17時04分39秒 [ソフトウェア]
2月8日頃に自宅に届いていた「一太郎2019 プレミアム版」をようやくインストールしました。(^_^;)
自宅メインPCと、仕事用PCの2台に。(ライセンス上は、3台までインストール可能。)
一太郎のアップグレードパッケージには、通常版・プレミアム版・スーパープレミアム版の3種類がありますが、私が調達したのはプレミアム版です。
上記の写真には「スーパープレミアム」の文字も見えますが、それは説明冊子が「プレミアム版・スーパープレミアム版共通」の冊子だからです。
写真の下の方に少しだけ見えている黒い物体は、ジャストシステムサイトでの予約特典の何か。……なんだっけ、トートバッグか何かだったかな。
ぶっちゃけ一太郎の予約特典は、毎年特に不要なものばっかりなので、付けてくれなくて良いんですけどね……。(^_^;;;
原価がいくらなのか知らないけど、無駄な特典を削減する分、多少のポイントでも付けてくれる方がよほど嬉しいです。
以下は、そんな一太郎2019の話。
一太郎は昨年にもアップグレードしたので、今年は見送ろうかな……と思っていたんですけども、今年のプレミアム版には「日本語シソーラス第2版 類語検索辞典 for ATOK」が含まれていて、その類語収録数は、既に私がATOK用に所有している「角川類語新辞典」よりもずいぶん多いとのことだったので、これは買うしかあるまい、ということで買うことにしました。^^;(あと、明鏡国語辞典 第二版も含まれています。)
「日本語シソーラス第2版 類語検索辞典」というのは、紙書籍版だと1冊16,200円するので、これだけでも一太郎のアップグレード料金を上回ります。(^_^;)
類語辞典って、紙だと引くのが大変でほとんど役に立たないと思うんですが、これがATOK搭載になると、[Ctrl]+[Tab]で入力単語に対する類語を調べられるので激しく便利になります。
文章を書くことを生業にしている人々なら(これらのATOKアドオンは)必携と言っても過言ではありません。
というわけで、今年も見送らずに「一太郎2019」のアップグレードパッケージ(のプレミアム版)を購入したのでした。
最近のジャストシステムは、ATOK用の類語辞典や電子辞典を単体では販売せずに、一太郎パッケージにバンドルしてしか販売しないようになりましたよね……。(^_^;;;
一太郎そのものを販売する戦略ですよね。
まあ、一太郎自体も電子書籍製作ツールとしてとても役に立つので、良いんですけども。
過去のブログ記事を確認してみたところ、そもそも昨年に「一太郎2018 プレミアム版」を購入したのも、「広辞苑 第七版 for ATOK」を手に入れるためでした。^^;
これ、来年以降もこういう感じになるのかな……。^^;
プレミアム版のアップグレードパッケージは、直販で税抜15,000円ですが、そこからジャストシステムのポイントを4,000pt使ったり、特典割引1,500円とかがあったため、結局税込10,580円で買えました。
私は1月が誕生日で、ジャストシステムは誕生日の前後7日間だけ、購入者に500円分のポイントをくれるサービスをしています。
一太郎は毎年2月頭の発売なので、一太郎を予約すると必ず500円分のポイントがもらえるというありがたいことになっています。(^_^;)
一太郎2019をWindows7 PCにインストールする際には問題なかったんですが、Windows10 PCにインストールする際には、「INSTALL.MTX 内部エラー」というエラーが表示されてインストールが進行しない問題が2回発生しました。
エラーダイアログは以下の通りです。
表示される文面は以下の通り。INSTALL.MTX のほか、 UNINSTALL.MTX も表示されました。
【C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Temp\INSTALL.MTX】123行 1列
内部エラーが発生しました
[確認] [ヘルプ]
このダイアログが出ると、ユーザ側(=私)が「確認」ボタンを押すまで、インストーラの処理は止まったままで、一切進行しませんでした。
DVDの回転音も読み込み音も一切しない状態で、ずいぶん時間がかかっているなあ……と思ったら、背後でこんなダイアログが出ていたのでした。^^;
このエラーダイアログは、インストーラの進行ウインドウの背後に隠れていたので、単に進行画面を眺めているだけでは「インストーラが停止している」という事実以外がさっぱり分からない状態でした。PCに明るくない人の場合には結構困るんじゃないでしょうかね……? という気はしました。
同様の問題は他で発生しなかったんでしょうか。(うちだけの問題?^^;)
ハッキリとは覚えていませんが、インストーラが背後で一旦一太郎を起動させた際に、一太郎側が表示しているエラーダイアログっぽいです。temporaryフォルダに入っていたINSTALL.MTXファイルを覗いてみたところ、何らかの(たぶん一太郎で実行される)マクロファイルっぽい感じでした。
このマクロの一部が何故か実行時エラーになってしまうようです。停止してしまう行番号を見たところ、単に最後の最後に「完了したよ」とメッセージを表示するダイアログ表示部分で止まっている感じだったので、実作業自体には影響なかったのか、単に「確認」ボタンを押してマクロを終了させて、インストーラの背後で開いていた一太郎を自力で終了してやれば、インストーラの動作は継続しましたけども。
たぶん、一旦起動された一太郎が終了するまで、インストーラは次の作業に進まないような処理になっていたんだろうな、と思います。
インストールの過程でマクロ(っぽいもの)がエラーを出すとは、なんとも珍しいです。ジャストシステム製ソフトでは。
※なお、INSTALL.MTX と UNINSTALL.MTX とでエラーは2度表示されたんですが、どちらもそのファイルは(ユーザフォルダ内にあるテンポラリフォルダに格納されていたため)インストール処理が完了した後には自動削除されていて、後から中身は確認できませんでした。残っていたらコピーして置いとこうかなと思ったんですが。^^;
想像ですが、同梱されているPDF編集ツール「JUST PDF4」を、一太郎上で動作するアドオンとして登録する際に、
という処理を、一太郎側のマクロで実行しているのかな? という気がします。
(アドオン自体はちゃんと登録されていましたが。)
タイムリーなことに、ジャストシステムサイト上で一太郎2019へのアンケートが募集されていたので、そこの自由入力欄で報告はしておきました。
Windows10環境で昨年から一部界隈ですごく問題になっていたのが、縦書きモードで使っていても長音記号「ー」などが横向きになってしまって縦書き編集が激しく困難になる不具合です。。
使うフォントによってはちゃんと縦書き用の表示になるものもあったので、そういうフォントを探せば対処可能ではあるんですが、印刷を目的とする場合にはやはり自由にフォントを選べないと困ります。
これは一太郎に限らない「Windows10側の問題」で、解消には時間がかかるとのことだったんですが、ようやく一太郎側で対処できるパッチがリリースされたようです。
一太郎2019をインストールしてから、すぐにアップデートを検索すると、1つありました。
早速インストール。
今のところ「一太郎2019」向けのパッチしか出ていないようですが、2018や2017向けにもリリースはされるっぽいです。
窓の杜でも下記のようにニュースになっていました。
■「April 2018 Update」の縦書きフォント問題を回避するパッチ、「一太郎2019」向けに公開(@窓の杜)
一太郎側で問題は回避できるものの、この原因はWindows10側にあるため、一太郎以外のソフトウェアで縦書きを表示する際には、同様の問題が発生する可能性はあります。
この問題が発覚してからずいぶん経っているのにWindows側では何も対処されないことからして、たぶんMicrosoftは「縦書き」などという表示形態を考慮する必要性を感じていないんでしょうね……。
まあそんなわけで、一太郎2019プレミアム版をインストールした話でした。
【関連日記】
●ググるよりも早く意味を調べられるATOKで、ググらなくなる(2015年3月28日)
●一太郎2018で「広辞苑 第七版 for ATOK」を手に入れた!(2018年2月12日)
●ATOK2016を導入。辞書引きが便利になって、リフレッシュナビが面白い(2016年2月15日)
■一太郎2019 パッケージ群(@Amazon.co.jp)
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