルダを記述します。
例えば、D:\MyDocuments\WebSite
などです。
「サーバURL」欄には、ブラウザでウェブサイトにアクセスする際に使用するURLを記述します。
例えば、 http://www.example.com/ などです。
このとき、「index.html」などのファイル名を加えてはいけません。
必ず「/」記号で終わるURLを記述してください。
[A] xmlで良いと思います。RSS1.0の場合はrdfでも良いでしょう。
RSSもAtomもXMLをベースとした形式なので、ファイル拡張子は「.xml」で問題ありません。本ソフトウェアのデフォルト設定でもそうなっています。 RSS1.0に関してはRDFという形式でもあるので、拡張子を「.rdf」にしても問題ないでしょう。 実際のところ、フィードの拡張子は何であっても構わないと思います。特に不都合がなければ、「.xml」にしておくことをお勧めいたします。 (なお、「.rss」や「.atom」という拡張子はあまり見かけませんが、そうしてもダメということはないと思います。ただ、ブラウザ上で確認するには、拡張子が「.xml」である方が都合が良さそうです。)
[A] 対象ファイルが1つもない条件を設定してRSSを生成させれば、固定追加ファイルのみのRSSが作成可能。
走査対象フォルダを空のフォルダにするか、対象ファイル拡張子を減らして1ファイルも該当しないようにするか、除外規則で1ファイルも該当しないようにすれば、 固定追加ファイルのみのRSSを生成可能です。
[A] メインウインドウのメニューから作成できます。
サイトマップXMLファイル(Google Sitemapなどとして使えるXMLファイル)の作成機能は、Ver 0.97βから試験搭載している機能です。
メインウインドウを表示している状態で、メニューの「データ(D)」→「グリッド操作(G)」→「Sitemap XMLに出力(S)」をクリックすることで出力できます。
Ver 0.972β以降では、出力対象は、RSS/Atomフィードの生成対象になっているのと同じファイルです。
(Ver 0.971β以前では、メインウインドウに表示されているすべてのファイルが対象でした。)
※現在の試験機能では、保存先や保存ファイル名の指定はできません。今後のバージョンで機能を増やしていく予定です。
[A] メインウインドウのファイル一覧表は、CSV形式で書き出せます。
メインウインドウの表内に表示されている内容(ファイル一覧)は、CSV形式で書き出すことができます。
書き出したファイルは、Microsoft Excelなどのソフトウェアで読み込むことができ、自由に活用できます。
CSV形式で書き出すには、メインウインドウを表示している状態で、メニューの「データ(D)」→「グリッド操作(G)」→「CSVに出力(C)」をクリックします。
[A] (現在のところ)全自動実行機能は、1プロジェクトずつ個別にしか実行できません。
複数のプロジェクトを一気に連続して全自動実行させたいというご要望はたくさん頂いていますが、現在のところ全自動実行機能は1プロジェクトずつ個別にしか実行できません。
[A] サイト設定で「除外規則」を作ってください。
メインウインドウで特定のファイルを選択した上で「除外」ボタンをクリック(もしくは[Ctrl]+[Del]キーを押下)するとそのファイルを一時的にRSSフィードに含めないようにすることができます。 この設定は一時的なもので、次回起動時までは保持されません。 ずっと除外したいファイルがある場合は、「サイト設定」ウインドウ内にある「除外規則」欄で除外規則を作成して下さい。 ここで設定した規則に該当するファイルやフォルダは、メインウインドウに表示されなくなります。
[A] アップロード先パス(ディレクトリ)を書くのですが、たいてい空欄でも大丈夫です。
FTPウインドウの「アップロード先」欄には、アップロードしたいサーバ上のパス(ディレクトリ)を記述します。
例えば、/user/home/sakura/www/ のような感じです。(※「http://」で始まるURLを書いてはいけません)
FTPソフトの設定と同じように書けばOKです。
何を書けば良いのか分からない場合は、空欄のままでアップロードを試してみて下さい。空欄のまま実行した場合は、FTPでアクセスしたホームディレクトリにアップロードすることになります。たいてい、それで問題ないでしょう。
なお、RSSフィードのアップロードには、Fumy RSS & Atom Maker内蔵のFTP機能を使うほか、その他のFTPソフトを使ってアップロードしても構いません。
[A] 出力設定ウインドウの「Content」タブで設定できます。
デフォルト設定では、自動抽出した内容に含まれるHTMLタグもそのままRSS/Atomフィード中に収録されます。 HTMLタグを除外してプレーンテキストとしてフィードに含めたい場合は、「出力設定」ウインドウの「Content」タブで設定できます。 「内容設定」欄で「プレーンテキストにする(HTMLタグを除外する)」項目を選択すれば、HTMLタグが自動的に除外され、プレーンテキストで収録されるようになります。
[A] 書き込み禁止メディア上や、圧縮フォルダの中で起動していませんか?
当ソフトウェアは、設定ファイルをHDD上に書き込みます。設定だけでなく作業上必要なデータを一時的にディスクに書き込むこともあります。
従って、書き込み禁止メディア上では起動できません。
また、圧縮フォルダの中で実行した場合、一時的には書き込みできるため、一見問題なく動作します。
しかし、実行の終了と同時にフォルダは破棄されるため、設定も一緒に消えてしまいます。
圧縮フォルダの中では起動しないで下さい。
[A] ラジオボタン側のチェックを忘れていませんか?
情報抽出対象の要素名や範囲文字列を自由入力しても、ラジオボタンのチェックが入っていない場合には、入力内容は保存されません。
例えば、「ページタイトルの取得先」欄には、
○指定要素(1):[入力欄]
○指定範囲(2):[入力欄]から[入力欄]
のように2種類の指定項目があります。
このとき、先頭の「○」部分(ラジオボタン部分)を『切り替えてから』ご入力頂かないと、設定は保存されません。
指定要素を使うのか、指定範囲を使うのか、最初にラジオボタンをチェックしてから、自由入力欄に入力して下さい。
[A] 対象拡張子を限定して下さい。
Fumy RSS & Atom Makerは、デフォルト設定ではあらゆるファイルをRSSフィードに含める対象にしています。
ウェブページ(HTMLファイル)だけをRSSフィードに含めたい場合は、対象拡張子を限定する設定をして頂く必要があります。
対象拡張子の設定は、メインウインドウ左下に表示されている「拡張子の表示オプション」欄を使います。
1つもチェックが入っていなければ、あらゆる拡張子を対象にします。
ここの「html」・「htm」・「shtml」などにチェックを入れて「上記の設定で再描画」ボタンをクリックすると、
チェックを入れた拡張子のみが表示されるようになり、RSSフィードにもそれらのファイルのみが収録されるようになります。
(この設定は次回起動後もずっと保持されます。)
[A] Ver 0.971未満のバージョンを使っている場合は「出力設定」を表示させてみて下さい。
現在読み込んでいるプロジェクトで一度も「出力設定」ウインドウを表示していない場合、文法的に問題のあるRSSフィードが生成されてしまう不具合が
Ver 0.96〜0.97あたりで発生していたことを確認しています。一度「出力設定」ウインドウを表示させて、OKボタンで閉じて下さい。(設定を変更する必要はありません。もちろん、変更しても構いませんが。)
もしくは、Ver 0.971以降のバージョンをご使用下さい。
[A] 文法チェックしてみて下さい。XMLヘッダを編集した場合は「自動生成」にしてみて下さい。
作成したRSSフィードをブラウザで表示させるとエラーメッセージが表示される場合は、XMLの文法的に何か問題が発生している可能性があります。
まずは、RSS/Atom Feed Validatorなどの文法チェックサービスを使って、文法上の問題がないか確認してみて下さい。
もし、文法上の問題があるようなら、その問題表示をサポートフォーラムなどでご提示頂ければ何らかの解決策の回答ができると思います。
また、「出力設定」ウインドウ内でXMLヘッダを自由記述している場合は、自動生成に戻してみて下さい。
XMLヘッダに必要な記述が不足していると、ブラウザ上でエラーになります。
[A] BOMを加えると確実に判別できます。
Fumy RSS & Atom Makerは、UTF-8コードにも対応していますので本来なら正常に読めるはずです。
しかし、ファイルの内容によっては文字コードを誤判別してしまうことがあります。
確実にUTF-8コードであると判別させるには、BOM(Byte Order Mark)付きのUTF-8ファイルとしてHTMLを作成してください。
ファイルの先頭にBOMを発見すると、確実にUTF-8コードであると判別します。
[A] 文字コードが統一されている場合は「自動判別」をOFFにして下さい。
Fumy RSS & Atom Makerは、文字コードを自動的に判別して解読しようとします。
しかし、ファイルの内容によっては文字コードを誤判別してしまうことがあります。
もし、サイト上で使用している文字コードが統一されているのであれば、自動判別機能をOFFにして、サイト上で使用している文字コードを指定して下さい。
文字コードの設定は、「サイト設定」ウインドウ内の「ファイル・フォルダ」タブ内にある「文字コード」枠内の「ローカルファイルの文字コード」欄で設定できます。
ここで「自動判別」ではなく、お使いの文字コードを選択して下さい。
※注意※ この設定は、Ver 0.95β以降のバージョンでないと有効になりません。(それ以前のバージョンにも設定項目はありますが、自動判別した結果が優先されてしまう仕様になっていますので、設定しても意味がありません。)
[A] (Ver 0.97β現在)不具合として認識しています。
「サイト設定」ウインドウ内の「除外規則」ページで、「除外フォルダを追加」ボタンをクリックすると本来ならフォルダの一覧が表示されます。
しかし、フォルダ選択ウインドウの中に何も表示されない場合があります。
この現象は不具合として認識していますが、どういう条件の場合に発生するのか原因がまだ特定できていないため、解決に至っていません。
もし、フォルダ選択ウインドウの中に何も表示されない場合は、「除外ルールを追加」側でフォルダ名を指定するなどして代用してください。
※この現象が発生した場合は、どのようなフォルダで発生したのかご報告いただけると大変助かります。(サポートフォーラムをご利用いただいても構いませんし、メールでお知らせいただいても構いません。ご協力をよろしくお願いいたします。)
[A] 最新版をご使用下さい。
古いバージョン(Ver 0.80β未満)では、Update Ping送信ウインドウや、FTPウインドウ上でフリーズしてしまう現象がまれに発生していました。 特に全自動実行を試した際に発生していたようです。 最新版では解決していますので、最新版をご使用下さい。
[A] 最新版をご使用下さい。
古いバージョン(Ver 0.971β以下)では、RSS/Atomフィードに含める最大文字数を設定しても、正しく反映されずに全文が収録されてしまうことがありました。 (最大文字数の指定が無視されるか正しく解釈されるかは、解析元のファイルと文字数制限の値によって様々で、反映される場合もあれば反映されない場合もあります。) この問題は、Ver 0.972βで解決いたしました。最新版をご使用下さい。
[A] ヘルプファイルのセキュリティ設定で、アクセスブロックを解除して下さい。
付属のヘルプファイルを表示させた際、「ウェブページへのナビゲーションは取り消されました」などと表示されて中身が読めない場合があります。
その場合は、ヘルプファイル(fRssAtom.chm)のセキュリティ設定で、アクセスブロックを解除して下さい。
具体的な操作方法は、「CHM形式のヘルプファイルがエラーで表示されない場合の対処方法」をご参照下さい。
[A] RSS Auto-Discoveryの記述を忘れていませんか?
「RSS Auto-Discovery」の記述をHTMLに含めていますか?
「RSS Auto-Discovery」とは、HTMLに対するRSSフィードの位置を示すための記述で、HTML内のhead要素に記述するものです。
この記述がHTML中に存在しない場合は、Update Pingを送ってもRSSの存在が認識されません。
例えば、作成しているウェブが http://www.example.com/ だったとすると、
最低でも http://www.example.com/index.html ファイル中に、RSSの存在を示す「RSS Auto-Discovery」の記述が必要です。
Pingサーバは、この「RSS Auto-Discovery」の記述を参照することでRSSファイルの存在を把握し、更新情報をチェックします。
「RSS Auto-Discovery」の記述方法については、付属のマニュアルなどに記載しておりますので、もしご不明でしたらご参照下さい。
なお、「RSS Auto-Discovery」の記述は、最低でもトップページに存在すれば良いのですが、できればすべてのページに記載されることをお勧めいたします。
[A] RSSフィードの更新はすぐに認識されるわけではありません。
ウェブ上のRSSリーダーサービスや、RSSリーダーソフトは、一定間隔ごとに指定されたRSSフィードを読みに行きます。
ですから常に最新の情報が表示されるわけではありません。ご使用のRSSリーダーによっては、情報が更新されるまでに時間がかかる場合があります。
RSSフィードの内容は、自分でアップロードしたRSSファイルを直接ブラウザで表示させるなどして確認してください。
[A] できます。
個人サイトでも法人サイトでもご自由にご活用下さい。商用・非商用も問いません。どなたでも目的に関係なくご使用頂けます。
ウェブサイト作成業者様によるご活用もご自由にどうぞ。(※ただし、当ソフトウェアそのものを販売してはいけません。)
[A] サーバ上のファイルは読めませんが、合成するCGIはあります。
Fumy RSS & Atom Makerは、ローカルにあるファイルの内容を読み取って情報を自動抽出しRSS/Atomフィードを作成するソフトウェアです。
ですので、サーバ上にあるRSS/Atomフィードを直接読んだり合成したりすることはできません。
しかし、サーバ上にある複数のフィードを合成するCGIを別途用意していますので、それをご活用頂くことで、
「サーバ上にあるRSSフィード」と「Fumy RSS & Atom Makerで作成したRSSフィード」を合成して1つのフィードにすることは可能です。
詳しくは、当サイトのフリーCGIコーナーにある「Fumy Marge RSS」ページをご参照下さい。
[A] 本ソフトは、更新履歴のようなページがなくても、各ページの内容を自動的に読み取ってフィードを作成できるソフトウェアです。
Fumy RSS & Atom Makerは、更新履歴のようなページをわざわざ用意しなくても、自動的にHTML(など)の中身を更新時刻順に読み取ってRSSフィードを生成するソフトウェアです。
なので、逆に言えば、更新履歴ページに掲載している内容から(サイト全体の)RSSフィードを作ることはできません。
更新履歴ページに掲載されている内容(の一部)をRSSフィードの概要(Summary)または内容(Content)として含ませられればそれで良いのであれば、「サイト設定」の「情報抽出方法」タブで抽出範囲を設定することで実現は可能です。