Update Ping 送信機能を用いてPingサーバにUpdate Ping を送信するには、事前にPingサーバを登録しておく必要があります。(デフォルトで11個のPingサーバが既に登録されていますので、それ以外に登録したいサーバがなければ設定しなくても構いません。)
Pingサーバの設定は、「サイト設定」の「Ping」項目から行って下さい。
Update Ping送信機能は、メインメニューが表示されている状態で起動することができます。
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Update Ping送信機能を使用するには、メインウインドウのツールバーにある「FTP/Ping」ボタン(左図)をクリックして、「Update Ping を送信」メニューをクリックするか、
メニューの「走査・出力」→「Update Ping を送信」をクリックします。
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すると、左図のようなウインドウが開きます。
ここで、Update Pingの送信を行います。
ウインドウ上部には、登録済みのPingサーバの一覧が表示されていますので、Update Ping を送信したいPingサーバにチェックを入れます。
「送信」ボタンをクリックすれば、Update Ping の送信が開始されます。(詳しくは下記参照)
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Pingサーバが登録されていて、送信したいPingサーバが選択されている状態であれば、このウインドウで行うことは「送信」ボタンをクリックすること、ただ1つだけです。
他には何もする必要はありません。
「送信」ボタンのクリックだけで、サーバへの接続・Update Ping の送信・サーバからの切断...という一連の処理が完了します。
(従って、特に問題がなければ、以下の説明を読む必要はないでしょう。)
Update Pingウインドウは、次の項目で構成されています。
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@ Pingサーバリスト: Update Ping を送りたいサーバのリストです。
A 送信対象チェック: 実際にUpdate Ping を送信したいサーバにチェックを入れます。
B Ping送信状況ログ: サーバとの通信状況が表示されます。エラーメッセージもここに表示されます。
C 送信ボタン: このボタンをクリックして送信処理を開始します。
D 閉じるボタン: ウインドウを閉じます。
Update Ping 送信機能を用いてサーバに接続し、Pingを送信している間、通信ログは以下のような感じになります。
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特に問題が発生しなければ、[サーバへの接続]→[Update Pingの送信]→[サーバからの切断] → [次のサーバへの接続]…という一連の処理が自動的に行われます。
最後に、「すべての送信処理は完了しました.」と表示されたら、Update Ping送信完了です。
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サーバとの通信でエラーが発生した場合は、ログ内に赤色でエラー内容が表示されます。
サーバが混雑している場合など、サーバからの返事が届かなかった場合でもエラーが表示されます。
その場合は、何度も送信せず、時間をおいてから再度試してみて下さい。
なお、通信内容は、ログ表示欄を右クリックすることで、任意のテキストファイルに保存できます。
Update Ping を送信する前に、対象ウェブサイトのトップページのHTML内に、RSS Auto-Discovery の記述があるかどうかを確認して下さい。
「RSS Auto-Discovery」は、「そのウェブサイトに対応するRSS(Atom)フィードの場所」を、HTMLファイル内に記述しておく仕組みです。
この記述があれば、HTMLを参照するだけでRSS(やAtom)フィードの存在を知ることができます。
逆に、この記述がないと、RSSフィードの存在を知ることができません。
対象ウェブサイトのトップページのHTML内に、RSS Auto-Discovery の記述がない場合は、記述しておくようにして下さい。
RSS Auto-Discoveryの記述は、次のようにします。
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS 1.0" href="http://(RSS1.0のURL)" />
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS 2.0" href="http://(RSS2.0のURL)" />
<link rel="alternate" type="application/atom+xml" title="Atom" href="http://(AtomフィードのURL)" />
…などのように、HTMLファイルのhead要素(<head>〜</head>)に含めておきましょう。
もし、RSS Auto-Discoveryの記述が、対象ウェブサイトのトップページになく、別のページにのみ記述されている場合は、
次の設定を行って下さい。
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「Ping設定補助」ボタンをクリックすると表示される「Pingに含める情報」欄にある
「送信するURL」という欄に、RSS Auto-Discoveryの記述のあるページのURLを入力します。
(標準では、トップページのURLが使われます。)
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こうすることで、PingサーバがRSS/Atomフィードを読むことができるようになります。
Ping送信に関して、以下のオプションを設定できます。
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「Ping送信設定」ボタンをクリックすると、各種オプションの確認・設定ができます。
■タイムアウト時間の設定
「Timeout」という欄に、Pingサーバとの通信を行う際に反応を待機する最大時間の設定ができます。
単位はミリ秒です。10000ミリ秒以上の自由な値を設定できます。
ここでは、設定を一時的に変更できるだけです。ずっと設定を変更したい場合は、「サイト設定」ウインドウの「Ping」項目から設定して下さい。
■サーバレスポンスの保存
「Pingサーバのレスポンスを個別にファイル化」というチェックボックスにチェックを入れると、Pingサーバからのレスポンスを、サーバごとにXMLファイルとして保存することができます。
XMLファイルは、アプリケーションを格納しているフォルダに PingRes1.xml 、 PingRes2.xml 、PingRes3.xml …… のようなファイル名で保存されます。(※番号は、Pingサーバの設定番号です。現行バージョンでは、ファイル名の指定はできません。)
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こうすることで、PingサーバがRSS/Atomフィードを読むことができるようになります。