ローカルHTMLから情報を自動抽出してRSSフィードを作成
- 「Fumy RSS & Atom Maker」は、ローカルHDDに存在するHTMLファイル等の内容を読み取って情報を自動抽出し、RSSフィードやAtomフィードを自動作成するフリーソフトです。
- 指定されたフォルダ以下の全ファイルを更新日時順に調べ、ファイルの中身からタイトルや概要を自動抽出するため、最初に設定さえすれば、あとは何も編集することなく自動的にRSS・Atomフィードの作成を完了できます。(※自動生成前には、必要に応じて手動で書き加えることも可能です。)
- 一般的に、RSS・AtomフィードはブログなどのCMSツールを使わないと容易には作成できませんが、この「Fumy RSS & Atom Maker」を使えば、自力で(手動で)HTMLを記述している場合であっても、まるでCMSツールを使っているかのうようにRSS・Atomフィードを簡単に自動作成することができます。
- ブログなどのCMSツールを利用せず、自力でHTMLを記述しているウェブサイトでも、手軽にRSS・Atomフィードを公開できるようになります!
FTP機能・Ping送信機能を搭載
- このソフトウェアはFTP機能を搭載しているため、作成したRSSフィードファイルをそのままウェブサーバへアップロード可能です。別途FTPソフトを使って転送する手間が省けます。
- さらに、Update Ping送信機能も搭載していますから、各種Pingサーバへ更新情報を送ることも可能です。 この機能を使えば、手動で製作・更新しているウェブサイト内のページであっても、まるでブログのように更新情報をPingサーバへ伝えられます。
- FTP情報はプロジェクトごとに保存できますから、RSSフィードを生成したいウェブサイトが複数ある場合でも問題ありません。
- Update Ping送信先のサーバの登録は、いくつでも自由に増減できます。登録したすべてのPingサーバに対して順番にUpdate Pingを送信できます。 Pingサーバの情報は全プロジェクトで共通して利用されますが、どのPingサーバへ送信するのかはプロジェクトごとに選択(保存)可能です。
フィード生成→アップロード→Ping送信:全自動処理も可能
- RSS/Atomフィードの自動生成、FTPでのアップロード、Update Ping送信……という一連の作業を、完全に全自動で実行する機能もあります。
- この全自動機能を使えば、最初にボタンを押すだけで、あとは何もせずに待つだけですべての処理が完了します。
- 設定次第では、ソフトウェアの起動と同時に全自動処理を開始することも可能です。 その場合は、ボタンを押す操作すら不要で、フィードの作成からPing送信まで済ませられます。 Windowsの標準機能である「タスクスケジューラ」と併用することで定期的にUpdate Pingを送信するような用途にも使えるでしょう。
「Fumy RSS & Atom Maker」の機能と特徴まとめ
- ローカルHDD内にあるファイルから、RSSフィードやAtomフィードを自動作成。
- ファイルの中身を解析し、自動的にRSS・Atomフィードに含める情報を抽出。
- 情報を自動的に抽出する方法は、ユーザが選択・設定可能。
- 右図のように、「ページタイトルをどこから抽出するか」・「概要文章をどこから抽出するか」・「エントリー内容をどの範囲から取得するか」・「ジャンル情報をどこから取得するか」を自由に設定できます。
- 指定した方法ではうまく情報が抽出できなかった場合には、自動的に他の方法を試みて、なんとか何らかの文字列をフィードに収録できるように動作します。
- HTMLファイルに限定せず、様々な形式のファイルからRSSフィードやAtomフィードを作成可能。(※情報の自動抽出はテキストファイルに限りますが、フィードに含める対象はテキストファイル以外も可能。)
- フィード用に自動抽出した情報(文字列)は、出力前にユーザが自由に修正することも可能。
- 出力可能フィードの種類は、RSS1.0, RSS2.0, Atom0.3の3種類をサポート。
- ローカルファイルの文字コードは自動判別。RSS・Atomフィードは、SHIFT-JISまたはUTF-8で出力可能。
- FTP機能を内蔵しているので、作成したフィードファイルを直接ウェブサーバへアップロード可能。
- Update Ping送信機能を内蔵しているので、各PingサーバにUpdate Pingを手軽に送信可能。
- 音楽ファイルが対象になっていれば、iTunesへ配信するPodcast用RSSフィードを出力可能。(試験実装)
- 検索エンジン向けのサイトマップファイル(=Sitemap XML)を出力可能。(試験実装)
- ボタンクリック(もしくはソフトウェアを起動するだけ)で、情報抽出~RSS作成~アップロードまで、すべての作業を全自動で実行できる機能も搭載。
- 各ボタンなどには極力ツールチップで説明を表示するように設計。
- 設定次第では、HTMLファイル以外のファイルのRSS・Atomフィードを作成することも可能なので、例えば「最近追加された画像のRSS・Atomフィードを作成する」といった用途にも活用可能。
Windows用フリーソフト
- 本ソフトはWindows上で動作するフリーソフトです。どなたでも無料でご使用頂けます。
- Windows10 64bit版での動作も確認済みです。Windows 10, Windows 8.1, Windows 8, Windows 7, Windows Vista, Windows XPで動作します。(既に今となっては新たな動作確認ができませんが、Windows 2000, Me, 98でも動作可能です。) 単独で動作しますので、特に必要な外部ツールはありません。
機能やメリットの紹介記事
「Fumy RSS & Atom Maker」の機能やメリットに関して、下記の記事でもご紹介頂いております。ぜひ、ご参照下さい!
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窓の杜NEWS (2005/11/30)
→ 指定フォルダ以下の最新HTMLファイルからタイトルや概要を抽出しRSSを自動生成。ブログなどを使わずHTMLエディターで制作しているWebサイトのRSS配信に便利。 -
ベクターソフトニュース (2006/03/29)
→ 更新されたファイルから自動的にRSS/Atomフィードを作成してくれるソフト。 -
Web担当者Forum (2007/01/24)
→ 一歩進んだ情報発信に効果的なRSS配信・管理ツール。CMSでなくてもRSSフィードを簡単に作成・配信。 -
窓の杜ライブラリ(2007/07/10)
→ 指定フォルダ以下の最新HTMLファイルからタイトルや概要を抽出しRSSを自動生成。
このフリーソフトは、どなたでも無料でご利用頂けます。個人・法人、商用・非商用等の区別なく、ご自由にご利用下さい。
そのほか詳しくはソフトウェアの使用条件(ライセンス)項目をご参照下さい。