12時43分47秒 [Office系ソフト, 広兼ゼミ]
ワープロソフトといえばMicrosoft Word、というのがもはやデファクトスタンダードですから(一太郎ごめんよ^^;)、卒論・修論とかの大学の論文でもほとんどがWordで書かれます。
今期の学部生も、(うちのゼミでは)みんなWordで書いていたと思います。
ある程度長い文書を書く場合、Wordに搭載されているいろんな機能を活用する方が、便利に作成できます。
例えば、各ページにページ番号を振ったり、目次を自動的に生成したり、といったものです。
それらの機能を有効に活用して論文を作ってくれるといいんですが、どうも、それ以前の問題で、「それを使わなかったら相当不便では?」と思う機能すら、活用できてない人が多いように思います。
一番気になるのは、「改ページ」機能を全く使わない人。
この機能を使わないなんて、私には考えられないんですが、実際にこの機能を使ってない人が多いです。
では、どうやって改ページするか?
というと、ページの終わりまで、ひたすら改行しまくって、次のページに送ってるんですね。
この方法は非常に後々面倒だということが分かっていないのか、それとも分かってるんだけど、「改ページ」という機能が存在することを知らないのか。
PCの初心者には、「改行できる」ということすら知らない人が居ます。
そういう人は、どうやって次の行に移るかというと、行末までひたすらスペースを打ちまくって、次の行に移ります。
この力業な改行方法がマズいことは、多くの人が分かると思うんです。
ではなぜ、それと同様に、ページ末尾まで改行を打ちまくってページを変えることが問題だと思わないんでしょうか?
向きが横から縦に変わっただけで、やってることは一緒なんですけどね。^^;
念のために説明しておくと...
「改ページ」機能を使わずに、ひたすら改行しまくって(=空行を作って)ページを変えると、途中に1行挿入するだけで、それ以降の全てのページ構成が1行ずつずれておかしくなってしまいます。ページ数が多ければ、これを修正するのは非常に手間です。
(改行するために、行末に空白を打ちまくって改行させている文書の途中に、文字を挿入することを考えれば、容易に分かると思いますが。)
また、1ページあたりの行数設定を変更した場合や、用紙設定をA4からB5に変えたりした場合でも、全ページを修正しなければならなくなります。
「改ページ」機能を使えば、途中に何行挿入しても、ページを変えたいところで適切にページが変わります。もちろん、1ページの行数を変更しても、用紙サイズを変更しても、望む箇所でページが変わります。
なんでこういう話を今するかというと...
今、複数の人が書いた論文を合体させて、1つのでかい文書を作成しているからなんですが。^^;
目次機能とか、図表番号機能とかを活用して作成してくれれば、コピー&ペーストだけで、適切に目次が作成できて、図表番号も適切に番号が振られるのでありがたいんですけど、そこまでは望まないから、せめて改ページくらい使ってくれ、…と思うんです。^^;;;