Fumy RSS & Atom Maker Ver 0.71β
オンラインヘルプ 2006年03月13日版

RSS/Atomフィードに関する詳細設定

本ソフトウェアを用いて出力するRSSフィードやAtomフィードの内容や構成に関する詳細な設定を行うことができます。 この設定はオプションであり、何も設定を変更せず、標準設定のまま使用しても問題はありません。 望みのRSS・Atomフィードの構成がある場合は、ここから細かな設定を行って下さい。

(このページでの設定には、必須項目はありません。)

出力設定の各項目:


「出力設定」ウインドウの表示

「出力設定」ウインドウは、メインメニューが表示されている状態で、ツールバーを操作することで表示できます。

1 「出力設定」ボタン ツールバー上にある「出力設定」ボタンをクリックするか、メニューの「設定」→「出力設定」をクリックします。
2 「出力設定」画面
(画像クリックで拡大)
すると、左図のようなウインドウが開きます。(最初には「RSS1.0」タブが選択されています。)
このウインドウで、出力するRSS/Atomフィードに関する詳細な設定を行います。

※ここで、設定が必須な項目は1つもありません。すべて、デフォルト設定のまま使用しても、正しくRSS・Atomフィードは生成されます。生成されたフィードが気に入らない場合や、出力をカスタマイズしたい場合に利用して下さい。

各設定項目について、以下で詳しく説明しています。 必須項目はありませんが、既に入力されている内容を削除するなど、 必要な情報が不足すると、正しくRSS/Atomフィードが生成できない可能性がありますのでご注意下さい。

RSS/Atomフィード全般の設定

「RSS1.0」・「RSS2.0」・「Atom0.3」ページ内には、「全般」と「ヘッダ」の2つのサブページがあります。 ここでは、「全般」側の説明をします。

1 「出力設定」画面
(画像クリックで拡大)
左図の「全般」ページでは、次の項目を登録します。※ここでは例として「RSS1.0全般」ページ。

基本設定:
  • タイトルの最大文字数
  • 概要の最大文字数
モジュールの設定:
  • モジュール Dublin Core を使うかどうか
  • モジュール Syndication を使うかどうか
  • モジュール Content を使うかどうか
※指定した最大文字数を超えると「 ... 」を表示して以降を省略するようになります。
※RSS1.0では、「Dublin Core」を使わない設定にすると、更新情報を伝えるRSSとしては情報不足なフィードになってしまいますのでご注意下さい。

ここでの「最大文字数」は、「最大バイト数」と同義です。日本語文字は、1文字で2バイトですから、最大文字数の指定が128文字のとき、すべてが日本語文字だとすると、実際に使用される文字数は64文字になります。

RSS/Atomヘッダ編集

「RSS1.0」・「RSS2.0」・「Atom0.3」ページ内には、「全般」と「ヘッダ」の2つのサブページがあります。 ここでは、「ヘッダ」側の説明をします。

1 「出力設定」画面
(画像クリックで拡大)
左図の「ヘッダ」ページでは、次の項目を登録します。※ここでは例として「RSS1.0全般」ページ。
  • XMLヘッダを付加するかどうか
  • XSLを指定するかどうか
  • RSS/Atomヘッダの確認(編集も可)
※RSS/Atomヘッダは、「全般」側で選択したモジュールに合わせて、適切なヘッダが生成されるようになっています。手動で編集する場合は、モジュールに合わせて必要な情報をすべて記述するよう気を付けて下さい。

※ここでの設定は、RSS1.0・RSS2.0・Atom0.3で、それぞれ別々に保存されます。

(モジュール)Dublin Core に関する設定

モジュール「Dublin Core」では、作者情報・ジャンル・著作権表示などの情報を含めるかどうかを指定できます。 ここでの設定は、RSS1.0・RSS2.0・Atom0.3すべてに共通して有効になります。

1 「出力設定」画面 Dublin Core ページ
(画像クリックで拡大)
左図の「Dublin Core」ページでは、RSS/Atomフィード内に次の項目を含めるかどうかを選択します。
  • ファイル更新日を含めるかどうか
  • 作者名を含めるかどうか
  • ジャンル・分類名を含めるかどうか
  • メディアタイプを含めるかどうか
  • サイト提供母体名を含めるかどうか
  • サイトの協力者名を含めるかどうか
  • 内容の種類を含めるかどうか
  • 識別IDを含めるかどうか
  • 言語名を含めるかどうか
  • 著作権表示を含めるかどうか
含めたい項目にだけチェックを入れます。
※「ファイル更新日」のチェックを外すと、RSS1.0では更新日時情報を含めなくなってしまいますので、外さないようにして下さい。

ここで何を指定していても、RSS1.0・RSS2.0・Atom0.3の各設定で「Dublin Coreを使う」設定になっていなければ、これらの情報はフィードに含まれません。

(モジュール)Syndication に関する設定

モジュール「Syndication」では、更新頻度に関する情報を含めるかどうかを指定できます。 ここでの設定は、RSS1.0・RSS2.0・Atom0.3すべてに共通して有効になります。

1 「出力設定」画面 Syndication ページ
(画像クリックで拡大)
左図の「Syndication」ページでは、RSS/Atomフィード内に次の項目を含めるかどうかを選択します。
  • 更新期間:
    • daily(毎日), weekly(毎週), monthly(毎月), yearly(毎年)...
  • 更新頻度:
    • 数値で指定
例えば、更新期間が「weekly(毎週)」で、更新頻度が「3」なら、「毎週3回更新」という意味になります。

ここで何を指定していても、RSS1.0・RSS2.0・Atom0.3の各設定で「Syndicationを使う」設定になっていなければ、これらの情報はフィードに含まれません。

(モジュール)Content に関する設定

モジュール「Content」では、フィードにコンテンツ全体を含める場合の含め方を指定します。 ここでの設定は、RSS1.0・RSS2.0・Atom0.3すべてに共通して有効になります。

※RSSでは、「Contentモジュール」を使用する設定にしないとここでの設定は使用されません。 Atomでは、「Content要素」を使用する設定にしていないとここでの設定は使用されません。

1 「出力設定」画面 Content ページ
(画像クリックで拡大)
左図の「Content」ページでは、次の項目を設定します。
  • 最大文字数
  • 内容設定:
    • 内容に含まれるHTML・XHTMLもすべて含める
    • 内容に含まれる文字列だけを抜き出す(HTML・XHTMLタグを取り除く)
最大文字数に「 0 」を指定すると、文字数無制限になります。(どんなに長い文字列でもすべてを取り込みますので、ご注意下さい。)

ここで何を指定していても、RSS1.0・RSS2.0・Atom0.3の各設定で「Contentを使う」設定になっていなければ、これらの情報はフィードに含まれません。

Podcast(ポッドキャスト)用RSSを出力する設定

Podcast用のRSSを作成するための設定については、「Podcast(ポッドキャスト)用RSSを出力するには」ページで詳しく説明しています。

RSSに含めるURLの表記方法に関する設定

index.htmlなど、ファイル名を省略してもアクセス可能なファイルに対して、ファイル名を省略したURLで記載するか、それともファイル名まで含めたURLで記載するかを設定できます。
標準では、ファイル名まで含めたURL表記が採用されます。

1 「出力設定」画面 URL ページ
(画像クリックで拡大)
左図の「URL」ページでは、デフォルトファイル名を省略したURL表記を採用するかどうかの設定と、デフォルトファイル名として解釈するファイル名の設定を行います。

デフォルトファイル名には、標準で「 index.html 」、「 index.shtml 」、「 index.htm 」の3つのファイルが登録されています。 これら以外にもデフォルトファイル名がある場合は、ここで登録して下さい。

※標準ではOFFです。省略したURL表記を使用したい場合は、ここでチェックを入れておく必要があります。
※デフォルトファイル名は、プロジェクトごとに保持されます。


「出力設定」に関する説明は以上です。

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